液晶モニタを選ぶ場合に知っておくべきポイントについて
液晶モニタには、どのようなタイプがあるのでしょうか。
想像以上に多くのタイプがあるため、購入するときには間違いなく迷ってしまうでしょう。
しかし、まずは利用目的をはっきりさせることから初めてみましょう。
利用目的をはっきりさせれば、安い物であっても満足できるはずです。
そのため、まずはどのような利用方法を想定しているのかを決めておきましょう。
液晶モニタの購入で外せないこと
モニターの解像度
モニタを選ぶ上で最も重要になるのが間違いなくモニタの解像度でしょう。
4Kが話題になつていますが、これもモニタの解像度を表した規格を指しています。
解像度とは簡単に説明すれば、画面の鮮明さを表しており、この値が大きくなるほど画質が綺麗になっていきます。
当然、液晶モニタを選ぶときには、画質が良い方が綺麗に見ることができると言えるでしょう。
入力端子の種類や数
液晶モニタの購入で、意外に重視されないのが入力端子の種類や数でしょう。
実はモニタの入力端子にはいくつかの種類があり対応する解像度や音声などによって違いがあるのです。
こうした入力端子や数などに大きなこだわりがない場合には、HDMI接続を選ぶことをおすすめします。
まずは接続するパソコンなどの端子を確認して、失敗をしないように上手に選ぶようにしましょう。
3Dとタッチパネル機能
3D機能とタッチパネル機能は、多くのメーカーで採用されるようになってきました。
とくにパソコンとして液晶モニタを使用する場合には、タッチパネル機能はとても便利に感じることができるでしょう。
また、3D機能も液晶モニタを利用してゲームなどを行うときには楽しみが広がるでしょう。
液晶パネルの種類
TN方式液晶パネル
TN方式は、以前に普及したタイプの液晶パネルです。
この方式のメリットは、応答速度がとても速いことでしょう。
そのため、スポーツ系やシューティング系のゲームなどに最適とされてきました。
しかし、この液晶方式の最大の弱点として、視野角が狭くなってしまうことがあります。
さらに、角度によっては色合いが変化してしまう弱点もあり、とくに大画面でこのような問題が発生しやすくなってしまいます。
しかし、TN方式はとても安価に作ることができるメリットがあります。
そのため、今でも低価格の液晶パネルはこの方式で製造されています。
VA方式液晶パネル
VA方式液晶パネルのメリットは、やはり視野角や色の再現などの能力が優れていることでしょう。
応答速度についても問題はなく、このVA方式もゲームに向いた性能を持っています。
とくに色合いについての能力は高く、さまざまな表現に対応できます。
TN方式液晶パネルに比べて高価になってしまいますが、レベルの高い液晶パネルが欲しい人にはこのVA方式の液晶パネルの購入をおすすめします。
IPS方式液晶パネル
IPS方式液晶パネルも広い視野角を持っており、さらに色の変化や色の調整もほとんど必要ないため、家庭用のテレビとして採用されています。
しかし、最近ではこの方式をパソコン用のPCディスプレイとして採用されるようになってきました。
PCディスプレイとしては、メジャーな方式だと言えるようになっています。
しかし、他の方式に比べて応答速度が遅いと言う弱点もあります。
比較的改善されつつありますが、まだまだスピーディーなスポーツやゲームなどではちらつきを感じる場面があるでしょう。
おすすめ格安液晶モニタメーカー4選
ASUSゲーミングモニタ
ASUSゲーミングモニタVE248HRは、まさにゲーム用として開発された液晶モニタです。
フルHDディスプレイを採用しているため、とても綺麗で鮮明な画像でゲームを楽しむことができます。
また、厚さはたったの7ミリしかないことも大きな特徴でしょう。
これだけ薄い液晶パネルを採用していますので、どのような場所でもストレスなく設置することができます。
液晶モニタ自体にブルーライト軽減対策がされているため、眼精疲労などを起こし辛くなり、頭痛の原因にもなりにくいと言えるでしょう。
画面のチラツキを低減する技術が使用されていますので、スピーディーな動きにもしっかり付いていけることもゲームに向いている液晶である大きな特徴です。
ゲーム用として液晶モニタを探しいる人にはとてもおすすめできる物です。
Acerディスプレイモニター
AcerディスプレイモニターKA240Hbmidxの魅力は、ブルーライト軽減機能と画面のチラツキを抑えてくれるフリッカーレス機能が搭載されていますので、目の疲れを軽減してくれます。
また、液晶パネルにはIPSパネルを採用しています。
さらに表面はノングレア加工が施されていますので、液晶パネルへの映り込みも無く気持ち良くゲームなどに集中するとができます。
iiyamaディスプレイモニター
iiyamaディスプレイモニターXB2481HSU-B1は、2万円を切る価格にも関わらず、ブルーライトを軽減するBlueLightReducer機能を搭載したています。
また、疲れ目の原因となる液晶画面のチラツキを防止することとができるフリッカフリーLEDまでも採用しています。
これだけ安い価格にも関わらず、これだけ多くの機能を持っていますのでリーズナブルな液晶モニタであると言えるでしょう。
また、スタンドは自分の好みに合わせて調整することができ、昇降だけではなく角度調整ができます。
無理な姿勢ではなく、理想的な角度で液晶モニタを見ることができますので体に対するストレスを感じることなく楽しむことができます。
I-ODATAモニターディスプレイ
I-ODATAモニターディスプレイEX-LD2381Dは、格安の液晶モニタでありながら、しっかりとした性能を持っていることで多くの人の指示を得ています。
液晶モニタから発せられるブルーライトを、5段階で調整することができるのも大きな特徴でしょう。
LEDバックライトを採用していますが、LED特有とされる映像のチラツキを低減するフリッカーレス機能もしっかり採用しています。
これだけの機能を持っていながら格安なので、とてもおすすめできる液晶モニタであることが分かるでしょう。
液晶モニタを選ぶポイント
使用目的をはっきりさせてから選ぶ
液晶モニタはできるだけ安い物を選びたいと考えるはずです。
高価な液晶パネルは、当然それだけ機能や能力が高くなりますが、できるだけ安い液晶パネルを長く愛用したいと考えるでしょう。
そのためには、使用目的をはっきりさせることから考えてみましょう。
仕事用として、入力作業などを中心に使用するのか、またはゲームとして使用するのか、ゲームであればどのようなゲームを中心にするのかなど細かい部分まで考えて選ぶことができれば機能性を抑えることができますので、間違いなく安い液晶パネルを選ぶことができます。
そして、安い液晶パネルでもきっと満足できるはずです。
上手に選ぶためには、知識も必要になりますので事前に液晶パネルについて学んでおきましょう。
まとめ
液晶モニタは、さまざまな方式を採用しています。
それぞれにメリットがあり、デメリットもありますので、自分が利用するスタイルに合わせた液晶パネルを選ぶようにしてみましょう。
また、液晶モニタの価格はメーカーなどによって大きく異なります。
高い価格ほど高性能になりますが、自分のスタイルに合った物を選ぶことが一番です。