自宅で活用したい「サンコー」の面白モニタアーム5選
「サンコー株式会社」は主に事業者向けの事務用品を開発・販売している会社ですが、その製品ラインナップに含まれるモニタアームには家庭用として活用できる物が数多く存在します。
中には非常にユニークなモニタアームもあり、興味は尽きません。
今回はサンコーのモニタアームの中から特に面白い製品を5つご紹介します。
究極エクステンションモニタアーム DX
「究極エクステンションモニタアーム DX」は、自宅での長時間作業に適した多機能型のモニタアームです。
本製品最大の特徴は、液晶モニタ以外にマウスとキーボードを保持できる「キーボード・マウスホルダー」が付属しているという点で、この追加機能によってパソコンに関係する基本デバイスを全てデスクから常時浮かせた状態で使用することが可能になります。
本製品は75mm x 75mmまたは100mm x 100mmのVESA規格に対応し、27インチまでの液晶モニタを保持することができます。
耐荷重は12キログラムまでとなっており、設置には「クランプ方式(10mmから88mmまでの天板に対応)」が採用されています。
液晶モニタを直接保持している部分の可動域は上下左右に180度で、360度の横回転も可能です。
ドリンクホルダーも付属
長時間集中してパソコン作業に没頭していると喉が渇いてくることも多いと思いますが、キーボードやマウス付近にドリンクを直置きしていると中身をこぼす可能性があるので大変危険です。
そんな時は本製品に付属している「ドリンクホルダー」を使用しましょう。
本製品のキーボード・マウスホルダーの右横にはペットボトルやペンを収納できる「ドリンクホルダー」が付属しているので、ドリンク類を安全な状態で保持することができます。
デスクの「どこか」にドリンク類を直置きすると肘などがぶつかって倒してしまう危険性がありますが、この「ドリンクホルダー」を使用すれば必ず同じ場所で飲料を管理できるので大変便利です。
ペンホルダーにも流用可能
どんなにパソコンが便利でも、断続的に発生する些細なメモに関してはペンを使用した方がはるかに効率的な場合があります。
本製品の「ドリンクホルダー」はペンホルダーとして流用することもできるので、大切な情報を素早くメモしたい場合には有効活用しましょう。
ノートパソコン&サブモニタ用ダブルアーム
部屋を移動しても作業が可能なノートパソコンは非常に便利なデバイスですが、時に据え置き型パソコンと並べて使用したくなる場合もあるはずです。
本製品はそのような場合に液晶モニタとノートパソコンを同時に保持することができる優れた製品です。
本製品を使用すればデスク上に置かれるのはマウスとキーボードだけとなるので、デッドスペースが減少して大幅な作業効率上昇が見込めるでしょう。
液晶モニタを保持する部分は75mm x 75mmまたは100mm x 100mmのVESA規格に対応し、各アームが10キログラムまでの重量を保持することが可能です。
取り付けには「クランプ式」が採用されているので、デスクにしっかりと設置することができます。
デュアルモニタにも対応
本製品は基本的に液晶モニタ1台とノートパソコンを同時に保持するために開発された製品ですが、液晶モニタがもう1台増えた場合には「デュアルモニタアーム」として流用することもできます。
2台の液晶モニタを保持して使用する場合は、右側のアームに付属しているノートパソコン用の天板を外すだけなので、手間は一切かかりません。
パソコン環境の変化にも備えた発展性も持ち合わせている本製品は、末長く使うことができるモニタアームとしておすすめの製品です。
PC CART
こちらはモニタアームの域を脱したとも言える画期的な製品です。
本製品の底面部分はオフィスチェアのようなキャスター付きの足になっており、支柱となるポールに液晶モニタは元よりパソコン本体とキーボード、そしてマウスを同時に保持することができるようになっているので、何と「立った状態」でパソコン作業を行うことができます。
「パソコンデスクいらず」の領域に達してしまった本製品は、使い方次第では無限の可能性を秘めた製品になることでしょう。
立った状態での作業を日常化してしまえば、もう誰も「長時間のパソコン作業は不健康だ」とは言わなくなるはずです。
本製品の液晶モニタ保持部分は75mm x 75mm、または100mm x 100mmのVESA規格に対応しており、ネジを調整して液晶モニタの角度を変えることができます。
支柱となるポール本体は収納式で、高さを32センチから78センチまでの間で調整することが可能です。
個々のパーツ位置は調整が可能
本製品は支柱となる「ポール部分」に「液晶モニタ」と「キーボードとマウスを乗せるトレイ」、そして「パソコン本体」を乗せる台を別々にネジ止めしています。
パソコン台は安全上の配慮からキャスター近くの最下段に固定となりますが、液晶モニタとキーボードトレイは任意の高さに随時調節可能なので、自分が作業しやすい高さを確保できます。
液晶モニタとキーボードトレイを下げた状態にすれば、椅子を使用して座った状態で作業することも可能なので、調節次第で作業スタイルのバリエーションは広がります。
フレキシブル3面モニタアーム
こちらは最大3つの液晶モニタを保持できるモニタアームです。
75mm x 75mmまたは100mm x 100mmのVESA規格に対応し、24インチまでの液晶モニタをサポートしています。
中央と左右にマウント部があるので、左右のマウント部分のみを使用してデュアルモニタ環境にすることも可能です。
全体の高さを調節できる他、左右のアームは固定ネジで幅を調節できます。
耐荷重は1台が8キログラムで、液晶モニタ3台分、合計24キログラムまでの重さを保持することが可能です。
尚、デスクへの設置にはしっかりと保持できる「クランプ式」を採用しています。
同じ大きさの液晶モニタを複数所有している、もしくは購入予定がある場合には、本製品を使用するとデスク周りのデッドスペースが解消され、快適な作業空間を生み出すことができるでしょう。
LCDモニタスタンド
一般的な液晶モニタアームは無駄な機能が多すぎる、とお考えの方におすすめなのが本製品です。
こちらの製品は「置き換え型」のモニタアームで、最大の特徴は足となるスタンド部分が付属しているという点です。
無論スタンド部分があるためにデスクにはデッドスペースが発生しますが、本製を使用すれば一般的な液晶モニタでは調節できないことが多い「上下のチルト角調節」が可能になります。
液晶モニタを購入後、「もう少し上下に傾いてくれたら」とお嘆きの方はぜひ本製品を試してみてください。
上下のチルト角の調整が可能になるので、自分が望む角度を得ることができるはずです。
また、スタンド部分には滑り止めが装着されているので、大型の液晶モニタのスタンド部分に脆弱さを感じている場合には「換装用」として利用することで、安定感を大幅に向上させることもできます。
まとめ
サンコーが手掛けるモニタアームには際立った特徴を持つ製品もあるので、アイデア次第では家庭内のパソコン環境を一変させることもできます。
中にはデスク自体が不要になってしまう変則的なモニタアームもあるので、スペースでお悩みの方は購入を検討しても良いかもしれません。
用途によって製品を選べば、快適なパソコンライフをサポートしてくれるのがモニアアームの醍醐味です。