4KvsフルHD?高画質液晶モニターの選び方・4Kの必要性について

2017年1月27日ペンタブレット(板タブ)

LG モニター ディスプレイ 24UD58-B 23.8インチ/4K(3840×2160)/IPS 非光沢/HDMI×2、DisplayPort/ブルーライト低減機能

4Kと呼ばれる超高画質のテレビ・液晶モニター商品に注目が集まり、買い替えをされるかたも増えてきました。

PCゲームにも4K出力に対応しているものが増えてきており、またテレビ放送なども全面的に4Kになるという噂も。

今回は、予算や目的に合わせて、最高画質を手に入れるためのテレビ・液晶モニターの買い替え案についてお話を進めていきます。

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そもそも4K画質は必要なのか

はじめに、4K画質の必要性についてお話をします。

結論から言うと、現状4K画質で楽しめるのは

●ブルーレイで発売されている映画やアニメなど
●対応しているゲームやパソコン用モデリングソフト

これらになります。

地上波で4Kが実現するのは2018年から。

また、テレビを購入する場合は、4K受信対応のチューナー・アンテナの購入も要します。

ここまでのお話しをまとめると、現状は「地上波以外の対応している視覚素材」でしか4K画質を実現できないことになります。

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パソコン用のモニターをテレビに出来る

さて、液晶モニターのご紹介に入る前に、パソコン用モニターをテレビとして使用できることはご存知でしょうか。

近年は、特に単身世帯などであれば、テレビを見ない・設置しない家庭も増えているようです。

しかし、4K地上波放送の実現が迫っていることを踏まえた上で、すでに4KPCモニターをお持ちという方のために提案をさせていただきます。

紹介するのは、2つの方法。

PC用テレビチューナーを使う

パソコンでテレビを見るためには、

●外付けタイプのTVチューナー
●マザーボードに取り付けるためのTVキャプチャーボード

このいずれかが必要となります。

加えて、4K画質で視聴するためには、GTX規格であれば970以上の高性能グラフィックボードが必要となります。

一戸建ての場合は、外に受信アンテナが設置されているので、これも4K用に買い替えをする必要があるでしょう。

PS3・4用オプション機器「ナスネ」を使う

nasne 1TBモデル (CUHJ-15004)

現行のプレイステーション3・4と連動させて、ネットワークを介してPCやタブレットなどでテレビ視聴を可能とする製品・nasne。

こちらであれば、ゲーム機さえあれば簡単にテレビの視聴・録画などがお手持ちの全ガジェットで行うことが出来ます。

ただし、一点だけ注意点が。

現状この製品、4K画質の動画や地上波放送には対応していないそうです。

また、いずれにしても、地上波で4Kが実現する際には建物の外にある受信機の買い替えも必要となるでしょう。

テレビをパソコン用モニターにする方法

さて、4Kテレビをご購入された皆さんで、出力可能なゲーム・ソフトなどを早速試してみたいかたもいると思います。

そんな方がテレビへ出力するのは、非常に簡単と言えるでしょう。

多くのテレビがHDMI入力端子を持っているので、PCから出力をするだけ。

あとはゲームやソフト内で4K出力の設定をしてあげれば、何の問題もありません。

格安4Kモニターって?

DMMの4Kディスプレイ

DMM.make DISPLAY 50インチ 4Kディスプレイ DME-4K50D

最近注目を集めているのが、DMMから発売された4Kディスプレイ。

アマゾンで取り扱っており、50インチが6万円弱・65インチが15万円程度と超格安で手に入ると好評です。

実力のほどはどうなんでしょうか。

初期不良が多い・用途に応じて画質の調整が必要という声が多数あるものの、完動品であれば他の製品と比べて全くそん色なく使えるようです。

スマートさもあり、安っぽさを感じさせないと好評で、モニターとしてではなくテレビとして購入される方も多いのだとか。

フルHD液晶で十分な場合も

ここで、4Kディスプレイが本当に必要なのか?

について考えてみたいと思います。

家電製品の販売コーナーに行ってみると、ほとんどの製品が40インチ以上の大型のものになることにお気づきになるかと思います。

そうです、4Kモニターが目に見えて実力を発揮するのは、「大型スクリーン」のときなのです。

つまるところ、ドットがより小さく・細かく色表現ができることが強みなので、パソコンのモニターとして使用されることの多い24インチ程度だと、高級フルHD液晶との違いをさほど感じることができません。

そのあたりのことを念慮しつつ、次におすすめの商品のご紹介に移りたいと思います。

おすすめの4K液晶モニター

まずは、パソコンに使用されることの多い小型の製品で、アマゾンなどの通販サイトで人気の製品をピックアップします。

LGの4Kディスプレイ

LG モニター ディスプレイ 24UD58-B 23.8インチ/4K(3840×2160)/IPS 非光沢/HDMI×2、DisplayPort/ブルーライト低減機能

24インチ~31インチと、こぢんまりとしたサイズで4つの展開があります。

ブルーライトカット機能・ちらつき低減・グラフィックカードに適応して動画のカクつきなどを抑える機能などが備わっており、パソコン用モニターとしては必要最低限以上の使い勝手を持つモニターです。

フルHDでの出力にも対応しており、ゲーム機とパソコンとで出力を切り替えて使っているかたが数多くいます。

テレビで格安4Kならコレ

テレビ業界でもLGつよし、シャープも奮闘

上述したLGの液晶モニター同様、テレビでもLGは非常に人気の高いメーカーです。

特に通販だと、旧モデルが大幅に割引されることが多く、入手しやすいのが特徴でしょう。

一方で、シャープの製品も負けず劣らず人気があります。

液晶自体の品質は色彩表現に定評があり、他のメーカーに比べて極めて鮮やかに感じると思われる方が多いとか。

最近流行している動画配信サービスにあらかじめ対応おり、外付けHDDへの録画機能やタブレット・スマホとの連携機能も充実しております。

もちろん、パソコンの液晶モニターとして使う上でも問題ありません。

高級フルHD液晶モニターのご紹介

最後に、4K液晶モニターはまだ必要ないけれども、フルHDでよりよい液晶モニターがほしいと思う方向けに、メーカーごとの紹介を行いたいと思います。

やはり国内メーカーが強い!

有名どころは、iiyama・EIZOといった国内メーカー製の液晶モニターです。

用途を絞らずに製品の販売をしていますが、ちらつき低減・鮮やかさ・リフレッシュレートや応答速度・それにとどまらずパソコンワークに必要な目への負担軽減にいたるまで、あらゆる配慮が施してあります。

最高峰のフルHD液晶モニターを選ぶなら、この2メーカーから選ぶのが安心できる選択でしょう。

LGやASUSは?

アジア系メーカーも奮闘しており、特に価格の安さにおいては国内のどのメーカーをもしのぎます。

また、安価なモデルからゲーミング・動画鑑賞用の高級モデルまで様々な用途のものを提案しており、ご自宅で使われるイメージをしながら購入するのがベストでしょう。

ただし、安価なモデルを購入される場合は注意が必要です。

値段を抑えるためにパネル部分に安い素材を使っており、見る角度によっては暗く表示されるという、従来からあった液晶モニターの弱点が解消されていない場合があります。

また、これらアジア系はメーカー保証自体も短いことがあり、何か故障等のトラブルがあってもサポートが潤滑でない場合も。

何はともあれ、売り場でしっかりと確認するのが肝要でしょう。

まとめ

4Kモニターの購入を検討されるにあたって、その最大のネックは今のところ「お値段」になるでしょう。

だからこそ慎重に選びたい・場合によってはフルHD液晶モニターでも間に合うのでは?

とお考えになるかと思います。

ここでは、4Kモニターの必要性やテレビとして・パソコン用モニターとしての使い方、格安のものを中心に高画質のモニター紹介をさせていただきました。

ぜひ、参考にしていただければと存じます。






2017年1月27日ペンタブレット(板タブ)