ペンタブを使うなら筆圧を調整しよう
ペンタブを使う上で必要になってくるのが筆圧の調整です。筆圧を調整することで見違えるように描き味が向上したり、自分が求める線が描けるようになります。
様々なイラスト作成ソフトには筆圧検知機能があります、それらをうまく調節して自分の思い通りの線を描けるようになりましょう。
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自分の筆圧を把握する
まず、ソフトで筆圧を調整する前に自分の実際の筆圧がどのくらいか把握しておきましょう。紙に円を描いてみてどのくらいの力加減で書いているのか自分で理解しておきましょう。また、筆圧で強弱をつけているかもチェックしておきます。
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Photoshopでの筆圧の設定
Photoshopでも筆圧感知ができますが、基本的に細かい設定はブラシのプロパティから行います。
Photoshopのブラシは基本的に筆圧感知をしない設定になっていますので、自分で筆圧の設定をしないといけません。
シェイプのサイズのジッターを0%にしコントロールを筆圧に設定します。ツールパネルに筆圧感知入力のアイコンがありますのでそれをオンにすることで筆圧をつけて描画できるようになります。
このあたりの微調整は人によってことなりますので自分の好みの筆圧を試行錯誤してみてください。
クリップスタジオでの筆圧の設定
続いてクリップスタジオでの筆圧調整方法です。
クリップスタジオを開き、ツールバーのところのにあるファイルから筆圧検知レベルの調整をクリックします。すると出力と筆圧と描かれたグラフが表示されます。これで筆圧を調整します。
筆圧カーブと言われるこの線の中央部分と両端をドラッグすることで筆圧の感知と出力を調整することができます。
例えば強弱のついた柔らかい線を描きたい場合は筆圧カーブの調整ハンドルを筆圧方向に湾曲させます。こうすると筆圧が線の太さに反映されやすくなり強弱をつけた線を描くことができます。
反対に硬いシャープな線を描く場合は筆圧カーブのハンドルを出力側に湾曲させるように設定します。こうすると筆圧を描けても一定の細さの線が描けるようになります。
もちろんこれらの設定を駆使すれば様々な幅の線がかけるようになります。といっても調節するのは少しむずかしいという方には自動調整機能がおすすめです。ストロークを描けば自動で筆圧を調整してくれます。
ネット上でも筆圧ハンドルの調整方法は公開されていますので自分の納得できる筆圧カーブを探して見て下さい。
ペンタブプロパティでの筆圧の設定
ここまではソフトに関する筆圧調整方法を紹介しましたが、ペンタブのプロパティからでも筆圧の調整は可能です。
プログラムから「ワコムタブレットのプロパティ」を選び、ペン先の感触から筆圧のかかり方を調整することができます。
柔らかく設定すれば軽い力でも線が描けるようになりますし、硬くに設定すればシャープな線が引けるよになります。
カスタマイズからは筆圧カーブを使ってより細かい筆圧の設定ができます
まとめ
ペンタブを使う際の筆圧設定についてご説明してきました。
筆圧は、ペンタブを使う醍醐味と言えます。
標準設定では、筆圧感知自体が無効になっていたり、自分が思ったように筆圧を再現できない場合があります。
筆圧設定をいろいろ試してみて、ご自身に合った筆圧の設定を見つけましょう。