これから声優としての実力を付けるために専門学校に通いたいというときに認可を受けているところが良いのかどうかで迷う人もいるでしょう。認可校が選ばれている理由と選ぶときの注意点を紹介するので参考にして下さい。

認可を受けている声優の専門学校を選ぶ3つの理由と4つの注意点

声優の専門学校

これから声優としての実力を付けるために専門学校に通いたいというときに認可を受けているところが良いのかどうかで迷う人もいるでしょう。認可校が選ばれている理由と選ぶときの注意点を紹介するので参考にして下さい。

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認可を受けている声優の専門学校を選ぶ理由

声優の専門学校が認可を受けているとどのような魅力があるのでしょうか。どちらが良いかで悩んだ人から認可校が選ばれている3つの理由を詳細に見ていきましょう。

しっかりと構成されたカリキュラムがある

カリキュラムがしっかりとしていて基礎から実用まで幅広く学べるのが認可を受けている専門学校が選ばれている理由です。認可を受けるための条件として修学年数が1年以上、年間授業時間が800時間以上という規定があります。2年コースなら少なくとも1600時間のレッスンを受けることができるのです。内容も計画的に考えられていてボイストレーニングなどの基礎的なレッスンから開始し、最終的には演技や特殊発声などの応用的な技術も習得できるカリキュラムになっているのが一般的です。卒業生に対するプライドを持っていて、優秀な人材を育て上げるにはどうしたら良いかという観点で授業が作り上げられています。その結果としてカリキュラムをこなしてきて卒業する人たちがきちんと社会で活躍できている実績も多いのが魅力です。

費用負担を軽減する措置がある

認可を受けている専門学校の場合には色々な形で費用負担を軽減する措置を受けられます。認可されていれば通学定期を購入でき、各種サービスも学割を適用することが可能です。奨学金も国の日本学生支援機構など、専門学校を対象としているものなら基本的にはどれでも申し込むことができます。教育ローンを組むことも可能で、国の実施している日本政策金融公庫のローンも利用できます。認可されていると公的に認められている教育機関として見なされるため、このような教育支援のサービスを利用できるようになるのが魅力なのです。

就職に有利になる

卒業するときに就職に有利になるのも認可校が選ばれている理由です。専門学校として認可を受けた場合には無料職業紹介所としての認可も同時に得られます。そのため、組織的に求人情報を集めて紹介することが可能です。就職支援を実際に実施している学校がほとんどで、オーディションを受ける以外にも一般企業に就職するという選択肢すら提供してくれます。専門学校に通ったらすぐに就職したいという人には大きなメリットでしょう。また、学齢が手に入る場合が多いのも認可校が選ばれている理由です。専門士としての称号を手に入れるには2年間の修学期間が必要になる影響もあって、声優の専門学校では2年コースが標準的になっています。声優の専門学校に通った人の場合には大学に編入する人はあまりいませんが、希望すれば音大や芸大などに入ってもっと勉強するという選択肢も選べます。履歴書上も学歴として明記できるので声優としての力を持っていることを示せて有利ですが、勉強を続けてさらに上のレベルを目指したい人にもおすすめです。

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認可を受けている学校の注意点

認可を受けている学校を選ぶのには魅力もあるものの、注意しておく必要がある点も4つあります。詳細を確認して無認可の学校とどちらが良いのかを見極められるようになりましょう。

入学対象の制限がある

認可を受けている専門学校は入学するための資格に制限があります。高卒以上に相当する学歴を持っていなければならないので注意しましょう。中卒の場合には高卒認定試験を受けて合格するなどの対策が必要になります。無認可校の場合は原則としてこのような制限はありませんが、認可校の場合には認可条件に含まれているので必ず学歴による規定が設けられています。

アクセスが悪い場合がある

認可校は無認可校と比べてみるとアクセスが悪いこともあるので注意しましょう。認可校の場合には経営している学校法人や個人が校舎の建物と土地を所有していなければなりません。賃貸物件で運営することができないため、駅周辺などの高くて手に入りにくい立地に校舎を設けられない場合が多いのです。無認可校の場合にはビルの一部屋を借りて経営するといったことも可能なので、アクセスの良いところで学べることがよくあります。これが原因で通学に時間や費用が余計にかかることもあるでしょう。

短期コースは選べない

認可条件として1年以上の修学期間が求められているため、認可校では1年未満の短期コースはありません。声楽を学んでボイストレーニングを受けてきたから、座学だけ学びたいなどといった形で、ある内容に限定した短期コースを選びたいというときには無認可校を選ばざるを得ないのです。

遅刻欠席早退に対して厳しい

認可校は全体的な傾向として遅刻や早退、欠席に関してかなり厳しい傾向があります。きちんとカリキュラムをこなして単位を取得した人だけ卒業させるという形を取っているからです。レッスンベースの科目についてはほとんどが出席で決まるので、欠席してしまうと単位を落とすことになりかねません。他に仕事などがあって、行けるときにだけレッスンを受けたいという場合には認可校はあまり合わないでしょう。

まとめ

声優の専門学校は認可されているのが良いという人が多いですが、メリットだけでなくデメリットもあるので注意が必要です。無認可校も含めて細かく比較して本当に自分にとって魅力がある学校を選び出すようにしましょう。




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