長年使っていた液晶モニタが壊れた、修理? 買い替え? 買い替えならどんな物を?
精密機器関係というものは、実は思っているよりもタフなものが多いようです。
まあパソコン等だとどうしても、容量の問題とかが出てきますので、壊れてしまう前に買い替えということもありますが、液晶モニタなどはかなり長期の使用が可能です。
なのである日、忘れた頃にいきなり、モニタの調子が悪くなっていたなどということも無いではないでのす。
まあ精密機器ではあってもパソコンほどには
勿論液晶モニタも精密機器の一つと言って間違いはありません。
しかしパソコンのように頻繁にアップデートがあるわけでなく、容量の問題が出てくるわけでもありません。
それこそ不都合さえ無ければかなり長期に渡って使用することになります。
結果、ちょっと画面の調子が良くないなと思った時に、そう言えばうちのモニタ何時から使っていたんだっけと、疑問に思うことになるわけです。
あまり過酷な使い方をしなければ、かなり長期に渡って使用できるものですからね。
そしてあまりに調子が良くなければ、修理にでも出そうかということになるのです。
しかしここで、ちょっとした問題も出てきたりします。
修理に出そうと電話してみれば
これは筆者の知人から聞いた話です。
その人の液晶モニタも、記憶に無いくらい長く使用していたのだそうです。
まあとは言っても、5年位だったようですね。
モニタはパソコンに繋いで使用していたのがメインで、時々はゲーム機にもつないでいたそうです。
パソコンの作業はそこそこ長時間するので、ある日やたら目が疲れるのでおかしいなと思ったら、画面の表示が崩れている感じだったのです。
流石にこれは、修理に出さないと拙いだろうと、その間はノートパソコンで代用すればいいかなと軽く考えて、修理センターに電話したそうです。
まあ修理を考えるのは、普通の行動ではありますね。
それはないだろうとちょっと混乱
修理センターでは勿論、持ち込みか宅急便でと言われたので、それではと覚悟を決めたもののその前に大体の目安、修理の予算について聞いてみたそうです。
現品を見てないのでと相手は渋ったそうですが、何とか聞き出したところ、ちょっとそれはないでしょうという金額を聞いてしまったそうです。
まあ要は、保証期限はとっくに切れているし、その状況で修理となると診断費用だけでもかなりの金額になると言われたようです。
相手も結果、いっそ買い替えたほうが安いですよ、とすすめてくれたということです。
形あるものは何時か壊れる
まあ形あるものは何時か壊れますし、そんなときには修理か買い替えというのも仕方のないことです。
この話を聞いて自分でもちょっと気になったので、それなりに調べてみました。
実際買い替えの方が安いと言うか
物のリサイクルが叫ばれて長くなりますが、それでもやはり買い替えの方が安いという現状も、打開できていないようです。
まあそれに加えて、精密機器関係の性能は日進月歩どころか秒進分歩ですから、何年か使用した機械の場合性能も市場ではぐっとアップしているのは確かです。
また値段もですが、例えばこの知人の5年というのを例に取ってみます。
5年という時間の間に性能がアップした結果、壊れたモニタと同じ性能のものは購入した時より安くなっていることになります。
もし古い機種と同じ値段を出して新機種を購入したら、もっと性能の良いものを手に入れられるんですね。
買い替えの方が、安くて良い品が手に入ってしまうということです。
壊れた液晶モニタはどう始末すれば
壊れた液晶モニタの始末についても、少々調べてみました。
粗大ごみとして廃棄は、今はできません。
なので自治体の指示に従って廃棄することになります。
小さなものなら小型家電として、自治体が引き取ってくれることもあります。
またメーカーに回収してもらうという手も、条件付きですが勿論あります。
またこういった時のお助け業者、無料でパソコンやモニタを引き取ってくれる業者もありますので、いざという時は利用してください。
ただ問題は、液晶画面にひどいひび割れがあった場合引き取り不可になりますので、注意が必要です。
古いモニタを廃棄できたら次は新しいモニタを
さて新しいモニタを購入するために、ネットショップや実店舗の展示を見て回っても、あまりの種類の多さに引いてしまう人もいるかも知れませんね。
実際、長期に渡って古い製品を使用いていた場合、浦島太郎状態にになっていることも無いではありません。
何に使用するのかを把握して
どうせ購入するならいい品を、と思うのは人情というものです。
性能もいいものを、画面も見やすく大きなものをと張り切ることでしょうが、そこはちょっと冷静になってください。
そのモニタの、主要で使用する物は何なのかを把握しておきましょう。
例えば、パソコンでの利用の場合、ある程度のサイズのものが見やすいのは当然です。
しかしパソコンデスク、もしくはパソコンを利用している時に使っている場所に、置けるだけの余裕があるのかも調べておかなくてはなりません。
これが意外と盲点になることがありますので、注意しておいてください。
ゲーム機での使用も同じことです。
大きすぎるモニタで、置き場所がなかったということの無いように気をつけたいものですね。
適切なサイズは標準としてどの程度
個人の使用感覚の違いもありますが、大体この程度という目安をご紹介します。
19インチ以下のものだと、ノートパソコン利用者なら大きいなと感じられますね。
しかしそうでない場合は、やはり少々画面のサイズが小さく長時間見ているのは目が疲れる、と感じる人が多いはずです。
ただサイズ的に、置き場所に困らないのが長所です。
20から26インチ位のものは、最も見やすく目も疲れない代表サイズです。
パソコンでの利用も、ゲーム機での利用も問題ないサイズですね。
26インチ以上になると、さすがに大きすぎて狭い場所での使用には向かなくなります。
部屋全体を使用してのパソコン操作などはともかく、目の前においてというのはいささか大きすぎて辛い感じですね。
光沢感のあるなしにも
光沢感がある液晶モニタと、非光沢処理された液晶モニタがあります。
光沢感のあるモニタは、画面ががっきりして見やすいので、動画や映画の鑑賞に向いています。
しかし目が疲れるので、あまり長時間の使用はおすすめでkません。
非光沢処理されたモニタは、慣れないといささか見づらく感じるかも知れません。
しかし目には優しいので、長時間の作業には向いています。
パソコンでの作業時間の長い人には、こちらのほうがおすすめですね。
ブルーライトにも気を配ろう
話題になっているブルーライトです。
これを遮断するメガネなども、近頃では販売されています。
しかしメガネだと視界が狭くなる、フレームが邪魔という人ももちろんいるはずです。
幸い近年は、モニタ自体にブルーライト軽減の機能が備わっているものも販売されています。
完全に遮断は出来ませんが、かなりマシになるはずです。
どうせ買い換えるなら、こういった機能もついているモニタにしたいものですね。
まとめ
液晶モニタがある日壊れたら、の感覚でその後どうすれば良いのかを簡単にお話しました。
愛着のある液晶モニタなら、そのまま使用していきたいと思うのは当たり前のことです。
しかし修理代のほうが高くかかってしまったり、性能的にも時代遅れが行き過ぎるのも問題が出てきます。
壊れ方によっての違いもあるでしょうが、できるだけ賢く始末をつけていきたいものですね。