液晶モニタを段ボールへ詰める際にはどうするのが正解?
液晶モニタを段ボールに詰めて運ぶ際には、詰め方があります。
それを意識しないで詰めていってしまうと、そのせいでこわれてしまう可能性も出てきます。
そうならないようにするためには、正しい詰め方で段ボールに詰めていくしかありません。
そこでここでは、液晶モニタの段ボールへの正しい詰め方について見ていきたいと思います。
まずは液晶をガードするのが正解
液晶モニタを段ボールに詰める際には、まずは液晶をガードしていくのが正解になります。
液晶モニタの液晶は、実はすごく衝撃に弱いところがあります。
ちょっとした衝撃でも、割れてしまったり、あるいは映りが悪くなったりしてしまうのが液晶モニタなのです。
段ボールに入れて移動させる際には、たとえば引っ越しなどの自分で使用するパターンもありますが、売却したために段ボールに入れて発送するということも多いものです。
そうして売却したものを発送する際に、段ボールへの入れ方が悪くて壊れてしまっていたら最悪です。
最初から売れないならばまだしも、売れたと思ったものが返品されて、さらに返金をしないとならなくなるわけなのですから、それはすごく残念です。
なのでそうならないように、しっかりと液晶はカバーしたのちに段ボールに入れていかないとなりません。
液晶も段ボールでカバーすればよい
液晶をカバーする方法は、いくつかあります。
たとえば液晶と同じくらいのサイズ感の発砲スチロールを用意して、それを液晶側に張り付けるようにしたりするという方法があります。
ただ、そういう適度なサイズ感の発砲スチロールは、意外とないものです。
それよりももっと手に入りやすいものでカバーする方が楽です。
そんなカバーに使えるのが、段ボールになります。
段ボールを液晶サイズに切り抜いて、それを液晶側につけていくのです。
そうするとその段ボールが液晶をカバーしてくれるようになるので、傷がつきづらくなります。
しかも段ボールならばどこででも手に入るので、そういうカバーを作る作業も問題なくやっていけます。
なので、是非段ボールをつけていってください。
立てて入れるのが正しい入れ方
液晶モニタを段ボールに入れる際には、立てて入れるかそれとも横にして入れるかという問題もあります。
基本的には液晶モニタは、立てて入れるのが正解になります。
横にして入れた方が安定度が高いように思えるものですが、基本的には立てて入れるのが正解なのです。
横にして入れると、確かに倒れたりする心配はなくなります。
でも、倒れない代わりに様々なトラブルが芽生えてくるのです。
つぶれた際に衝撃を受ける
まず一つは、段ボールがつぶれた際に、液晶がもろに衝撃を受けるというトラブルです。
段ボールは、決してすごく頑丈なものではありません。
そして、どういうやり方で輸送するにしても、段ボールの上に何かが置かれることは比較的に多いです。
そうしてその段ボールの上に何かが置かれてしまうと、段ボールがつぶれてしまうこともあるのです。
段ボールがつぶれてしまうようになったら、当然上を向いている液晶モニタの液晶に、もろに段ボールを突き破ってきた何かの衝撃が加わることになります。
勿論段ボールによってカバーされていることにはなります。
しかし、そうして段ボールによってカバーされているとは言っても、衝撃が加わることには間違いないのです。
だから、壊れてしまうリスクも増していきます。
そうならないようにするために、液晶モニタは立てて入れておくべきなのです。
立てて入れておけば、何かが段ボールを突き破ってきても、液晶にダメージが加わるということはありませんから。
重力の負荷も受けない
液晶モニタを横にして入れていくと、重力による負荷も受けることになります。
重力による負荷だって、受けないでいられるのであればそれに越したことはありません。
重力による負荷は、意外と大きいです。
そしてそもそも液晶モニタは、横にしておかれるようには作られていません。
なので、そういう重力による負荷への耐性もないのです。
ましてや段ボールに入れての輸送となると、長時間その状態になることは確実です。
結果、壊れてしまうリスクが増していくのです。
斜めにして立てて入れる
ただ、液晶モニタを立てて段ボールに入れていこうとすると、無駄に段ボールが大きくなってしまうことがあります。
無駄に段ボールが大きくなってしまうというのはよくありません。
それは、無駄に段ボールが大きくなることによって送料が高くなるとかそういうことではありません。
そうではなく、液晶モニタの安定度がなくなってしまうから、あまり大きいサイズの段ボールはよくないのです。
大きいサイズの段ボールの中に余裕をもって液晶モニタを入れていったら、そのせいで倒れてしまう可能性も出てきます。
立てて入れる際に一番気を付けないとならないのが、倒れてしまうということです。
倒れないようにして入れていくためにも、やや小ぶりな段ボールに斜めにして入れていくのです。
角から角に線を引くようなイメージ
斜めにして入れるというのは、たとえば段ボールを上から見た際に、その液晶モニタを線として、段ボールの角から角に向けて線を引くイメージで入れていくということになります。
そうすれば、倒れようとしても段ボールの辺がそれを防いでくれるようになりますから、安定度はすごく高くなります。
しかも無駄なスペースもないので、そういう意味でも安定度が高くなりますし、一石二鳥の入れ方になるのです。
そういう入れ方で入れていくということをイメージして、段ボールを選んでいってください。
空いたスペースはプチプチで埋める
そうして斜めにして立てて入れていこうとすると、確かに無駄なスペースはなくなります。
でも、空いたスペースがないのかと言われたら、当然そんなことはありません。
多少なりともスペースは空いていくことになるのです。
そうしてスペースが空かないようにするためには、そのスペースを別のものでうめていくしかありません。
そのスペースを埋めるものとしておすすめなのが、プチプチです。
プチプチは、いろいろと形も変形させていけるので、ちょっとしたスペースを埋めていくのにはすごくちょうど良いです。
しかも、弾力性があるので、液晶モニタを傷つけることがありません。
それもすごく重要なことです。
傷がつかない方が良いのは液晶だけではない
確かに、液晶モニタを移動させる際に一番守らないといけないのは液晶です。
液晶はとくに傷に弱いですから、それは当然です。
でも、では液晶だけ守ればよいのかというと、まったくそんなことはありません。
液晶だけを守ればよいわけではなく、ボディもしっかりと守っていかないとならないのです。
そうしてボディを守りつつスペースを埋めていく為に一番適切なのが、プチプチなのです。
プチプチはホームセンターなどで大量に安く売られているので、ちょっと面倒ではありますが用意して、それで埋めるようにしていってください。
まとめ
液晶モニタを段ボールに入れる際の正しい入れ方は、まず液晶を発砲スチロールや段ボールで保護して、それから斜めにして立てて入れていくという入れ方になります。
その後でしっかりとスペースを埋めていけば、安全に液晶モニタを運んでいくことができるようになります。
是非そうして、正しく安全に液晶モニタを運んでいくようにしてください。