ラップトップやスマホはもう必要ない? 万能ガジェットタブレット端末とは?
一般的にスマホと呼ばれているガジェットの第1弾として、2008年にiPhoneが発売され数年のうちに普及したスマホは、完全に我々の生活スタイルを変えたと言っても過言ではないでしょう。
スマホで受けられるサービスは多岐にわたり、情報量も年々増加していくなかで大画面での操作のニーズをうけタブレット端末が登場しました。
スマホが大型化の道を進み、タブレット端末は小型化の道を選んだことでスマホとタブレット端末境界線があやふやになりそうな時代もありましたが、現在その住み分けが確立されたと言っても良いでしょう。
進化を遂げることでスマホに駆逐されることなく生き残ったタブレット端末を取り上げ紹介します。
>>私が絶対おすすめする液晶タブレットランキングベストはこちら
タブレット端末とは?多様化するスマホとの関係性は!
爆発的な普及と共に大型化が進むスマホと小型化が進むタブレット端末、この2つの線引きはどこにあるのでしょうか?
深堀する前にこの記事の中でのスマホとの違いとタブレット端末の定義付けを行います。
大型化が進むスマホとは?
誤解を恐れずにざっくりと言うと電話機能の有無がスマホとタブレット端末の境界線だと言えるでしょう。
スマホは電話機であることを前提に開発されていますから、電話機能を取り去るわけにはいきません。
電話として機能している限り、携行性を意識し続ける必要があります。
ポケットに入るサイズでないと電話機として必要な携行性に問題が出るので、現在以上の大型化は物理的に無理ではないかと考えられます。
高性能化が進んだことで、現在はネットサーフィンやさまざまなアプリを利用した通信ツールとしての側面が色濃くなっていますが、本来が多機能電話ですから電話機能こそがスマホの真のアイデンティティだと言えるでしょう。
小型化するタブレット端末とは?
タブレット端末は限りなくパソコンに近いガジェットであると言えるでしょう。
大きさ的な問題では5インチまでがスマホで7インチ以上がタブレット端末と言われています。
7インチ~12インチがタブレット端末の一般的な大きさです。
タブレット端末には電話機能が搭載されていません。
もちろんインターネットシムやWiFiを経由し、通信アプリを利用して音声通信を行うことは可能ですが、あくまでもこれは電話機能とは異なるものなのです。
パソコンでも通信アプリを使用すれば音声通信が可能ですが、だからと言ってパソコンを電話としてカテゴライズしないのと同じ理由です。
タブレット端末はパソコンのポインテッドデバイスである「ペンタブレット」から派生したガジェットですので、ルーツがパソコンにあります。
その影響からか、キーボードを接続するとラップトップのように使うことができる2in1と呼ばれるモデルも存在します。
>>私が絶対おすすめする液晶タブレットランキングベストはこちら
なぜタブレット端末が支持される?スマホでは役不足?
高性能でコンパクトに収まったスマホこそ新時代のモバイルとして最適なガジェットではないのか?
という声も聞こえてきます。
確かに近年のスマホの情報処理能力やメモリー容量の増加は目を見張るばかりですが、やはりスマホではタブレット端末の代替ガジェットにはなり得ないでしょう。
残念ながら商品開発の時点から、スマホとタブレット端末は似て非なるものなのです。
画面が大きいことでメリットが多いタブレット端末!
携行性に優れているスマホですが、画面の大きさは最大5インチとなり画面の大きさではタブレット端末にかないません、これは電話機として携行性を重視するが故のジレンマと言えるでしょう。
一方電話機ではないタブレット端末はポケットとに入れて持ち歩く制約を受けずに画面を大きくすることができます。
画面の大きさからネットサーフィン、マップの確認、動画鑑賞やゲームなどスマホの画面から味わえない迫力を得られる点や、複数人でモニターを共有することができるのがメリットと言えるでしょう。
文章作成時の文字入力時でも画面が大きいことがアドバンテージとなります。
モニターに表示されるキーボードで画面の多くの部分が隠れてしまうスマホに対して、タブレット端末は作業中の文章以外を表示するスペースがあり全体的な構成や他の文章を把握しながら作業することが可能です。
またガジェットビギナーや高齢者に対しても画面の大きさは効果的で、文字入力時の誤タップや誤操作が少なくなることもストレスのないガジェットライフを送るのに求められるポイントでしょう。
注目!お得なランニングコストや電池の持ちの良さ!
ランニングコストの関係で、電話機のはガラケーでネット接続はタブレット端末と割り切った2台持ちの方も散見します。
電話機能を度外視したタブレット端末は格安インターネット専用シムを差し込むだけで十分機能を果たすことができます。
電話での通話やネット接続を1台のスマホで契約するよりもはるかにリーズナブルで、快適なインターネット環境をタブレット端末で得ることが可能です。
スマホに乗り換え前にタブレット端末で練習してからと考えるガラケーユーザーは意外と多いようです。
そもそもタブレット端末はひっきりなしに操作されているスマホと違ってバッテリーの持ちが良い点もメリットと感じる方も少なくないでしょう。
この場合バックグラウンドでの電力消費が多いWindowsよりもAndroidかiosの方が節電機能に優れているようです。
パソコンVSタブレット端末の機能性対決!
劇的に低価格化が進みコンパクトで携行性の高いラップトップを持ち歩けば最強ではないのか?
という声が聞こえてきそうです。
確かに作業性だけを考えると最も有効かもしれませんが、実は意外と非現実的なのです。
ここでは、パソコンとタブレット端末の機能を比較して紹介します。
タブレット端末はラップトップと同等のガジェット?
軽量化が進んだとは言え、ラップトップはビジネスバッグやハンドバッグに入れて持ち運ぶのには若干重過ぎるのが現実です。
これに対して「もっと気軽に持ち歩きたい」というニーズに支えられているのがタブレット端末です。
多くのタブレット端末ユーザーは、電話機能を持たないことで割り切ってカバンの中にしまい込み、腰を据えて使いたいときに取り出して使う方が多いようです。
「ラップトップは開いて電源を入れて待つ時間が好きでない」という方も少なからず居るようなので、スリープ状態からワンアクションで立ち上がるタブレット端末が支持されているのかもしれません。
OSやアプリの互換性が高くなった現在では、メールに添付された資料の閲覧や表計算ソフトの利用に関してラップトップとタブレット端末では優劣がなくなったと言っても過言ではないでしょう。
機能的に問題がなければ携行性の高さ利便性の高さに繋がります。
拡張機能の点ではラップトップに軍配が上がります。
タブレット端末は携行性を重視するあまり拡張機能に乏しいと言えます。
ラップトップは物理キーボードを持ち複数のUSBポートを持つことで、外付けHDDなどとの拡張機能も充実しています。
しかしAndroidやiosタブレット端末の場合、スマホとの充電用USBケーブルに互換性があるものが多いのは注目するべき点でしょう。
万一、出先で充電が必要になった場合に、充電器の互換性の高さは重要です。
ラップトップはこの互換性が見られないので、本体と充電器を併せ持つ必要があります。
気になる!タブレット端末の価格は?
最も利便性が高いのが、格安インターネットシムを装着できるWiFi対応機種だと言えます。
WiFi環境が整った場所ではWiFiを利用し、それ以外の場所では格安インターネットシムで接続できるものがおすすめです。
ここではリーズナブルな利便性の高いおすすめタブレット端末を紹介します。
〇HUAWEI(ファーウェイ)MediaPad T1 7.0 LTE
7インチモニタータブレット端末のエントリーモデルです。
低価格、高品質を実現するファーウェイの製品なので安心して使えます。
スマホでは物足りない方におすすめのタブレット端末です。
- 本体サイズ:107×191.8×8.5mm
- 重量:278g
- 使用OS:Android6.0
- CPU:クアットコア1.5GHz
- メモリ:1GB
- ストレージ:8GB
- カードスロット:microSD(最大128GBまで)
- SIMスロット:microSIM
- カメラ:背面200万画素・前面200万画素
- バッテリ容量:4,100mAh
- 連続待受時間:455時間
- 連続使用時間:28時間
- 参考価格:11,850円(税込)
〇ASUS(エースース)ZenPad 8.0 X380KL
大ヒットしたゼンフォンの8インチタブレット端末です。
低価格、高品質を実現するエースースの製品なので安心して使えます。
携行性に優れたタブレット端末を求めている方におすすめのタブレット端末です。
- 本体サイズ:123×209×8.5mm
- 重量:350g
- 使用OS:Android5.0.2
- CPU:クアットコア1.2GHz
- メモリ:1GB
- ストレージ:8GB
- カードスロット:microSD・SDHC・SDXC
- SIMスロット:microSIM
- カメラ:背面500万画素・前面200万画素
- バッテリ容量:4,000mAh
- 連続使用時間:WiFi通信10.5時間・SIM通信10.25時間
- 参考価格:17,500円(税込)
〇HUAWEI(ファーウェイ)MediaPad T3 KOB-L09 LTE
中国のモバイルメーカーファーエイの9インチモニタータブレット端末です。
9インチモデルでは破格の値段でお買い得と言えるでしょう。
ネットサーフィン中心の方にはスペック的にも十分なモデルですので、おすすめのタブレット端末です。
- 本体サイズ:124.7×211.1×7.95mm
- 重量:350g
- 使用OS:Android7.0
- CPU:クアットコア1.4GHz
- メモリ:2GB
- ストレージ:16GB
- カードスロット:microSD
- SIMスロット:nanoSIM
- カメラ:背面500万画素・前面200万画素
- バッテリ容量:4,800mAh
- 参考価格:19,400円(税込)
〇APPLE(アップル)iPad 32G
アップルの9.7インチモニタータブレット端末です。
iPad Air2の後継機として発売されましたが、説明はいらないほどポヒュラーな商品です。
Androidの乗り換えでは操作性に違和感を感じるようですが、アップル派の方や全くのビギナーにはおすすめのタブレット端末です。
- 本体サイズ:169.5×240×7.5mm
- 重量:478g
- 使用OS:iOS 10
- CPU:Apple A9
- 記憶容量:32GB
- SIMスロット:microSIM
- カメラ:背面800万画素・前面120万画素
- 連続使用時間:WiFi通信10時間・SIM通信9時間・ビデオ再生10時間・オーディオ再生10時間
- 参考価格:56,500円(税込)
まとめ
スマホとタブレット端末はお互いのウェークポイントを補完する関係であると言えるでしょう。
格安インターネットシムカードが増えている現在、スマホとタブレット端末を上手に使い分ける2台持ちが最も効果的にタブレット端末を生かす方法です。
おすすめのタブレット端末で紹介した以外にも、非常に多くの製品が市場に投入されていますので、自分の使い方にピッタリのタブレット端末がきっと見つかるはずです。
携行性の高いタブレット端末を手に入れて、素敵なモバイルライフを楽しんでください。