液タブを値段で選ぶ場合のポイントを紹介!機能や設定が重要?
液タブは、値段が高めのWacomもあれば、値段が安めのHuionやXP-Penなどもあります。
値段が高い機種のほうが、機能が優れているのだろうと考えてしまう方は多いかもしれませんが、一概には言えない部分もあるのです。
そのため、値段が安い液タブを選ぶ際のポイントと、値段が高い機種を選ぶ場合のポイントは違っているので、液タブの選び方について紹介しましょう。
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値段が安い液タブを選ぶ際のポイント
値段が安い液タブは、機能が優れていないと思っている方は多いかもしれませんが、意外にもコストパフォーマンスが優れている機種は多くあります。
しかし、選び方を間違えてしまえば、後悔する事になってしまうので、選ぶ際のポイントを紹介しましょう。
筆圧機能
液タブを選ぶ際には、最も抑えておかなければいけないポイントが『筆圧機能』です。
筆圧のレベルが低い場合には、専用ペンに力を入れても、あまり色や線を太くする事ができません。
それとは逆に、専用ペンにあまり力を入れなくても、極細で描く事も難しくなってしまうので、値段が安い液タブを選ぶ場合でも筆圧のレベルが高い機種を選ぶようにして下さい。
実際に、60,000円以下で販売している機種の中には、筆圧が2048レベルの機種もあれば、8192レベルの機種もあるのです(Amazonで販売している場合なので注意)。
このように大きな違いがあるので、効率よくイラストをを制作したい場合には、2048レベルの機種よりも、8192レベルの機種のほうがおすすめです。
傾き検知機能
筆圧機能だけでも、線や色の太さを変える事はできますが『傾き検知機能」を搭載している液タブを利用すれば、専用ペンを傾けるだけで太さを変える事もできます。
さらに、専用ペンの傾きによって、濃淡を調整する事もできるので、傾き検知機能も搭載していれば、さらに効率よくイラストを制作する事ができるのです。
値段の安い機種にも、傾き検知機能を搭載している機種はあるので、この機能が搭載されているのか確認したほうが良いでしょう。
ファンクションキー
イラストを効率よく制作するための物として『ファンクションキー』があります。
ファンクションキーは液タブの本体部分に搭載されている事があって、ファンクションキーを押すだけで、専用ソフトのツールをクリックしなくても、他の作業に切り替える事ができるのです(切り替えられる作業の数は限られているので注意)。
実際に値段の安い液タブでも、ファンクションキーを搭載している機種があります。
ただし、ファンクションキーの数が少ない機種もあれば、多い機種もあるので、選ぶ際にはファンクションキーが多く搭載されている機種を選ぶようにしましょう。
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値段が高い液タブを選ぶ際のポイント
値段が高い液タブを購入する場合には、どの機種も高品質のはずと思ってしまうかもしれませんが、残念ながら値段が高くても機種によって大きな違いがあります。
その違いを把握しておかなければ、後悔する可能性があるので、詳しく紹介します。
マッピング機能
Wacomと言えば、値段が高い液タブを販売している事で有名ですが、実は『マッピング機能』を搭載している機種があります。
マッピング機能とは、液タブを利用する際でも、パソコンのディスプレイにイラストを表示して、それを見ながら制作を進める事が可能です。
つまり、液タブを板タブと同じ制作方法にする事ができます。
実は、液タブはパソコンよりも低い位置にあるので、液タブを見ながら作業を進めていたら、頭部を傾けなくてはいけないので肩や首に大きな負担をかけてしまうのです。
そのため、液タブを利用する事により、肩こりや首こりに悩まされている場合には、マッピング機能を搭載している機種を選んだほうが良いでしょう。
パソコンが不要
Wacomの機種の中には、パソコンを併用しなくても、液タブだけでイラストを制作する事ができる機種があります。
実際に、Wacomの液タブには、200,000~300,000円の機種がありますが、パソコンを購入するだけでも200,000円前後になっている機種は多くあります。
つまり、パソコンを持っていない方であれば、Wacomの液タブを購入したとしても、値段が安い機種と比べても、お金をかける金額に差があまりつかなくなるのです。
値段が高い液タブを購入する際には、パソコンを使わなくても済む機種を選べば、出費を抑える事が可能です。
液タブ全般で注意すべきポイント
値段とは関係がなくて、液タブ全般で注意すべきポイントもあります。
そのポイントを把握しておけば、スムーズに作業を進める事ができるので、詳しく解説しましょう。
デスクに合うサイズ
液タブは、サイズに大きな違いがあって、10インチ程度の機種もあれば、27インチという大型サイズの機種まであります。
27インチもの液タブであれば、大型サイズのパソコンの液晶ディスプレイと遜色がないので、利用しやすくなっています。
それに引き換え、10インチ程度であれば、小さすぎて勢いよく線を引く事もできません。
ただし、大きすぎるサイズを購入してしまえば、パソコンデスクに設置できない場合もあるので、サイズを選ぶ際には注意して下さい。
対応可能なOS
パソコンが必要ではない液タブは、ごくわずかとなるので、多くの液タブは対応可能なOSがパソコンにインストールされている必要があります。
もしも、パソコンに対応可能なOSがセットされていない場合には、液タブを利用する事ができないので、注意しなければいけません。
液タブを購入した後に、OSをパソコンにインストールする事も可能ですが、パソコンの機種によって、新しいOSをインストールできない場合もあるので注意して下さい。
OSをインストールする準備
パソコンに対応可能なOSをインストールする場合には、事前に重要なデータだけでも、バックアップを取るようにして下さい。
なぜなら、パソコンに新しいOSをインストールした場合には、重要なデータが無くなってしまう事があるからです。
さらに、パソコンに新しいOSをインストールしたら、フリーズしやすくなったり動きが悪くなったりする場合もあるので、気を付けて下さい。
液タブを利用するメリット
液タブを選ぶ際には、いくつものポイントを抑えておかなければいけないので、購入をためらってしまう方もいるかもしれません。
しかし、液タブを利用したら様々なメリットを得る事ができるので、どのようなメリットがあるのか説明します。
デジタルのイラスト制作
イラスト制作する場合には『アナログ』と『デジタル』があります。
液タブを利用していなくて、今までデジタルのイラストを制作した事がない方は分からないかもしれませんが、デジタルのイラストは修正や加工が容易なのです。
実際に、アナログのイラストで着色に失敗した場合には、色が乾燥するのを待たないで違う色を重ね塗りしようとしたら、色が濁ってしまいます。
しかし、デジタルの場合では、色が乾燥する時間がないので、短時間で修正したり加工したりできるのです。
副業が可能
デジタルのイラストの場合では、簡単にインターネット上にアップする事ができるので、クラウドソーシングのイラストの仕事に応募する事も容易です。
実際に、クラウドソーンシグを利用したら、在宅でも仕事をする事が可能なので、人間関係に悩みがちな方は在宅ワークでイラストを制作する事によって生活費を稼ぐ方法はおすすめです。
まとめ
液タブは、値段が安い機種もあれば、高い機種もあるので、選ぶ際のポイントも違ってきます。
値段が安い機種でも、機能が優れていない機種もあれば、機能が優れている機種もあるので、あまりお金をかけられない方でも機能に注目して液タブを選ぶようにして下さい。
パソコンが無い場合であれば、高額な液タブでも、パソコンが要らない機種を選べば、出費があまり変わらなくなるのです。
このように選ぶ際には、様々なポイントがあるので、しっかりとポイントを把握した上で液タブを選ぶようにして下さい。
参考URL・参考文献・根拠など
https://illust-info.xyz/ekitab-tukaikata/#tsi5
https://kazuyukiharuno.com/recommended-graphics-tablet-screen-hybrid-to-beginner