液晶テレビに縦線が入ったら?注意すべき4つのポイント

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液晶テレビは、普段の生活に欠かせない家電製品です。

しかし、毎日頻繁に使うものは劣化しやすくなり、何らかの不具合が出てくることも多くなります。

そのうちのひとつが、画面に縦線が入ってしまうことです。

ここでは、液晶テレビに縦線が映るとき、どのように対処すればよいのか、4つのポイントに分けて紹介していきます。

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早めの対応が重要

液晶テレビの画面に縦線が入ってしまったら、かなり気になってしまうものです。

しかし、まったく映らないわけではないので、「この程度なら大丈夫」と油断して、そのまま使い続けてしまう人もいます。

確かに、少し縦線が入ったとしても、番組の内容までわからなくなることはありませんが、だからといって線を放置しておくのはやめましょう。

なぜなら、縦線が入った状態で長く放っておくと、本当に映らなくなってしまう可能性が高いからです。

縦線が入るということは、決して普通の状態ではありません。

それは、液晶テレビの内部で何か問題が起きている証拠であり、故障する前兆と考えておきましょう。

したがって、縦線が入るようになったときは、なるべく早めに対処することをおすすめします。

放置したことで症状が悪化し、余計な出費が増える場合もあるので、異常があったときの素早い対応は、重要なことなのです。

映像かテレビ本体か

画面に縦線が出たときは、なるべ早く対応しなければなりませんが、中には例外もあります。

それは、テレビ本体の問題ではなく、映像ソースの方に問題がある場合です。

映像の問題なら、チャンネルや入力切替を変更することで、線が消えることもあります。

もし映像ソフトを使用していた場合は、他のソフトできれいに映るかどうか試してみましょう。

それで縦線が消えるようなら、テレビ自体には問題がないことになります。

このように、縦線が入ったときは、まずは慌てずに、問題がどこにあるのか確認してください。

そこをはっきりさせておけば、適切な対応が可能になります。

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接続に関する原因

液晶テレビに縦線が入ってしまう原因としては、接続が悪くなっていることが挙げられます。

例えば、背面にある接続コネクタがゆるんでいた場合です。

きちんと接続できていなければ、正しく映像を映すことはできません。

しかし、長く使っていれば、接続コネクタの接触不良は起きやすくなってしまいます。

最初にしっかり接続したとしても、時間が経てばゆるんでしまうことも多く、掃除の際にぶつかった衝撃などが加われば、さらに動いてしまうのです。

また、背面には埃がたまりやすくなりますが、埃まみれの状態も、接触不良につながります。

そのため、接続がしっかりできているか定期的に確認し、こまめに掃除をしておくことも大切です。

もし縦線が入ったときは、接続し直すことで改善される場合もあるので、ぜひ試してみてください。

フレキシブルケーブルの接触も重要

液晶テレビには、フレキシブルプリント基板と呼ばれるものが入っており、ここに使用されているケーブルが、フレキシブルケーブルです。

これは、電気信号の伝達にかかわる重要な部分であり、接触不良が起こったり劣化したりすると、映像が乱れてしまいます。

もし断線していた場合は、縦線どころか、画面の半分が映らなくなってしまうこともあるのです。

液晶テレビの縦線は、このフレキシブルケーブルが原因で起きていることも多いですが、テレビに詳しくなければ、対応は難しくなります。

原因がわからないようなときは、無理に分解したりせず、プロに任せるようにしましょう。

バックライトの劣化

バックライトは、液晶テレビの寿命にも影響する重要な部分です。

液晶テレビは、バックライトが後ろから照らすことで映像を映しているため、劣化した場合は、正常に映らなくなってしまいます。

そのときに出る縦線には、赤や黄などの色がついていることが多いので、もしカラフルな線が入った場合は、バックライトを疑うべきです。

バックライトの劣化による不具合が出た場合は、メーカーの修理に出すと交換してくれるので、また使えるようになります。

ただし、商品の種類によっては、かなり高額の出費になってしまうこともあるので、あまり高いようなら、新しく買うことも検討しておきましょう。

バックライトの劣化を防ぐには

液晶テレビは明るさを変えることができるため、自分で見やすいように調節して使うのが一般的です。

しかし、あまり明るすぎる設定にすると、バックライトが必要以上に酷使されるため、劣化を早めてしまいます。

明るすぎる状態を長く維持することは、バックライトに大きな負荷をかけるのです。

そのため、なるべく劣化を抑えて縦線を防ぐなら、明るさは低めにして使いましょう。

店頭では、見やすくするために通常より明るい設定にしている場合もありますが、家で普通に使うなら、少し下げておくべきです。

買ってきたばかりの液晶テレビは、店頭と同じ設定になっていることもあるので、必ず明るさを調節してください。

負荷を少なくする使い方をしていれば、縦線が入ってしまうリスクは軽減できます。

無理せず修理に出そう

上記の2つの原因は、縦線が入るときによくあるものですが、それを正確に判断するためには、専門的な知識が必要になります。

バックライトが原因で起こる色付きの線のように、見た目である程度の推測ができる場合もありますが、内部のフレキシブルケーブルに問題があるようなときは、素人ではわからないものです。

それでも原因を突き止めようとして、無理に分解などしてしまうと、縦線どころではなく、さらにひどい事態になる恐れもあります。

したがって、異常が出た場合は、原因の特定よりも、早めに修理に出すことを優先してください。

「原因がわかれば必要な修理費を予測できる」というメリットを期待している人もいますが、必ずしも原因と修理費が釣り合うとは限りません。

たとえ一部の不具合でも、その周辺すべてを交換しなければならないときは、どうしても高額になってしまいます。

そのため、あまり原因にこだわる必要はないのです。

異常があるときは修理に出して、プロの知識と技術に頼りましょう。

見積もりを忘れずに

縦線が入った液晶テレビは、無理に自分で対処しようとせず、修理に出すのが適切な方法です。

その際は、必ず見積もりを出してもらうようにしましょう。

交換修理では、確かに広範囲が対象になることもありますが、本当に一部だけの交換で済む場合もあります。

また、補償によってパーツの代金が不要になることもあるのです。

その一方で、漠然と考えていた金額を大きく上回り、もはや新品を買った方がお得になるというケースもあります。

このように、液晶テレビの修理といっても、その費用にはかなり違いがあるものです。

あとから困らないように、いきなり修理してもらうのではなく、まずは見積もりを出してもらい、じっくり検討してみましょう。

修理費がかかりすぎるようなら、思い切って買い替えるのも、ひとつの方法です。

まとめ

液晶テレビは、長く使っていれば、いつか劣化する日が来ます。

縦線が入るという症状は、劣化したときにはよく起こるので、ここで紹介したポイントを参考にして、適切に対処できるように備えましょう。

何も知らずに分解したりすると、完全に壊してしまう恐れがあります。

もし不具合が出たとしても、適切な対処法をとれば、また使えるようになることもあるのです。






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