モニタアームでデュアルディスプレイをするメリットは何?
液晶を2台使用する、いわゆるデュアルディスプレイは、すごく作業がはかどりやすくなります。
たとえば片方で資料を出して、もう片方で作業をするということが可能になりますから、切り替えという無駄な時間がなくなるのです。
そうなれば当然かなり作業は早くなります。
そしてそんなデュアルディスプレイには、モニタアームを使用するのがぴったり。
ここではそのメリットについてみていきます。
2台分のスペースが机に空く
デュアルディスプレイは、確かにすごく便利です。
でも、デュアルディスプレイにも弱点がないわけではないんです。
その弱点というのが、机の上のスペースを埋めてしまうこと。
ディスプレイが2台あるわけなのだから、その分机の上のスペースが埋められてしまうのは仕方ないです。
でも、机の上のスペースがないと、やはり作業は進めづらいです。
アナログで何かを書きながら仕事をしたり、あるいはスマートフォンをいじりながら仕事をしたり、なんなら水分を摂りながら仕事をしたりすることもありますから。
そんな時にスペースがないと、それらはすごくやりづらくなります。
そこで役立つのがモニタアームなのです。
モニタアームがあれば、二つのディスプレイをそのまま並列で持ちあげることができます。
そうして持ち上げていけば、足が無くなります。
ということはその分だけ、2台分のスペースが机の上にあくのです。
机の上にそれだけのスペースがあれば、そこをかなり有効活用できるようになります。
ということは当然それだけ作業もはかどるようになります。
2台分のスペースはモニタアームなしにはあかない
基本的には、ディスプレイ2台分のスペースは、モニタアームなしにはあきません。
だから、どうしてもスペースを確保したいのであれば、デュアルディスプレイをやめるか、あるいは机を大きくするしかありませんでした。
でも、デュアルディスプレイをやめてしまうと、そのせいですごく作業はしづらくなりますし、では机を大きくすることができるかというと、それはやはり厳しいものです。
会社の場合は勝手に机を変えるわけにもいきませんし、自宅の場合でも、机を買い替えるのにはかなりのコストがかかりますから。
でも、モニタアームであれば、数千円のコストでそれが実現できます。
それならばそうするのが一番なことは明白です。
デュアルディスプレイで机の上のスペースに悩んでいたのであれば、モニタアームを使用するのがおすすめです。
2台分の高さを適切にできる
モニタアームでデュアルディスプレイをしていけば、ディスプレイを2台とも適切な高さにしていけます。
基本的には何もしないでディスプレイを置いていったら、高さが足りないことが多いです。
高さが足りないと、首は下の方を向いてしまうので、首が疲れます。
首がつかれるというのはそれすなわち肩がこるということ。
だから、高さがたりないでパソコン作業をしていると肩がこってしまうことが多いです。
それでは困るので、パソコン作業をするときには、ディスプレイの下に雑誌などを入れて、高さを適切にしている方もいます。
でもそういう対処法は、デュアルディスプレイの時にはできません。
なぜなら、そこまで幅が広い雑誌はあまりないからです。
それならば別々のものを置いていけばよいのではないかと思うものですが、別々のものを置いていくと、微妙に高さがずれてしまうことが多いです。
そうして高さがずれてしまっていたら、それはやはり見づらくなります。
そしてそもそも、2台分そうして下に台を用意していったら、ますます机の上は狭くなります。
だから、デュアルディスプレイの場合には、高さを適切にするのは難しいところがありました。
しかし、モニタアームを使用すればそれも何の苦もなく可能になります。
高さもそろってみやすくなる
モニタアームを使用すればスペースが空くので、スペース的な問題もありませんし、同じ高さに設定していくものなので、当然高さのバランスの悪さもなくなります。
そうして2台とも適切な高さに設定できるようになります。
そんな風に2台を適切な高さに設定できるようになれば、当然肩こりも和らいでいくので、作業もよりはかどるようになっていきます。
ただでさえ作業がはかどるのに、さらに作業がはかどるようになれば、デュアルディスプレイやモニタアームにかけたコストのもとはすぐにとれます。
角度をつけて設置できるようになる
モニタアームでデュアルディスプレイをするメリットとして、角度をつけてディスプレイを設定することができるようになるということもあげられます。
普通にデュアルディスプレイをしていると、どうしても画面は両方とも正面を向いている感じになります。
角度をつけておくことももちろん可能ではありますが、2台のディスプレイに角度をつけていたら、机の上はさらに狭くなってしまうのです。
それでは作業もはかどりませんから、画面は正面を向くことが多くなります。
でも、画面が正面を向いてしまうと、いちいち自分がちょっと移動したりしないと、見えづらいところが出てきたりします。
もちろんまったく見えないわけではないので、気にしないようにすれば気にしないこともできますが、それでも角度をつけることができるのであれば、それに越したことはありません。
モニタアームであれば、その角度も問題なくつけていけます。
足がないので、角度を変えたところで机の上のスペースを埋めてしまうということはまったくありません。
だから、なんのリスクもなく角度をつけることが可能です。
全体が見やすくなる
角度をつけていけば、見えづらい箇所が無くなるだけではなく、全体が見やすくもなります。
二つのディスプレイの同士の距離が近くなるので、片方のディスプレイを見ているつもりでも、もう片方のディスプレイが目に入ってくるのです。
そうして自然と両方のディスプレイを見ることができれば、より作業ははかどりやすくなります。
だから、角度をつけることができるというのは、大きなメリットなのです。
机の掃除がかなり楽になる
ディスプレイが2台机の上に置いてあると、そのディスプレイの下を掃除するのは一苦労になります。
いちいち落とさないように慎重に持ち上げないとならないディスプレイが、2台もあるのですから。
当然その分時間もかかります。
でも、モニタアームでデュアルディスプレイをしていたら、そうなることはありません。
モニタアームがあれば10秒でおわる
モニタアームでのデュアルディスプレイであれば、最初から持ち上げられているわけなのですから、そうしていちいちどかしていく手間はまったくかかりません。
だから机の上の掃除も、ウェットティッシュなどで、ちょっと机の上をささっと拭いていけばすぐに終わります。
時間にしておおよそ10秒もかかりません。
ディスプレイを持ち上げて掃除をしていたら、3分4分はかかってきてしまいます。
しかも、あまりきれいにならない可能性も高いです。
そう考えると、その差はすごく大きいです。
なのでやはり、デュアルディスプレイをするならば、基本的にはモニタアームを使用するのがおすすめになります。
まとめ
モニタアームを使用してデュアルディスプレイをすることには、たくさんのメリットがあります。
どうせデュアルディスプレイをするのであれば、できればその欠点をなくしてやっていった方が良いです。
なので、是非モニタアームを使用していってください。
モニタアームなんてそこまで値段が張るものではありませんし、使用しないメリットもありませんから。