液晶モニタをテレビの代わりに! 注目したい4つのポイント

液晶モニタ

液晶モニタといえば、「パソコンのための商品」というイメージもありますが、その用途はひとつではありません。

うまく使えば、液晶モニタをテレビの代わりにすることもできるのです。

しかし、いくつかポイントを押さえておかないと、不便さを感じてしまうこともあります。

では、液晶モニタをテレビとして使うときの注目ポイントについて、詳しく説明していきましょう。

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必要な物

液晶モニタをテレビとして使うといっても、液晶モニタはあくまでもモニタであり、テレビそのものではありません。

テレビューナーがついていないため、ただ液晶モニタを買っただけでは、テレビ番組を見ることはできないのです。

液晶モニタの中には、テレビとして使用することを想定して、最初から内蔵している商品もありますが、そうでない場合はテレビチューナーも一緒に購入する必要があります。

これから必要なものを用意する場合は、この点に注意して商品を選んでください。

もしチューナーがない商品を選んだ場合は、「せっかく買ったのに映らない」という事態が起きてしまいます。

また、すでに通常の液晶モニタを使用していて、それを利用することを考えている人も、忘れずにテレビチューナーを購入しておきましょう。

他の機器との接続

液晶モニタをテレビとして使う場合、単にテレビ番組を見るだけなら、テレビチューナーさえあれば準備は完了です。

しかし、テレビの使い方は、ただ番組を見るだけではありません。

HDDレコーダーやゲーム機と接続して、さらに便利に、楽しく使うことができます。

そのような幅広い使い方をするには、他の機器と接続するための端子やケーブルにも注意してください。

現在はHDMIで接続するのが一般的なので、「商品にHDMI端子があるか」「そのためのケーブルが揃っているか」といったことも、しっかり確認しておくことが大切です。

この点は新しい商品を買えばクリアできますが、安い中古品を買う場合は、すべて揃っているとは限りません。

端子がなかったりすると接続できないので、見落とさないようにしましょう。

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液晶モニタの注意点

液晶モニタは、必要なものが揃っていれば、テレビとしても十分に使うことができます。

ただし、すべての商品がテレビの視聴に適しているわけではありません。

最近はテレビとしても問題なく使用できるものが多いですが、中には、動きのある映像だと画質が落ちる商品もあります。

というのも、液晶モニタというのは、基本的には静止画を映すことを想定しているからです。

そのため、パソコンの画面としてはきれいでも、テレビ番組などを映すときは、見る角度によって画質が荒くなったりします。

画質にこだわりたい場合は、スペックなどをよく見て、テレビの視聴に適しているかどうか、よく確認しておきましょう。

また、液晶モニタのサイズにも注意してください。

映画などの迫力ある映像を堪能するには、できるだけ大きいサイズの画面が欲しくなりますが、液晶モニタは基本的に小さいものです。

もちろん、中には大きめのサイズもありますが、それでも大型のテレビほどではありません。

そのため、できるだけ大きい画面で映像を楽しみたいなら、液晶モニタではなく、テレビを検討することも必要になります。

サイズやスピーカーにも注意

液晶モニタの中には、テレビとして使うことを想定していない商品もありますが、その場合は、スピーカーにも注意してください。

パソコンのモニタとして使う場合、テレビと違って、音はそれほど重要な要素ではありません。

そのため、液晶モニタの中には、スピーカーがついていない商品もあるのです。

たとえあったとしても、テレビのような音質のよいものではなく、「とりあえず音は出る」といった程度のスピーカーになっていることもあります。

したがって、よい音質でテレビを見たいなら、スピーカーがどうなっているのか、よく見ておくようにしましょう。

「音にはこだわらない」という人なら問題はありませんが、そうでない場合は、スピーカーの購入も必要になる場合があります。

液晶モニタのメリット

液晶モニタでテレビを見るときは、注意すべき点も多いですが、嬉しいメリットもあります。

まず、スペースの節約になるという点です。

液晶モニタがテレビになれば、その他にテレビが必要になることはありません。

つまり、その分だけスペースが空き、場所を広く使うことができるわけです。

このメリットは、特に一人暮らしの人には重要なポイントになります。

実家だと部屋は複数あるので、テレビと液晶モニタがそれぞれあっても問題はありませんが、一人暮らしの場合、ひとつの部屋に両方を置かなければならないことも多いものです。

すると、テレビと液晶モニタだけで場所をとってしまうため、どうしても狭さを感じてしまいます。

そんなときは、液晶モニタでテレビも見るようにすれば、場所を広く確保することができるのです。

テレビボードもいらない

普段はパソコンのために使用している液晶モニタを、テレビの視聴にも利用するのであれば、テレビボードは不要になるため、家具もひとつ減らすことができます。

テレビを使う場合、床に置くだけだと高さが足りないため、テレビボードも設置するのが一般的です。

しかし、パソコンの液晶モニタなら、普通は机の上などに置いているため、高さを心配する必要はありません。

テレビを見るなら、その高さのまま見ればよいわけです。

ただし、画面との距離だけは注意してください。

パソコンで作業をする場合、液晶モニタを離して設置することはありませんが、テレビを同じ距離で見ていると、目に負担をかけてしまいます。

テレビを見るときは、適切な距離をとってから見るようにしましょう。

自分に合った方法で

液晶モニタは、テレビを見ることもできる便利な商品ですが、テレビとして使う際のメリットを得られるかどうかは、その人の生活によって違ってきます。

例えば、家族と一緒に住んでいて、複数でひとつの画面を見る状況が主になる場合、液晶モニタよりもテレビの方が適しています。

大勢で広い部屋に集まり、ひとつのテレビを見るなら、やはり画面は大きい方がよいので、サイズに限りがある液晶モニタだと不便に感じてしまうことも多いのです。

しかし、あまり部屋が大きくなく、人数も少ない場合は、それほどのサイズが必要になることはありません。

そんなときは、場所をとらない液晶モニタがおすすめです。

このように、その人がどのような生活をしているかによって、最適な商品は異なります。

自分に合ったものはどちらなのか、よく考えて決めるようにしましょう。

一人暮らしなら液晶モニタ

液晶モニタのメリットを実感しやすいのは、一人暮らしで部屋が狭い場合です。

先述のように、液晶モニタをうまく使えば、場所を広く確保することができるため、スペースが限られている状況では、とても役立ちます。

場所よりも画質や音質などを優先したい場合は、最初からテレビを購入するのもアリですが、普通に楽しむだけなら、ぜひ液晶モニタを利用してみましょう。

それなら、狭いスペースを圧迫することはなく、テレビも快適に楽しむことができます。

まとめ

液晶モニタは、いろいろな使い方ができる商品であり、注意点さえ意識しておけば、テレビとしても十分な働きをしてくれます。

ただし、液晶モニタをテレビにすることは、必ずしもメリットがあるとは限りません。

ここで紹介したポイントを参考にして、テレビか液晶モニタか、じっくり検討してみてください。

液晶モニタの方が便利な場合は、うまく使いこなすことで、普段の生活をよりよいものに改善できます。






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