不要な液晶モニタは処分しよう! 液晶モニタの正しい処分方法を徹底解説!
日々のの生活によって出る食品関係のゴミなどは普通に捨てることができますが、電気製品だったり、大きめのゴミなどを捨てる時は考えてしまいます。
「どうやって捨てるのだろう?」や「これは捨てても大丈夫なのかな?」など考えてしまい、なかなか捨てることができない場合があります。
そうすると、家の中に不要な物が溜まってしまい、家の中を綺麗にすることができません。
そして、処分の仕方に悩む物の一つとして「液晶モニタ」があります。
それでは、液晶モニタはどのようにして処分すれば良いのでしょうか?
ここではそのことについて解説していきます。
液晶モニタは普段のゴミのように捨てられない
一般的な家電製品は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどになり、これらは家電リサイクル法に該当します。
それでは、液晶モニタはどうなのでしょうか?
液晶モニタと液晶テレビの違い
家電リサイクル法にテレビがありますが、液晶テレビと液晶モニタは別物になります。
素人から見れば同じように見えますが、液晶テレビの方はテレビ画像を見る機能が優れており、液晶モニタはパソコンからの映像情報を見る機能に優れた物です。
そのため、液晶テレビは、動画を違和感なく綺麗な画像で見ることができます。
そして、液晶モニタは、液晶テレビのように動画を違和感なく綺麗に見る機能は液晶テレビよりも劣っています。
このように液晶テレビと液晶モニタの機能は違っており、見た目は似たように見えます。
そして、処分方法も違ってきます。
液晶モニタはパソコン関係の物であり、液晶テレビは洗濯機や冷蔵庫の家電製品になりますので、液晶テレビは家電リサイクル法が適用され、液晶モニタは適用されません。
普通に捨てることのできない自主回収商品
普通に捨てることのできない物は液晶モニタになりますが、その他にもノートパソコンやデスクトップパソコンなどのパソコン類などが当てはまります。
このようにパソコン関係の物が多いことから、「パソコンリサイクル法」ともいわれています。
燃えるゴミや燃えないゴミやプラスチック製品みたく、捨て方が分けられていることと同じように、液晶モニタの処分方法やリサイクルの枠組みは違ってきます。
そのため、液晶モニタを処分したい方は、そのことを理解しておくと良いでしょう。
基本的な処分方法はメーカーに引き取ってもらうこと
一般的な液晶モニタの処分方法はメーカーに引き取ってもらうことになります。
液晶モニタの捨て方が分からず、適当に他のゴミと一緒に捨てたら違反になります。
そのため、ちゃんとした方法で処分するようにしましょう。
その処分の仕方の一つがメーカーに引き取ってもらうことになります。
この処分方法には色々と手順などがあるので覚えておきましょう。
メーカーに引き取ってもらう手順
まずメーカーのサイトか電話で連絡し申し込みます。
その時、料金のことや支払い方法などを詳細に説明されるので、しっかりと聞いておきましょう。
そして、説明された通りに料金を支払いましょう。
そうすると、後日メーカーから液晶モニタを送る際の伝票が送られてきますので、液晶モニタを包装して伝票を貼ります。
その際、液晶モニタを入れた袋や箱などが破けたり、破損したりしないように工夫したり、丈夫な物を使用するようにしましょう。
送る時は、近くの郵便局で送ると良いでしょう。
ですが、集荷をお願いをすれば労力がかからないのでおすすめです。
肝心の値段は?
メーカーに引き取ってもらう値段は、無料の場合と有料の場合があります。
その基準はパソコンリサイクル法になり、パソコンリサイクル法が実施された後に液晶モニタを購入した場合は無料ですが、実施前だと有料になります。
そのことを分かりやすくしたものが、PCリサイクルマークになります。
パソコンリサイクル法実施後に売られた液晶モニタの横や後ろには、PCリサイクルマークがついています。
そのマークがついている物は無料となります。
そして、PCリサイクルマークがついていないものは有料となり、基本的に3000円くらいかかります。
また、ブラウン管の場合は少し値段が上がります。
捨てるのにお金がかかると捨てにくいですが、家の中を綺麗にするために不要な物は処分しましょう。
また、お金がもったいないからといって、林や森などに捨てることは違法となるので止めましょう。
廃品を回収しているところにお願いする
液晶モニタを処分する理由は人それぞれですが、その処分する物の中にはまだ十分に使用できる物もあることでしょう。
そういう物は、廃品を回収するのに回っている業者に引き取ってもらうことをおすすめします。
そのような業者は、たまに自宅近辺を走っていることがあるので、その業者が来たら引き取ってもらいましょう。
その際のお金は必要なく、PCリサイクルマークがついていなくても無料で引き取ってもらえます。
この処分方法なら、手軽に簡単に処分することができるのでお得です。
しかし、そのような業者は待っていいても来ない時がありますので、自分から連絡をとり、引き取りにきてもらうと良いでしょう。
現在は不景気で、お金を節約しようとする人は多くいます。
そのような人達にとってこのような業者がいることはありがたいことです。
注意すること
廃品を回収する業者の中には違法で行っている場合があり、無料と言いながらお金を要求される場合があるので注意が必要です。
ですが、本当に無料で引き取ってくれるところもあるので、見た目で判断することは難しいといえます。
そのような業者がなぜ無料で引き取ってくれるのかというと、引き取った物を分解などしてお金にかえているためです。
そのため、廃品回収された物がその後どのようになっているのか分かりません。
もしかしたら不法で海外で販売されているかもしれません。
このように、違法の業者がいるということは理解しておくと良いでしょう。
もし自宅近辺にそのような業者の車が来て、引きと取ってもらいたい物がある場合は、まず本当に無料なのか聞いてから渡すと良いでしょう。
それと、パソコンや家電製品を回収している「パソコンダスト」という業者があり、そこだと無料で液晶モニタを引き取ってもらえます。
引き取り方法は3つあり、宅配取引と持ち込み取引と出張取引があります。
しかし、液晶割れしていたり液漏れしている液晶モニタは引き取ってもらえないので注意しましょう。
リサイクルショップやオークションを利用する
液晶モニタが壊れていなければ、リサイクルショップやオークションを利用するという手もあります。
そのようなところを利用することによって、いらない液晶モニタを処分することができ、お金が手に入るので一石二鳥となります。
そのため、液晶モニタが十分に使える状態であるなら、リサイクルショップやオークションを利用すると良いでしょう。
しかし、リサイクルショップが家から遠い場合は労力がかかるので、面倒だと思ってしまいます。
家に来てもらうことのできるリサイクルショップもありますが、一つでは来てもらえないかもしれません。
それに対してオークションなら持って行く労力がかかりません。
しかし、オークションに出す手続きなどの労力はかかりますので、そのことは理解しておきましょう。
まとめ
いらない物が家に多くあることにより家の中が汚いと、運気が下がってしまいます。
そのため、いらない物は速やかに処分しましょう。
そして、液晶モニタを処分する方法は以上のようになりますが、違法な廃品回収車には注意しましょう。
廃品回収車は本当に無料だったら便利ですが、違法なところは「無料」とスピーカーで言いながらお金を要求される場合があります。
では、そのようなことに注意して、ここの記事を処分方法の参考にしてもらえると嬉しいです。