液晶モニタを見て眠くなるのはなぜ? 注意したい4つの原因

液晶モニタ

パソコンなどの液晶モニタを見ていると、妙に眠くなってしまうことがあります。

眠気が強くなれば、早く終わらせたい作業があっても、手が止まってしまい、なかなか進めることができません。

そんなときは、眠気を取り払う対策をする必要がありますが、そのためには、まず原因を知ることが大切です。

では、液晶モニタを見ていると眠くなってしまう原因について、詳しく説明していきます。

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集中できていない

液晶モニタを使っていて眠くなる原因には、集中力の低下があります。

目の前のことに集中できず、だらだらと画面を見ているときは、眠くなってしまうことが多いのです。

例えば、ブログなどの文章を書いているとき、うまい言い回しが思いつかなかったり、ネタがなくなったりしたときは、作業が進まなくなってしまいます。

そんなときは、意味もなくネットサーフィンをしたり、作業とは関係のないことを調べてしまったりしますが、それは集中力が低下している状態です。

集中できていないと、ぼんやり画面を眺めていることも多くなるので、疲れているときなどは、たちまち眠くなってしまいます。

逆に、書きたいことがはっきりしていて、どんどん手が動くようなときは、自然と集中力も高まるので、眠気を感じることは少ないものです。

そのため、眠くならないためには、なんとかして集中力を高める必要があります。

休憩を入れよう

液晶モニタの作業で集中力が低下してしまうときは、適度に休憩を入れて、頭をリフレッシュさせることが大切です。

煮詰まって書き進めることができないときは、無理に画面の前に座っていても、簡単には解決できません。

それどころか、ネットサーフィンの誘惑に負け、無駄に時間を消費するうちに、眠くなってしまうことも多いのです。

できるだけ集中して、眠気が入り込む隙をなくすためには、いったん休憩してリセットしましょう。

ストレッチで体をほぐしたり、コーヒーを飲んだり、少し散歩をしてみたり、自分に合った方法で、頭をすっきりさせてください。

すでに強い眠気に襲われているときは、仮眠をとるのもおすすめです。

そうすることで、再び仕事に集中できるようになります。

また、頭がすっきりしていれば、よいアイディアが浮かんでくることも多いのです。

人間の集中力が持続するのは約1時間なので、集中力の低下による眠気を防ぐなら、1時間を目安に休憩を入れるようにしましょう。

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酸素が足りていない

液晶モニタを見ていて眠くなるようなら、その場所の環境をチェックしてみてください。

作業する場所の環境によっては、眠気を強くしてしまうことがあります。

注意しなければならないのは、窓を閉めきっているときです。

狭い部屋や人がたくさんいる部屋で、そのような密閉された状態になっていると、空気中の二酸化炭素が増加していきます。

部屋の中の限られた酸素を消費して、代わりに二酸化炭素を排出していれば、どうしてもそうなってしまうのです。

そして、周りが二酸化炭素ばかりになれば、必要な酸素を補給することができません。

酸素が不足すれば、脳にも十分な量が回らなくなり、強い眠気を感じるようになります。

そのため、部屋を閉めきって仕事をするのは避けるべきです。

パソコンで作業をするときは、部屋に閉じこもって集中しようとすることも多いので、酸素不足には注意しておきましょう。

換気しよう

眠気を解消するためには、ときどき換気して、部屋の空気を入れ替えてください。

二酸化炭素ばかりになった空気をいったん排出し、酸素をたっぷり含んだ新鮮な空気を入れるようにすれば、酸素不足で眠くなることはありません。

寒い時期は、窓を閉めきってしまうことが多くなりますが、休憩を入れたときなどに、しっかり換気を行うことが大切です。

酸素を補給してすっきりすれば、作業もより捗るので、眠くなるようなときは、ぜひ試してみてください。

姿勢が悪い

パソコンの液晶モニタを見るときは、姿勢をよくしておくことが大切です。

猫背になっていると、内臓に負担をかけてしまうため、正常な呼吸や血流が維持できなくなります。

その状態は、集中力を低下させることがあるので、眠気の対策をするなら要注意です。

先述したように、集中できない状態だと、眠気を感じやすくなるので、液晶モニタを見るときの姿勢には、常に注意しておく必要があります。

しかし、パソコンで作業をするときは、画面に顔を近づけてしまうことが多く、いつの間にか背中が曲がっていたりするものです。

眠気を解消するためには、意識して姿勢を正すようにしましょう。

椅子の背もたれに注目

液晶モニタを見るときの姿勢をよくするには、自分の力で背筋を伸ばそうとするよりも、背もたれをうまく利用しましょう。

自分で伸ばそうとすると、不自然に反ったような姿勢になってしまうこともありますが、その状態を長く続けていれば、体を痛めてしまいます。

しかし、背中を後ろに預けておけば、負担の少ない姿勢をとることができるのです。

ただし、背もたれと体が離れていると、その方法も難しくなってしまうので、距離があるときは、クッションを挟んで隙間を埋めてください。

背中の後ろが空いていると、どうしても猫背になりやすいものですが、適度に寄りかかれる状態になっていれば、姿勢は安定してきます。

とはいえ、寄りかかりすぎると、ふんぞり返るような悪い姿勢になってしまうので、背もたれがあるからといって、だらけすぎないようにしましょう。

ブルーライトを浴びすぎている

ブルーライトは、さまざまな液晶画面から出ている刺激の強い光であり、目に悪影響を与えるだけでなく、眠気を感じる原因にもなります。

一般的には、ブルーライトといえば睡眠を妨げるものであり、一見すると矛盾しているようにも思えますが、ここで問題になるのは、目に蓄積される疲労の方です。

多量のブルーライトを浴びていると、目を酷使してしまうため、眼精疲労がひどくなっていきます。

そのように目が疲弊した状態だと、昼間であっても、眠気を感じてしまうのです。

さらに、夜にブルーライトを浴びて睡眠不足になっているときは、余計に眠気が強くなり、とても目を開けていられないほどの睡魔に襲われることもあります。

これを防ぐためには、ブルーライトを少しでも軽減することが大切です。

ブルーライトをカットできるアイテム

液晶モニタから出るブルーライトを抑えるためには、保護フィルムを貼る方法がおすすめです。

画面に保護フィルムを貼っておけば、目に向かってくるブルーライトを大幅にカットできるので、目にかかる負担を減らすことができます。

また、ブルーライトをカットする眼鏡も便利です。

それをかけて作業していれば、レンズがガードしてくれるので、目に多量のブルーライトが届くことはありません。

ただし、眼鏡を使うのであれば、必要ないときは外すようにしてください。

かけたり外したりするのが面倒に感じることもありますが、昼間もずっと使っていると、太陽光まで必要以上にカットしてしまうため、だんだん生活のリズムが乱れてきます。

人間は、日中に太陽の光をしっかり浴びることで、健康的な生活を送ることができるので、眠気を解消するためとはいえ、やりすぎないようにしましょう。

まとめ

液晶モニタを見ていて眠くなるときは、さまざまな原因があるものです。

一見すると眠気には無関係に思えることでも、実は大きな影響がある場合もあります。

普段から眠気を強く感じる人は、ここで紹介した原因と対策を参考にして、液晶モニタを使う環境などを見直してみましょう。

適切な使い方をしていれば、眠気を抑えて、デスクワークもサクサクと進めることができます。






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