難しい悩み「ペンタブレットをどこに配置するか」

2016年12月10日ペンタブレット(板タブ)

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パソコンの入力機器と言えばキーボードとマウスになります。

中央にキーボードを置いて利き手側にマウスを置いている形が一般的ですが、ここにペンタブレットが加わると悩ましい問題が生まれてしまうでしょう。

一体どこにペンタブレットを配置すれば良いのか分からなくなってしまうものです。

今回はこうしたペンタブレットの配置場所について見ていきましょう。

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一般的な配置はなしくずしで決まる

まずペンタブレットを買ったとします。

それを開封しパソコンに繋ぎ、取り合えずキーボードをどかして使ってみるでしょう。

そしてその取り合えずの位置にずっとペンタブレットが居座ることになるのです。

特に道具の配置を気にしない場合、ペンタブレットはまずキーボードの前に置かれます。

もちろんこの状態ではキーボードが使いづらいのでペンタブレットを使わないときには隅っこに置いているかもしれません。

こうしたように、ペンタブレットの位置というのは何となくで決まっていくものです。

この状態が一番使いやすいのであればそれに越したことは無いのですが、上記のようにはいかない場合という状況もいくつか考えられます。

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ペンタブレットを置くスペースが無い

机の上に十分なスペースが無い場合、ペンタブレットは非常に使いづらい道具へと変貌してしまうでしょう。

マウスとキーボード、それから本やCDの山に雑多な色々なものが机に乗っかっている状況にペンタブレットの入る余地はありません。

もしペンタブレットを買う前に机の上にものが山と積まれていたなら整理することから始めると良いでしょう。

いざなしくずしのスパイラルに突入すると大変に不便な状況になるはずです。

むしろペンタブレット自体が邪魔になってしまい、机の端に立てかけたままインテリアになってしまうかもしれません。

それでは購入した意味が無いので、なんとかスペースを作り出すようにしましょう。

ペンタブレットが大きすぎる

いざ本気で絵の環境を整えようと大きなペンタブレットを買おうとする場合も注意が必要です。

確かに小さいペンタブレットでは書き味が現実とかなり異なるので、モニターと同じぐらいの大きさのペンタブレットなら思い通りに描けるかもしれません。

店頭で価格に悩みながら思い切って買ってみたとしましょう。

新品の大きなペンタブレットはまるで輝く未来のようです。

そうして意気揚々と帰路につきます。

帰宅した後に改めて購入したペンタブレットを見ると「おっきいな…」と思うようになります。

段々と「ちょっとこれは…かなり大きすぎないか…?」となるでしょう。

ですが決意をもって購入したペンタブレットなので頑張って机を整理し、キーボードとマウスの横に置く事に成功したとします。

ですがこれは少し不便な状況で、ペンタブレットを使う際には中央への移動が必要となってしまうのです。

大きさゆえにどうしようもない話で、次第にペンタブレットを使わないようになるかもしれません。

大は小を兼ねると言いますが、兼ねられないこともあります。

こうした物理的な制約には注意しておきましょう。

可能な配置関係はどのようなものか

なしくずし的にはキーボードを奥、ペンタブレットを前、マウスが右という配置関係になるものです。

他には先ほどの例のように、普段使わないスペースにペンタブレットを置いておいて使うときに取り出すという配置もあります。

他に考えられる配置方法を見ていきましょう。

まず横に常設することが考えられます。

キーボードを中央、マウスを利き手、そしてその横にペンタブレットという按配です。

ですが常設となるとペンタブレットはできるだけ中央に寄せたいかもしれません。

そうなるとキーボードが反利き手側にややずれ、マウス、ペンタブレットという並びになるでしょう。

この配置はキーボードを中央で操作できないため体に悪い影響を及ぼすかもしれません。

常に傾いた状態でキー入力をするのは好ましいとはいえないものです。

横がダメなら縦があります。

ペンタブレットは薄い装置なので何か低い台でもあれば十分に収納は可能でしょう。

例えば低いガラステーブル状のものを机に乗っければその台の下にペンタブレットを置き、上にキーボードとマウスを乗せることができます。

もちろん使う際には取り出す必要がありますがスペースも取りませんし中々良い案と言えるでしょう。

ただ少し台の用意に苦労するはずです。

値段もかかる恐れがあるので100円均一で材料を集めて自作するのが良いかもしれません。

こうして見ると配置関係だけを考えても苦しいことが分かります。

もう少し考え方を変えてみましょう。

マウスをどうにかできればいける

ペンタブレットは入力装置で、マウスも入力装置です。

そこで考えられる結論として「ペンタブレットをマウスの代わりに使う」という方法となります。

これを実現することができれば配置問題はキーボードとペンタブレットのみになるので少し楽になるはずです。

この方法は練習が必要かもしれません。

特にマウスに慣れている場合、ペンタブレットでのパソコン操作は中々大変なものとなるでしょう。

まずダブルクリックが問題です。

ペンでダブルクリックをすると中々思ったように反応してくれないものです。

ちょんちょん、とやってみても一段目の「ちょん」と二段目の「ちょん」が別の座標を指してしまう場合が往々にしてあるのです。

そしてフォルダも開きにくくメモ帳も起動しにくいものとなってしまいます。

ただマウスを取り除くことができればマウスのスペースは尚の事、マウスの買い替えも気にしなくて済むようになるでしょう。

また、マウスを使っていて腱鞘炎になってしまう場合、ペンタブレットを用いることでそれを予防することができます。

まるで外国人がお箸を使うように難しい訓練が必要となりますが、試す価値は十分にある方法です。

ペンタブレットは台

思い切ってペンタブレットの上にキーボードとマウスを乗せてしまうという方法もあります。

ペンタブレットは入力機器であり台であるという風に考えてしまいましょう。

こうすれば使うときにはキーボードとマウスを除ければ良いだけで直ぐに使えます。

ただペンタブレットは高価なもので、特に大きなペンタブレットはできるだけ傷つけたくないものです。

そのあたりの葛藤を乗り越えられる方におすすめの方法と言えます。

無理矢理キーボードと領域を重ねる

ペンタブレットを台にすることに抵抗があるならキーボードと領域を重ね合わせてしまいましょう。

ペンタブレットの入力範囲ぎりぎりにキーボードを重ね合わせるのです。

そうすればやや使いづらいもののペンタブレットとの共存は可能となります。

こうした力技というのは非効率ですが現実的な回答でもあります。

キレイな環境だけが正解ではありません。

自分の作業スタイルに合っていると思ったならそれが正解なのです。

配線にも注意

今までペンタブレット本体のみを考えてきましたが、ペンタブレットは基本的に有線接続です。

そのため背面の配線についても考えなければいけません。

折角良い配置を考え出したとしても配線がごちゃごちゃになってしまっては元も子も無い話になってしまいます。

配線を考えるときにはマウスやキーボード、モニタの配線と同様に考えておきましょう。

それぞれが独立してうねうねされてしまうと使えるスペースを少なくしてしまいます。

まとめて配線するようにすればスッキリするはずです。

思い切って小さいペンタブを導入する

配置関係に思い悩んだなら小さいペンタブを使うようにするのも考えておくと良いでしょう。

小さければ常時接続したままちょっとしたスペースやキーボードの手前にも置くことができます。

確かに性能としては劣るようになりますが、使えない大きな道具を持っていても仕方ありません。

まとめ

ペンタブレットの配置関係について見てきました。

ペンタブレットは便利な道具ですが、絵を描くときにしか使わないので机の上の配置には悩むものです。

なしくずし的に配置できたとしてもそれが必ずしも便利とは限らないので色々と考えてみましょう。

特に机の上のスペースが限られていたり大きなペンタブレットを購入する場合には大きな問題となります。

熟考する価値のあるテーマです。






2016年12月10日ペンタブレット(板タブ)