自作できるって本当?液晶テレビを壁掛けにして窮屈な部屋をスッキリ&おしゃれにしよう!
薄型のわりにスペースをとる液晶テレビ。
本体に厚みがなくても、それを置くテレビ台は大きいですよね。
部屋の一角を占領されていませんか?
結局場所をとるという液晶テレビのこの弱点ですが、実は解決策があります。
それは壁掛けにすること!
液晶テレビを壁に設置すればテレビ台を置かなくていいので部屋がスッキリします。
薄型というメリットを最大限に生かせますし、庶民的な部屋が一気におしゃれ空間に変わりますよ。
壁掛けをすることで得られる3つのメリット
部屋のスペースが増える
液晶テレビを壁掛けにすれば部屋がスッキリします。
テレビ台は部屋の広さではなくテレビのサイズに合わせて購入するため、設置すると意外と場所をとるってこともありますよね。
壁掛けにすれば幅のあるテレビ台を撤去できるので、部屋に余白が増えて広くなります。
ソファやベッド・テーブルなどの代用品がない家具を捨てることはできませんが、壁掛けという設置方法を選べるテレビ台ならなくても困りません。
液晶テレビをいたずらから守る
壁掛けにすると子供やペットが液晶テレビにいたずらできなくなります。
子供やペットは興味がある物に積極的に触れるため、気づけば液晶テレビが指紋や汚れまみれになっていたりしませんか。
壁掛けにすると液晶テレビを子供の手が届かない高さに設置できるので、度々お手入れをしなくてすみますよ。
また、液晶は薄型なので耐久性が低いという弱点も。
元気なお子さんやペットと暮らしているなら、液晶割れや故障防止という意味合いで壁掛けを検討してみてもいいかもしれません。
壁掛けにすると揺れに強くなる
液晶テレビを壁掛けにすると地震や突然の揺れが起きても大丈夫です。
金具で壁にしっかり固定しているので床からの突き上げに強くなります。
壁掛けと違い、テレビ台は揺れのダメージをもろに受けてしまいます。
地震で重い家具やテレビ台が動いたという映像を見たことはありませんか。
テレビ台は無事でもテレビが床に落ちて破損したという事例もあるので、壁掛けの方がリスクが減って安全です。
強度が心配なら、耐震テストをクリアしている壁掛け金具を使えば安心できます。
壁掛けをする前に押さえておきたいポイント3つ
液晶テレビが壁掛けに対応しているか
全ての液晶テレビが壁掛けに対応しているわけではありません。
対応していないテレビは壁掛け用の金具を取り付けることができないので注意してください。
非対応のテレビを使っている人は残念ですが、壁掛けは諦めましょう。
壁掛け対応と非対応のテレビでは強度や熱設計が異なります。
無理矢理、壁掛けにすると故障や落下の恐れがあるので危険です。
液晶テレビが壊れたら元も子もないで絶対に止めてください。
テレビの設置場所を決めておく
壁掛けにした後にテレビの設置場所を変えることはできません。
金具を取り付ける前に、ここだという場所をしっかり決めておきましょう。
金具を取り外せばテレビを移動させることもできますが、設置する手間をもう一度繰り返すことはできますか?
大抵の人は面倒臭いと思うはずですし、ネジ穴の補修作業もプラスされます。
実際使ってみたら高さが合わないということもあるので、設置場所は慎重に決めてください。
壁の素材を確かめる
壁の素材によって壁掛けの難易度は変わります。
使用できる壁掛け金具や工具も違うので、以下の方法で事前に確認しておきましょう。
- 壁に画鋲を刺して先端に白い粉がつく「石膏ボード」
- 壁に画鋲を刺して先端に白い粉がつかない「木材」
- 壁が硬くて画鋲が刺さらない「コンクリート」
難易度は、木材、石膏ボード、コンクリートの順です。
自作の場合、木材や石膏ボードは電動ドリルとドライバーなど身近な工具を使えますが、コンクリートならハンマードリルやビッドを用意しなくてはいけません。
また、設置場所によっては壁の補強作業を行う必要もあります。
費用も変わるので自作・業者どちらを選ぶにせよ、素材はきちんと知っておきましょう。
液晶テレビの壁掛けは自作もできる
自作のメリット
業者を頼らず自作で壁掛け作業を行えば費用を抑えることができます。
大型テレビや機能性のある金具を使わない場合は2万円で十分です。
自作は初心者でもできる簡単な工程ばかりなので壁掛け作業は即日中に終わります。
業者に依頼すると内容によって工事に1~3日かかることもあるので、忙しい人は自作の方がいいかもしれません。
自作なら壁に穴を開けずに液晶テレビを設置する方法もありますよ。
液晶テレビの壁掛け手順3ステップ
- 液晶テレビに壁掛け用のブラケットを取り付ける
- 壁にネジでベースを固定する
- ベースにテレビ取り付ける
これが基本の流れですが、素材が石膏ボードなら壁の補強が必要です。
石膏は脆いので補強をしないとネジ穴からボロボロ崩れて、液晶テレビが落下する可能性があります。
補強方法は壁の内側の柱部分を下地センサーで見つけて、そこに合板をネジで止めるという方法です。
壁掛け金具は合板の上から取り付けます。
この作業が面倒な人は他の壁掛け方法を選択しましょう。
つっぱり棒なら壁に穴を開けなくていい
つっぱり棒タイプの商品を使えば壁にネジで穴を開けなくてもOK。
つっぱり棒といっても液晶テレビの壁掛け用なので強度はありますし、大型テレビにも対応しています。
ステンレスや木製のポールを床から天井に立て掛けて、そこにテレビを設置する壁掛けベースを取り付けるというアイテムです。
つっぱり棒が目立つという弱点もありますが、ポールの設置場所を変えれば模様替えもできるという優れ物。
ゲーム機やレコーダーを置きたい場合は、別売りの専用棚を取り付けましょう。
石膏ボードを活かせるホッチキス
自宅にあるホッチキスを利用して、壁掛けベースを取り付けるという驚きの商品もあります。
メーカーは違いますが画鋲でとめるタイプもあるみたいです。
これらの商品に共通していることは石膏ボード壁専用ということ。
柔らかい石膏だからこそホッチキスの針や画鋲を使うことができます。
使い方も簡単です。
壁掛けベースにフィルムを当てて、その上からホッチキスを打ち込んで液晶テレビを取り付けます。
針の穴は目立たないので賃貸の人にもおすすめです。
手軽な商品ですが強度や重量の問題はありません。
大型テレビにも対応していますよ。
完成度や安心感を求めるならプロに任せる
スタイリッシュな空間を作りたい、自作は落下が心配という人はプロの業者に依頼しましょう。
壁の補強や金具の取り付け・配線の目隠しなど、壁掛けの全ての工程をお願いすることができます。
自作はお手軽ですが家具の組み立てが苦手な人にはストレスですし、不器用だと必要以上に時間をとられることも。
高くてもプロに任せた方が良いという人も一定数います。
業者に依頼すればテレビを水平に設置してもらえますし、工具や道具を購入する必要もありません。
料金や工事日数は、壁の補強の有無やテレビのサイズによって変わります。
ネット上で見積もりができる業者もあるので事前に調べておきましょう。
まとめ
液晶テレビの薄さを活かせる壁掛けスタイルはどうでしょうか。
部屋の一角を占領していたテレビ台を置かなくていいのは助かりますね。
余白ができてスッキリしますし、おしゃれ空間の演出にも最適です。
子供やペットのいたずら予防にも役立ちますよ。
壁掛けにすると本当に良いことばかりですね。
液晶テレビの壁掛けはプロに依頼することもできますが、道具を購入して自作してもOK。
ホッチキスやつっぱり棒タイプの商品を使えば女性でも簡単に設置できますよ。