自分の手に合ったペンタブのペンを自作する
ペンタブとパソコンで絵を描くユーザーにとって、一番気になるのはペンの握り具合が気になる筈です。
ペンタブのペン芯は自作出来るものの。
自分の手に合ったペンタブを選ぶことは非常に難しいと思います。
そこでペン自体を自作してペンタブの書き味を変える方法を説明します。
しかも、自作ペンと中古ペンタブを合わせることも可能です。
>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら
ペンタブのペンを自作するメリット
やはり、ペンタブのペンを自作することの最大のメリットは、自分の手のサイズや握り方に合ったものが作れるということです。
しかも、オーダーメイド品より遙かに安価に制作できます。
また、ペンタブのペンだけではなく、タブレット本体やソフトも自分の使用に合ったものを選択できれば、非常に使いやすいものになります。
特にペンタブのペンを自作することは、筆圧を考慮すれば、タブレット側の寿命を延長できます。
また、自作することは難しいと思われますがそれほど難しいものではありません。
それではペンタブのペンを自作する方法とその準備について説明します。
>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら
自作するベースとなるペンはどうするか?
基本的にペンタブのペン全てを自作するのは難しいです。
一番重要なのは、ペンの形状です。
ペン本体を覆う外装カバーさえ自作できれば十分です。
そこで、新品のペンをベースにするのは非常に勿体ないです。
そこで、中古品やネットオークションでジャンク品として売られているペンを購入します。
その後、ペンを分解して、元々の外装カバーを外してしまうか、外装カバー自体を加工します。
やはり、おすすめの方法は外装カバーを外してしまうことです。
これから実施する方法では、元々のカバーと加工に使用する樹脂材料の密着性に問題があります。
ペンタブのペンの外装カバーを自作する
基本的に、使用する樹脂は発泡ウレタン樹脂を使用します。
樹脂材料は様々ありますが、ペンの重量を考えれば軽量な材料が好ましいです。
また、発泡ウレタン樹脂は比較的入手し易く、プラモデルや自動車のエアロ制作にも使用できます。
この材料をペンタブの自作に使用しない手はありません。
先ず、中古品やジャンク品のペンを分解します。
そして、基盤やコイル部分などにウレタン樹脂が浸入しないように加工します。
浸入防止は、電子部品専用のパテで保護します。
保護が完了したら、ウレタン樹脂を流し込む型を作成して、ペンの心臓部をセットします。
その際、一度型の半分にウレタン樹脂を流し込んだ後、ペンをセットします。
その後、ウレタン樹脂でペンを覆ってしまいます。
後は、完全乾燥する前にペンを型から外し、自分の手型を付けます。
手型を付けた後は、完全乾燥させます。
その後は、無駄な部分をカッターで切り落としたり、微調整をヤスリで行います。
この方法で、自分オリジナルのペンタブ用ペンが自作出来ます。
手間は掛かりますが、フィット感は非常におすすめです。
さらにこだわるなら
ペンタブのペンを自作したら、タブレット本体は新品でも中古品でも構いません。
基本的にペンの圧力で描写を認識するので、中古品でコストパフォーマンスが良いものをオークションで購入します。
ペンが破損したからといって出品されることがあるのでそれを購入します。
新品を購入するよりも安価です。
更に狙い目がソフトが付属しないものです。
ソフト無しの場合、殆どジャンク品扱いなので格安です。
ペンタブを自作するユーザーにとって非常に魅力的です。
しかし、ドライバはメーカーホームページからダウンロード出来るものの描写ソフトは自力調達しなければなりません。
基本的にこのソフトも中古品で十分です。
ネットオークションなどで格安購入出来ますし、最近では高性能なフリーソフトがあったりします。
こだわる方なら有料のダウンロードソフトがおすすめです。
基本的にペンタブの機能はペンタブ本体より、描写ソフトが重要です。
自作のペンとある程度の性能をタブレットで十分な性能を発揮します。
まとめ
筆者自身、ジャンク品を改造して自作するデバイスが非常に多いです。
ジャンク品の多くはサポート切れや修理可能な故障のものがあります。
予算の無い方には、ジャンク品は非常に魅力的です。
特に自分の好みに合わせてカスタム出来るのは非常にメリットがあると思います。
よく、中古ショップのジャンク品コーナーに高価なペンタブが置かれていることがあるので非常に気になっています。