安く買えるけど…展示品の液晶テレビを買うのはあり?なし?
液晶テレビは、基本的には高価な買い物になります。
最近ではある程度値段が下がってきているとはいえ、まだまだ高価な買い物であることには変わりはありません。
でも、そんな液晶テレビをお得に買う方法もあります。
それが、展示品の液晶テレビを買うという方法です。
では実際、展示品の液晶テレビを買うのはありなのでしょうか?
それともなしなのでしょうか?
ここではそれを見ていきます。
展示品の液晶テレビはダメージが大きい
まず基本的に、展示品の液晶テレビはダメージが大きいです。
しかもここでいうダメージとは、見た目に関してのダメージではありません。
これが液晶テレビではない、ほかの製品の展示品であれば、見た目のダメージくらいしかなかったでしょう。
たとえばタンスです。
タンスなんて、いくら展示されていても、見た目に傷がつくくらいです。
そして実際タンスを購入して使用していけば、その途中でまず確実に傷はついていきます。
そうして結果的に傷がつくのであれば、別に最初から傷がついていても、その分安く買うことができるのであれば、その方がはるかにお得になります。
でも、液晶テレビの場合は話が別です。
液晶テレビの場合は、負うダメージが、もっと電源的なダメージになってしまいます。
そうして電源的なダメージを負っていると、やはり寿命に関わってきます。
しかもそのダメージは大きいのです。
たとえば液晶テレビは、すごい眩しい設定にして展示されていることが多いです。
ということはそれだけでもかなりダメージになります。
ましてやそれが、開店時間中ずっとついているわけになるわけですから、ダメージはかなりのものです。
一般家庭で使用するのの何倍ものダメージになります。
結果、せっかく安く買えても、すぐに買い換えないとならなくなることが出てきます。
すぐに買い換えていたら高くなる
そうしてすぐに液晶テレビを買い換えないとならないとなったら、その分だけ液晶テレビにかかるトータルのコストは高くなってしまいます。
たしかに、展示品で液晶テレビを買うと安くは買えます。
でもせいぜいそれは、よくて30%オフくらいです。
これがたとえば、70%オフくらいで買うことができるのであれば、たとえすぐに壊れたとしても、また同じような展示品を買っていけば、結果的にお得になることもあります。
でも、展示品だからという理由で70%くらいオフされるということはまずありません。
基本的にはよくて30%オフくらいなのです。
よくて30%オフくらいとなると、そこまで差はないことになります。
それがすぐに壊れて買い換えるとなったら、やはり結果的には損なのです。
液晶テレビの場合は見た目の傷も気になる
液晶テレビの展示品のダメージは、傷ではなく内部のダメージだと説明してきましたが、だからといって液晶テレビだって、傷がつかないわけではありません。
展示品の液晶テレビだって、傷はつきます。
そして、そんな風に傷が付いているというのも、液晶テレビにおいてはいささか問題になります。
なぜなら、普段使いの中で、液晶テレビの場合はそうそう傷がつかないからです。
これが、先述のような家具の場合は、どんどん触れて使用するものになりますから、傷だってつかないわけはありません。
どんな家具でも、よほど日々を慎重に過ごしていない限り傷はつくものです。
あるいはそうしてよほど慎重に過ごしていたとしても、傷が付いてしまうことがあります。
でも液晶テレビの場合は別です。
なぜなら、そもそも液晶テレビの場合は、それに触れることが少ないからです。
一旦設置した液晶テレビは、そうそう動かしません。
だから、傷はつかないのです。
それなのに最初から傷が付いていたら、やはりちょっと損です。
見るものなので傷も目立つ
また、液晶テレビというのは見るものになります。
家具の場合は、だいたいの場合で、見るものではなく使うものになります。
だから、ちょっとくらい状態が悪くても、その状態の悪さに気がつかないことすらあります。
しかし、液晶テレビの場合は別です。
液晶テレビは見るものになるのです。
ということはもしそれに傷が付いていたら、やはりその傷にも気がつきやすいということになります。
目立たないのであれば、別に傷が付いていても良かったかもしれませんが、視線が集まる分液晶テレビの傷はどうしても目立つのです。
だから、できれば傷が付いていないものを買うほうがおすすめになります。
展示品でなくとも安く買う方はある
もし、液晶テレビを安く買う方法が、展示品を買うという方法しかないのであれば、展示品を買うこともある程度はおすすめできました。
でも、液晶テレビを安く買う方法は、なにも展示品を買うことだけではないのです。
だったらやはり、損がない別の方法で安く買ったほうが良いことになります。
アウトレットで買う
展示品ではない、ダメージを負っていない液晶テレビを安くう方法としてあげられるのは、やはりアウトレットで買うという方法です。
アウトレットで液晶テレビを買えば、少しだけ前のモデルにはなりますが、その分安く買うことができます。
しかも、ただちょっと前のモデルというだけなので、別に安く買えたからといって、すぐに壊れてしまうということもありません。
だから、もし液晶テレビを安く買いたいと思うのであれば、基本的にはアウトレットで買うのがおすすめになります。
アウトレットのほうがむしろ展示品を狙って探していくよりも選択肢は増えていきますし、良い選択になります。
展示品なら中古のほうがまし
また、展示品を買うのであれば、むしろ中古で液晶テレビを買ったほうがましになることがあります。
先述の通り、展示品の液晶テレビの使用状況は、一般家庭での使用状況と比べるとかなり過酷になります。
そんな過酷な状況で使用されてきた液晶テレビよりも、一般家庭にあって、一日5時間とか6時間くらいしかつけられていなかった液晶テレビのほうがはるかに状態が良いことが多いです。
だから、展示品を買うよりは、中古で液晶テレビを買うほうがおすすめになるのです。
中古のほうが安いことが多い
また、展示品の液晶テレビよりも、中古で液晶テレビを買ったほうが安いことも多いです。
先述のとおり、展示品の液晶テレビはせいぜい30%オフくらいにしかなりません。
しかし、中古で液晶テレビを買おうとしていけば、50%オフくらいには平気でなります。
70%オフくらいになることだって全然あるのです。
このように、金額的にも中古で買ったほうが安くなりやすいし、寿命としてます中古で買ったほうが長くなりやすいわけなのですから、液晶テレビを安く買いたい時には、展示品で買うのではなく中古で買うようにするのがおすすめになります。
中古というとなんとなく抵抗感がある方もいるかもしれませんが、実際には展示品だって別に中古品になります。
だから、中古品に抵抗を持つ必要はありません。
ましてや液晶テレビというのは、あまり触れられることがないものになるわけですから、ほかの中古品と比べるとはるかに清潔です。
まとめ
液晶テレビを展示品で買うというのは、あまりおすすめはできないことになります。
とはいえ、液晶テレビは高い買い物になるわけですから、なんとかして安く買いたいと思う気持ちはわかります。
でも、展示品で安く買うのではなく、中古品で安かっていくほうが、状態もよく、さらに安く買えていくのでおすすめになります。
ぜひそうしてみてください。