液タブを使ってみたいからできるだけ安く買えるようにしようと考える人もいるでしょう。確かに安いに越したことはないと考えるケースは多いですが、液タブについてはむやみに安さを追求しない方が良いので、その理由を二つ紹介します。

液タブを安く買うのを一度はためらってみるべき2つの理由

液晶ペンタブレット(液タブ)

液タブを使ってみたいからできるだけ安く買えるようにしようと考える人もいるでしょう。確かに安いに越したことはないと考えるケースは多いですが、液タブについてはむやみに安さを追求しない方が良いので、その理由を二つ紹介します。

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使用による劣化が問題になりやすい

液タブを安く買うには中古を買うか訳ありの新品を買うことになるのが一般的です。ただ、このような安い液タブを購入すると本体の劣化が問題になるリスクが高いので、むやみに安いものを選ばないのが無難です。劣化が問題になることについて状況を分けて詳しく確認していきましょう。

中古は安いけれど劣化している

中古の液タブを買うのは新品に比べてかなり安く買うことができる方法です。ジャンク品であれば数百円で買えることすらありますが、動作するかどうかがわからないのであまり好んで買う人はいないでしょう。仮に動作したとしても劣化が進んでいて使い物にならないことすらあります。液タブが劣化しているかどうかは見た目では判断が難しいことも多いので中古にはあまり手を出さないのが無難です。液タブの液晶が焼けてしまっている場合にも通電してみないと判断できない場合がよくあります。タッチパネルの応答性が低下しているなど、操作性の問題が劣化によって生じることもあるので注意が必要です。使用しているだけで精密機器は多かれ少なかれ劣化していくので、中古を選ぶとすぐに使えなくなることもあると考えておきましょう。

展示処分品も使用しているケースが多い

展示処分品の場合には大丈夫ではないかと思うかもしれませんが、やはり劣化が問題になることはあります。展示してあるだけでなく試しに使ってみることができるようにしてあった場合が多いからです。使えばそれだけ劣化が進み、多くの人が使用すれば液晶にも傷がついてしまうでしょう。展示してあるだけで使用していないという場合でも、光による画面の焼けが起こっていることがあります。展示処分品を選んで安く買うのであれば、販売店のスタッフに動作確認をしたいと申し出てみましょう。既に開封はされているものなので、電源を入れて画面の状態なども確認した上で買うかどうかを判断させてくれることがよくあります。

新品未使用でも画面の劣化に注意が必要

新品未使用の液タブも安く買えることが多いですが、どういう状況で保管されていたかによってかなり品質に違いが生じます。適切に管理された倉庫に眠っていた液タブであれば本当にお得で劣化していないものが手に入るでしょう。しかし、実際には展示品としてショーケースに入れられていた場合もあります。屋外から見える場所に展示してあったという場合もあり、直射日光による画面の劣化が起こっていることがあるので注意が必要です。

劣化していると長期的にはコストパフォーマンスが低い

このような劣化が進行していると基本的には寿命が短くなります。5年くらいは快適に使えるはずだと思って買ったのに、1年しか使えないということも珍しくはありません。安いものほど劣化が進んでいると販売業者が判断していた可能性が高く、寿命も短くなりがちです。長期的に見るとすぐに買い替えが必要になるのでコストパフォーマンスが低いということを念頭に置いておきましょう。

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型落ちより最新の方が優れている

液タブは安く買うのにこだわらない方が良い理由として、技術開発が急速に進んでいるからというのも挙げられます。新品で訳ありではないものを買おうとすると型落ちになるのが一般的です。型落ちを買うのにはどのような問題点があるのでしょうか。

液タブは進化し続けている

型落ちの液タブは最新のものに比べるとかなりスペック的に劣ってしまうのがデメリットです。液タブは次々にどのメーカーも技術革新を起こしていて、美しい画面と優れた応答性の液タブが生まれてきています。最新の液タブを使ってみてなかなか良さそうだと思い、型落ちの液タブを買うと愕然としてしまうリスクがあります。使ってみて不満が生じては意味がないので、安さを重視するよりも最新の液タブを選ぶのがおすすめです。

型落ちでも必要な仕様を満たすなら構わない

型落ちの液タブでは駄目かというとそうではありません。スペックや仕様を考えたときに必要を満たしているのであれば型落ちを安く買うのも良い方法です。CGや動画を扱う場合やゲームを楽しむ場合には新しい液タブの方が快適なことが多いでしょう。しかし、ホワイトボード代わりに利用するといった用途の場合には型落ちの液タブでも十分なことがよくあります。このようなときにはコストパフォーマンスが高くなる可能性があるので、最新の液タブにこだわらないのも賢い方法です。

まとめ

液タブを安く買いたいと考えるのはもっともなことですが、中古や処分品は劣化しているリスクが高いので避けておくのが無難です。新品を買うときにも本当に十分な場合以外は型落ちの液タブを安く買うよりも最新のものを選びましょう。