液タブを使う場合どのような時に保護フィルムを貼ると便利に使える?
液タブは慣れればとても便利なものなため、液タブを使ってイラストを描く方は増えています。
しかし、便利な液タブでも使いにくく感じてしまう場面があります。
その使いにくさをカバーするものとして保護フィルムがあり、保護フィルムを画面に貼ることによって、使いにくい場面でも使いやすい状態にすることができます。
では、具体的にどのような時に保護フィルムを貼ると、便利に使うことができるのでしょうか。
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画面が滑って描きにくく感じる時
液タブは、ペンで画面に直接描けるようなものになるため、画面が滑りやすい状態だと描きにくくなってしまうことがあります。
画面が滑りやすいと、当然ペンが滑りやすくなり、自分が思ったように線を引いたりすることができなくなる場合があります。
つまり、ペンが滑りやすいことで、ペンを上手にコントロールすることが困難になり、失敗しやすくなるのです。
描き間違いが多くなり、何度も描き直していると、時間を無駄に使ってしまいます。
また、余計なストレスが溜まってしまうこともあります。
それらのことを防ぎ、スムーズに描いていくには、画面を滑りにくくする必要があります。
画面の滑りを軽減するものとして、保護フィルムがあります。
メリットを半減させないためにも
液タブの良い点は、アナログに近い感じで絵を描けることです。
画面に専用のペンで描くと、それに反応して画面には線が引かれたり、色を付けたりすることができます。
つまり、液タブ本体がキャンパス的な役割もしているため、今までアナログで描いていた方も慣れやすく、あまり違和感を感じることなく絵を描くことができます。
ですが、画面が滑りすぎると、アナログに近い感じで描けるというメリットが半減してしまいます。
滑ることに慣れていれば問題ないかもしれませんが、多くの方は滑りすぎることで描きにくく感じてしまいます。
液タブのアナログに近い感覚で描けるというメリットを半減させないためにも、画面を滑りにくくするようにしましょう。
画面を滑りにくくするアイテムとして保護フィルムがあり、保護フィルムを画面に貼ることで余計な滑りをなくすことができます。
余計な滑りがなくなればペンをコントロールしやすくなり、液タブに慣れるまでの時間は短くなることでしょう。
抵抗が加わることで描きやすくなる
描いている時にペンが滑りすぎないようにするには、抵抗を加える必要があります。
抵抗が少ないからスルスル滑りやすくなるわけで、抵抗が加われば自然とスルスル滑りすぎるようなことはなくなります。
保護フィルムを貼れば、画面に適度な抵抗が加わり、ペンを扱いやすくなります。
そのため、アナログで描いている時と似たような感覚で描き進めることができます。
「なんだか、滑って描きにくいな~」と感じる場合は、保護フィルムを貼ってみましょう。
抵抗が加わることでペン先が削れる可能性も
保護フィルムを貼れば画面が滑りにくくなって快適に描くことができますが、抵抗が生まれることでデメリットができてしまうこともあります。
画面に抵抗が加わると、抵抗が加わった分ペンにかかる負担は大きくなります。
そのことにより、ペン先が削れてしまう可能性があるので、液タブを使うときはペン先をチェックしましょう。
また、ペン先だけでなく、手にかかる負担も多少増える可能性もあります。
画面が滑りやすいと、ペンを上手くコントロールしようとして、手が疲れやすくなるような感じがします。
しかし、逆に画面が滑りにくくなることで、手に力が入りやすくなって、手が疲れやすくなる場合もあります。
ですから、保護フィルムを貼ると、手が疲れやすくなる可能性が少なからずあるということは考慮しておきましょう。
もし、保護フィルムを貼ることで手が疲れてしまい、描きにくく感じる場合は、フィルムを貼らずにペン先を滑りにくいものに交換することをおすすめします。
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画面が傷つくのを防ぎたい場合
液タブはデスクでしか使わないという方もいるかと思いますが、持ち運ぶことが多いという方もいることでしょう。
デスクだけで使っていても、外出先で使うことが多くても、長く使っていれば画面が傷ついてしまうことがあります。
また、汚れることもあり、画面が傷ついたり汚れたりすれば、描きにくさを感じてしまうことがあります。
液タブの画面は、アナログでいうキャンパスになるので、画面が傷ついたりすれば描きにくさを感じて当然です。
そのため、画面は傷つけたり汚したりしないように注意することが大切ですが、誤って傷をつけてしまうこともあります。
そのようなことを防ぐアイテムとして最適なのが保護フィルムで、フィルムを液タブの画面に貼ることによって画面を守ることができます。
何かにぶつからなくても傷がつく可能性がある
何かが画面にぶつからなくても、傷がつく可能性はあります。
液タブというものは、画面にペンを走らせることによって直接描くことができるものです。
つまり、画面にはペンが触れるため、ペンによって画面に傷がつく場合があるのです。
そのため、傷を防ぐような対策をしないで使い続けていると、画面が傷つく可能性があります。
前述したとおり、画面に傷がついてしまうと、描きにくさを感じてしまうことがあります。
ですから、「私は大事に扱っていて、傷をつけないから大丈夫」という方も、保護フィルムは使ったほうが良いです。
保護フィルムを貼っておけば、傷がついてしまう場面に出くわしたとしても、傷をつけずに済む場合があります。
反射を軽減したい時
液タブを使っている時に画面が反射すれば、当然描きにくくなってしまいます。
テレビやパソコンなどの画面もそうですが、反射すると見にくくなってしまいますよね?
そのことと液タブの画面は同じになり、見にくくなれば描きにくくなるだけでなくストレスも感じてしまいます。
ですから、液タブを使う上で反射を防ぐことは大切で、反射を軽減できるアイテムとして保護フィルムがあります。
画面が反射しにくくなるフィルムを使用すれば見やすくなるため、快適に作業することができます。
反射しやすい場所で作業しないことも大切ですが、しっかり反射対策をしたいのなら、反射を軽減することができるフィルムを使用しましょう。
ブルーライトから目を守りたい時
ブルーライトという光は眼精疲労の原因になり、パソコンやスマートフォン、テレビなど様々な機器の画面から発生しており、もちろん液タブの画面からも発生しています。
そのため、液タブを使って作業する時は、ブルーライト対策を行うことをおすすめします。
ブルーライト対策として有効なのが、ブルーライトカットメガネですが、保護フィルムの中にもブルーライトをカットするものがあります。
そのフィルムを貼ることでブルーライトをカットし、目にかかる負担を軽減することができます。
液タブでイラストを制作する時は、長い時間画面を見続けるので、ブルーライトをカットできるフィルムで目の健康を守りましょう。
ブルーライトをカットするフィルムを使う上で1つだけ気になることがあり、それは色合いが分かりにくくなる可能性があるということです。
ブルーライトをカットするフィルムの多くは黄色みがかっており、画面に貼ることによってイラストの色合いが変化してしまいます。
それでは、イラストを制作しにくくなってしまうため、黄色みがかっているのが気になる方には、フィルムを貼らずにクリアなブルーライトカットメガネをおすすめします。
まとめ
液タブに使用する保護フィルムというと、画面を傷から守るだけのようなイメージがありますが、画面を守る以外にも様々なメリットがあります。
フィルムを貼ることによってデメリットが軽減され、絵が描きやすくなります。
ですが、商品によって機能は多少異なるため、保護フィルムを購入する際はしっかり確認するようにしてください。
ここで説明した機能が全て備わっているとは限らないため、買ってから後悔しないためにも選ぶ際は注意が必要です。
参考URL・参考文献・根拠など
https://illust-info.xyz/ekitab-tukaikata/
https://blog.hirara.net/ekitab-kamvas-pro13-film/
https://note.mu/soguma/n/n8ce2a29766d5
https://pentablet.club/hogofilm