インターネットやゲームはもちろんペンタブとしても使えるiPadシリーズの紹介
ペンタブといえばイラストを描くという点だけがメインな液晶ペンタブレットをイメージしがちですが普通のタブレットでもペンタブとして使えるようにはなっています。
イラストアプリをインストールして、タブレットで使えるタッチペンなどと合わせるとそれだけでもうイラストを描く事が出来るのです。
今回はそんなタブレットの中でも特に人気のiPadシリーズのペンタブとしての使い心地はどうなのかというのを紹介したいと思います。
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iPad Air
2014年に登場した旧型タブレットです。
しかし旧型とはいえ中古市場ではかなりの人気があり、もちろんネットに接続していればタブレット内にアプリをインストールしたりインターネットも楽しめたりします。
Appleの保証も受けられますし、画面の大きさも使い勝手に関してはかなり優秀ではあります。
価格も非常に安くなっているので初めてタブレットを使ってみたいという人や、値段が安くて最低限のスペックさえあれば良いという人には結構おすすめです。
スペックはiPad Air2の場合iOS8.1が搭載されており、画面は9.7インチ、バッテリーは10時間連続使用可能、メモリは2GBとなっています。
ペンタブとしては
iPad Air2はメモリ2GBとタブレットとしてはそこそこなスペックがあり、イラストを描くだけならそこまで問題はありません。
iPad pencilは使えませんがタブレットやスマートフォンで使えるタイプのタッチペンでイラストを描く事は出来ますし、iOS8.1に対応しているイラスト制作やお絵描きアプリもインストールが可能です。
単純にイラストを描きたいという人や、お絵描き初心者や子供の遊び道具とするなら使い勝手も悪くなく、特にストレスも感じずに使用できます。
iPad Air用のアクセサリーも中古新品問わずかなり充実しており、デジタルイラストを安く使い勝手良く楽しみたいならiPad4は良い環境になっています。
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iPad5
2017年に登場した新しいiPadの5世代目のタブレットです。
マルチに使える点が特徴であり、スペックも大幅に進化しています。
それに伴い価格も高くなっていますが、タブレットをイラストのみならず様々な場面で使いたいという人にはこれ1台あれば良いのでおすすめ出来るマルチタブレットとなっています。
スペックも優秀であり、iOSは10.2.1、バッテリーは変わらず10時間連続使用可能ですが効率的にバッテリーを消費してくれるようになっていてハイスペックで大きなバッテリー消費を必要とするアプリも旧型よりも体感的には長持ちしてくれるようになっています。
メモリは2GBとこちらも変わりませんが、効率的にメモリを使えるようには進化しており、マルチタスクも滑らかな操作で使用できます。
ディスプレイも同じく9.7インチと使いやすい大きさで、LEDバックライトで綺麗に画像を映し出してくれます。
ペンタブとしては
ペンタブとしての使い心地はiPad Air2から大きくは変わりませんが、効率的に使えるようになっている点で滑らかさや長持ちさは体感的には更にストレスフリーで操作しやすくはなっています。
10.2.1のOSも非常に優秀であり、イラストアプリもいろんな機能をフル活用出来るようにはなっているので便利さは上がっています。
しかしiPad pencilは使えないのでそこがやはりイラストをプロ目線から描くというのではややマイナスにはなります。
ですがpencilではなくタッチペンや指でもアプリによっては綺麗な絵は描けますし、練習用としての活用も可能で初心者や中級者の練習タブレットとしてはおすすめです。
iPad mini4
iPadシリーズの中で1番小さく持ち運びにも便利というのがiPad miniです。
iPad miniは今まで4世代分が登場しており、その小ささから使用者もまだまだ多くて人気もあります。
2015年に登場したiPad mini4もスペックとしては今でも適用するスペックをしており、外出して色んな場所で使える小さなタブレットとして問題なく使用できます。
スペックはiOS9.0、バッテリーは10時間連続使用可能、メモリは2GB、そしてディスプレイは7.9インチのサイズとなっていてiPhoneよりは大きいですがタブレットとしては小さめとなっています。
価格もその分安くなっており、中古市場でも比較的安く手に入れられるiPadシリーズではあります。
ペンタブとしては
ペンタブとしてはディスプレイも含め小さいというのがややマイナスになっており、正直使い勝手はそこまで良くないです。
しかし持ち運びに便利で鞄にすっぽり収まるというので外出してイラストを描くような人には使い心地はそれなりに良いかもしれません。
スペックもiOSもストレスなく使えますし、アプリも2個同時起動して楽々と操作も出来るようになっているので特に不満点も見当たらない優秀さはあります。
イラストアプリもiOS9.0対応のアプリは難なく使えます。
iPad pencilは非対応ですがタッチペンで端から端まで描けるようになっています。
小さな子供の教材用としてや外出してイラストを描くという人にはおすすめ出来るiPadではあります。
iPad Pro
iPadの中でもスペックから大きさ共に最高クラスのまさにプロ仕様のiPadがこのiPad Proです。
2017年に10.5インチのタイプが登場し、OSもタブレットの中でもトップクラスの性能を持っています。
アプリもより滑らかに、より使いやすくを意識して作られており、Mac Bookと同等クラスでパソコンいらずとも言われているほどです。
スペックはiOS10.3.2、バッテリーは10時間連続使用可能、メモリは旧型のタブレットやiPad miniなどの2GBから2倍に進化して4GBとなっており、ノートパソコンレベルのメモリ処理が可能です。
ディスプレイは10.5インチと大きく、映像もより迫力ある映像を楽しめるようになっています。
ペンタブとしては
ペンタブとしての能力は専用の液晶ペンタブレットと同等もしくはそれ以上の使い心地となっておりプロ向けのイラスト制作アプリもiOSからインストールしてフルに活用できます。
4GBとメモリ数も上がり処理も楽々となったのでイラストアプリを使う時に気になる用紙サイズの大きさやレイヤーの数もパソコンでイラストを描いている時と同じ様に大きく沢山使えます。
iPad ProではiPad pencilがもちろん使えます。
なので市販のマルチに使えるタッチペンのような操作性が少し悪いペンでイラストを描いていた今までもタブレットとは違い、ボールペンで描く様な感覚でイラストをより自分好みに描く事が出来ます。
iPad pencilはiPad Pro専用のペンでもあるので連動性も高く、イラスト制作専用の液晶ペンタブレットと同じ様に筆圧感知機能や傾きセンサーなどを搭載していて線の強弱もしっかり反映させられます。
プロの方でも使用していて満足出来るペンタブではあります。
まとめ
iPadシリーズは沢山ありますが、ペンタブとして、そしてイラストを描く用としては全てのiPadが使えます。
もちろん色々スペックの違いやサイズの違いはありますが、どれも優秀な操作性はあり、使い方次第ではどんな人でもイラストを自分が思い描いた通りに描けるようになっています。
iPadを使いイラストを描くことを楽しんでみてほしいです。