綺麗な映像を見よう!液晶テレビの画面を掃除する方法とは?
綺麗に見える液晶テレビでも、よく見ると汚れていることがあります。
液晶テレビの汚れが一度気になると綺麗にしたくなりますが、どうやって拭けば良いのか分からない方もいるかと思います。
液晶画面はデリケートで、ヘタに拭いたら画面を傷つけてしまう恐れがあります。
画面を傷つけずに綺麗な映像を見るためにも、ここでは液晶テレビの掃除の仕方について説明していきます。
液晶テレビの画面を綺麗にする方法
液晶テレビは、ブラウン管テレビよりも繊細なため、画面を掃除する時は注意する必要があります。
間違った掃除のやり方をすると、液晶画面を傷めてしまいます。
それでは、液晶テレビの画面を綺麗にする方法の手順を1から説明していきます。
手順1.液晶テレビの電源を切る
液晶テレビの画面の掃除をする時は、まず液晶テレビの電源を切ります。
電源を切ることによって、液晶画面の汚れや埃、手の跡などが見えやすくなります。
また、静電気の発生を抑えることができるので、液晶テレビに付いている埃が取れやすくなります。
手順2.液晶画面の表面に付いた埃を取る
液晶テレビの電源を切ったら、次は液晶画面に付いている埃を取ります。
埃を取る物は何でも良いわけではなく、液晶画面を傷つけないような物で埃を取ることが重要になります。
液晶画面が傷つかない、毛先が柔らかい優しい感じのブラシやモップを使いましょう。
それらの物で優しく埃を取ることによって、液晶画面を拭く時に画面が傷つくのを防ぐことができます。
手順3.液晶画面を優しく丁寧に拭く
液晶画面の埃を取ったら、液晶画面を拭いていきます。
画面を拭くのに使う物は、眼鏡を綺麗にする時に使うクリーニングクロスがおすすめです。
硬めの布などで拭くと画面が傷つく恐れがあるので、柔らかい布を使用しましょう。
また、液晶画面を拭く際は、力を入れてゴシゴシとこするのではなく、傷つかないように優しく丁寧に拭くことが大切になります。
拭く方向ですが、同じ方向に拭くと綺麗に拭くことができます。
手順4.取れにくい汚れを取る
取れにくい汚れがある場合は、「ハー」と息を吹きかけてクリーニングクロスなどの柔らかい布で拭きましょう。
それで汚れが取れない場合は、強く絞った水気のある布で拭いてから、乾いた布で拭くと良いです。
多くの機械類は水が苦手で、水で機械が壊れることがあるので、取れにくい汚れの部分だけ、さっき説明したような拭き方をしましょう。
液晶テレビの画面の間違った掃除方法
ここまで説明したことが、液晶テレビの画面を綺麗にする基本の方法になります。
間違った方法で掃除すると、液晶画面を傷つけたりダメにしてしまうことがあるので注意が必要ですが、その間違った方法とはどのような方法なのでしょうか?
アルコールを使って拭くのはNG
アルコールは蒸発しやすいので、液晶画面を綺麗にするには適しているような感じがしますが、アルコールを使うのはNGになります。
アルコールの蒸発しやすい性質が影響して、液晶画面を傷めたりダメにしたりしてしまうため、液晶テレビの画面を掃除する際はアルコールを絶対に使ってはいけません。
洗剤も使ってはいけない
液晶画面の掃除には洗剤も使用してはいけません。
また、ガラスを綺麗にする時に使用するガラスクリーナーや、研磨剤が入っているクリーニング液なども使ってはダメです。
それらのものは、液晶テレビの画面を傷めて、最悪ダメにしてしまうので、それらのものを使用して掃除をしてはいけません。
ティッシュで液晶画面を拭いてはいけない
一見、ティッシュなら液晶テレビの画面を拭いても問題ないように思えますが、ティッシュも液晶画面を傷つけてしまいます。
ティッシュは意外とがさついており、ティッシュで液晶画面を拭くことにより、白っぽい傷が付いてしまう恐れがあります。
ティッシュは色々なものを拭くのに便利なものですが、液晶テレビの画面とは相性が良くないので使わないでください。
液晶テレビの画面をなるべく汚さないようにする方法
ここまで、液晶テレビの画面を綺麗にする方法と、間違った掃除方法を説明してきましたが、普段から液晶テレビの画面をなるべく汚さないようにすることも大切になります。
それでは、どのようなことに注意すれば、液晶テレビの画面が汚れにくくなるのか説明していきます。
布などでカバーする
生まれてから数年しか経過していない子供は、なんでも触りたがります。
そのため、液晶テレビの画面にも興味を持って、ペタペタと触ってしまいます。
そのペタペタと触る行為は、画面を汚す原因になるので、テレビを使用しない時は布などのカバーを液晶テレビに被せたり、テレビを見る際は画面の近くで見ないようにするなどして、なるべく画面に触れさせないようにしましょう。
画面に汚れが付く行為は避ける
液晶テレビの画面の汚れは、指紋や手垢以外にもスプレー類やクシャミ、食べ物を食べた時に飛び散る汁なども原因になります。
また、料理している場所の近くに液晶テレビがあると、料理をする際、油や飛び散った水などで汚れてしまうこともあります。
そのため、それらに注意することが液晶テレビの画面の汚れを防ぐ方法になります。
また、液晶テレビのそばで料理をする時は、液晶テレビにカバーをして汚れるのを防ぐことをおすすめします。
テレビを見る時はある程度離れてみる
液晶テレビに埃が付いてしまうことは仕方のないことですが、それ以外の汚れなら防ぐことが可能です。
埃以外の汚れが付く原因は、液晶テレビの近くで何か汚れの元になるものを付けてしまうことになります。
そのため、テレビを見る時は、テレビの近くで見るのではなく、ある程度テレビから離れることが大切です。
ある程度、液晶テレビから離れてみることによって、汚れが付くのを防ぐことが可能になります。
テレビの裏側やテレビ台・配線コードも掃除しよう
綺麗な画面でストレスなくテレビを見るには、定期的に画面を掃除することが大切ですが、テレビの裏側やテレビ台、配線コードなどを掃除することも大切になります。
テレビの裏側やテレビ台、配線コードなどには埃が溜まりやすく、トラッキング現象を起こす危険性があります。
トラッキング現象というのは、プラグとコンセントの間に溜まった埃が、空気に存在する湿気を吸収することによって漏電を起こし、発火することをいいます。
発火すると、コンセント周りが焦げ付いてしまいます。
そして、最悪火事が起きる危険性もあるので注意が必要です。
多くの人は、テレビのコンセントは入れっぱなしにしており、テレビの裏側は埃が溜まりやすい場所になります。
液晶テレビの画面を掃除する時やリビングなどの掃除をする時は、ついでにテレビの裏側や配線コードなども掃除しましょう。
トラッキング現象の予防としては、定期的にコンセントをプラグから抜き、埃や水気を拭き取ることが予防になります。
トラッキング現象は、テレビだけでなく、冷蔵庫や洗濯機などでも起こすことがあります。
プラグにコンセントを入れたまま長い年数使い続けると、溜まった埃によりトラッキング現象を起こす危険性が高まるので、冷蔵庫や洗濯機なども掃除して、トラッキング現象を予防することをおすすめします。
まとめ
液晶テレビの画面の掃除方法の基本は、画面を傷つけない柔らかい布での「乾拭き」になります。
アルコールや洗剤は、液晶画面のコーティングを取ってしまう恐れがあるので、使わないようにしましょう。
月に1回は液晶画面を掃除すると良く、綺麗な液晶画面を維持することができます。
その際は、トラッキング現象を予防するためにも、テレビの後ろ側の掃除も行うと良いです。