特大の液晶モニタは使いやすい?それとも逆に使いづらい?

液晶モニタ

【九〇】液晶ディスプレイアーム デュアル モニターアーム 5軸(左右3軸、上下2軸)17~27インチ対応 クランプ式 グロメット式 (ダブル--2画面)

液晶モニタは、基本的には20インチくらいから27インチくらいのものを使用しているという方がほとんどになるでしょう。

でも、たとえば液晶モニタには、35インチと言う超特大ともいえる大きさのものもあるのです。

では実際、そんな特大の大きさの液晶モニタを使用すると、作業はやりやすくなるのでしょうか?

逆にやりづらいでしょうか?

>>おすすめ液晶モニタ・ディスプレイランキングはこちら


基本的には大きいと使いづらい

まず結論から見ていきます。

確かに、世の中には35インチと言う超特大の液晶モニタもあります。

そしていうなれば、もっと大きなサイズの液晶モニタだってあります。

なんならテレビを液晶モニタとして使用することだってできますから、もっと大きくすることだってできます。

でも、それはあまりおすすめできません。

それはやはり液晶モニタは大きすぎると見づらいからです。

大きければ一つの画面で色々見れるようになるわけですから、より見やすくなりそうなものです。

でもそんなことはなく、見づらくなってしまうのです。

だから、大きすぎる液晶モニタはおすすめできません。

見づらいのはラインナップを見れば明らか

大きすぎる液晶モニタが見づらいというのは、液晶モニタのラインナップを見ればすぐにわかるでしょう。

なぜなら、だいたいの液晶モニタに置いて、27インチくらいまでしかないからです。

つまり、作る側としてもそれ以上大きいものは売れないとわかっているから作らないのです。

売れるとわかっているのであれば、サイズを変えるだけなのですから作って売りに出します。

でもそうしないのですから、それは売れないということが明白だということです。

ではなぜ大きいと売れないと分かるのか。

それはやはり作っている段階で、多すぎると見づらい事が分かったからでしょう。

あるいは最初はとりあえず作ってみたけど売れないから生産をやめたということもあるはずです。

それは当然、見づらくて売れないから、そうなったのです。

いずれにしても、大型の液晶モニタが見づらいというのは、そうした液晶モニタの商品ラインナップからわかるのです。

>>おすすめ液晶モニタ・ディスプレイランキングはこちら


なぜ大型だと見づらいのか

でも、どうして大型の液晶モニタは見づらいのでしょうか?

それは、目をたくさん動かすからです。

大きな液晶モニタで画面を見ていると、一つの画面で色々見る事が出来ますから、画面を動かすのではなく、目線を動かすことになります。

目線を動かすという動作がたくさんになるから、見づらく感じてしまうのです。

正確には見づらいというよりも目が疲れてしまうというような印象です。

それは、試しに目線だけをしばらくきょろきょろさせてみるとわかります。

目線だけをしばらくきょろきょろさせていると、目はすごく疲れるのです。

それがナチュラルに起こるのが、大型の液晶にモニタになります。

だから目が疲れてしまい、見づらく感じるのです。

ライトで目が疲れる事もある

また、大型の液晶モニタが見づらいという事には、もう一つ理由があります。

それが、ライトで目が疲れてしまうということ。

大型の液晶モニタともなると、当然その分だけ放つ光も強くなります。

というか大きくなります。

だから当然、目が受ける光も多量になってくるのです。

ブルーライトカットのメガネも今や大ヒット商品になるくらい、液晶モニタなどの光が目にあたえる影響はすごく大きいのです。

だから、それをたくさん受けるようになれば、目が疲れやすくなるのも当然なのです。

そうしてダブルで目に悪影響を与えてしまうものだから、出来ればあまり液晶モニタは大きすぎない方が良いのです。

大きい液晶モニタをおけるほどのスペースもないことが多い

大きい液晶モニタをあまりおすすめしない理由として、大きい液晶モニタを置けるほどのスペースガあることがあまりないということもあります。

もちろんそれには個人差があります。

人によっては、大きな液晶モニタだって問題なく置けるという方もいるかもしれません。

でもおおきな液晶モニタを置くには、基本的には机にもそれなりの大きさが必要になります。

たとえ家が広くても、仕事用の机、つまりパソコンを置く机がそこまでおおきい人はあまりいないものです。

だから、どうしても大きい液晶モニタはバランスが悪くなるのです。

特に、奥行き的に問題がある事が多いです。

画面が近すぎてしまう

奥行きはかなりたっぷり確保しないと、画面がすごく近くに来てしまいます。

映画館の一番前の席を想像するとわかりやすいかもしれませんが、大きな画面に対して近づきすぎると、すごく見づらいのです。

大型の液晶モニタを普通のサイズの机に置くと、そういうことが起こってしまいます。

結果やはりすごく見づらくなるのです。

大型のサイズの液晶モニタを置きたいならば、本来80センチくらいは目線からはなれていて欲しいものです。

大きいサイズのものをおくメリットも少ない

そもそも大型の液晶モニタを置くのには、メリットはあるのでしょうか?

見やすそうに思えるというのがメリットに見えていた人も多いでしょうが、実際は見やすいどころがすごく見づらい事が多いです。

だから、メリットはないように見えます。

でもそんなことはありません。

大型の液晶モニタにだって、メリットはあります。

そのメリットが、動画が見やすいことです。

たとえば、パソコンで映画を見たり、あるいはパソコンでドラマを見たりバラエティを見たり、ないしはユーチューブをみたり、オンライン動画のレッスンを受けたりする場合、画面が大きい方がより動画の良さが伝わりやすくなります。

まるで普通にテレビを見ているような感覚で、それらの物を使用する事が出来るようになるのです。

それは間違いなく一つのメリットでしょう。

ただ残念ながら大型の液晶モニタを利用するメリットは、これしかありません。

他には大型の液晶モニタを利用するメリットはないです。

デュアルディスプレイの方が見やすい

たとえば、画面が大きいわけですから、何かを表示する際に、全画面で表示するのではなく、小さい別窓でいくつか表示して作業をするというようなやり方もできます。

でもそのやり方ならば、大型の液晶モニタ一つでやるよりも、ある程度のサイズ感の液晶モニタを二つ用意して、デュアルディスプレイで作業する方がはるかに見やすいです。

しかもデュアルディスプレイの為に、たとえば24インチの液晶モニタを2台と、そしてケーブル、さらにはモニタアームを用意したとします。

そう聞くと、すごくコストがかかりそうに思えますよね。

でも実は、その方が大型の液晶モニタを1台かうよりもやすく上がったりします。

大型の液晶モニタは、意外と高いのです。

それ一つ10万円くらいしてしまう事もあります。

しかし小さな液晶モニタであれば、15000円から20000円くらいで一つ買う事ができます。

それを二つ買っても40000円。

それにさらにモニタアームとケーブルと付けても、50000円くらいで済みます。

なので、はるかにデュアルディスプレイの方がお得なのです。

結局、大型のモニタを利用する理由がありません。

まとめ

大型の液晶モニタも、あるにはあります。

でもそれを利用しても見づらくなるだけで良いことはすくないです。

ドラマや映画ならば、テレビで見ればいいだけですから、メリットの強さもあまりありません。

だから、大型の液晶モニタを利用するというのはおすすめできません。

ご多聞にもれず、大きくても27インチくらいにしておくのが適切です。






液晶モニタ