上手に使って楽しもう!液晶テレビを見る時の注意点とは?
液晶テレビでは、ドラマ・アニメ・映画・ニュース・バラエティー・ドキュメンタリーなど、色々な動画を楽しむことができます。
そのため、多くの家庭に液晶テレビはあり、テレビを見ること自体が趣味になっている方もいます。
しかし、液晶テレビを見る時には、注意した方が良いことがいくつかあります。
その注意点を、ここでは紹介していきます。
部屋の中を明るくして見ること
電気代が勿体ないという理由で、日中は電気を付けないで液晶テレビを見ている方もいます。
しかし、天気が悪いと日中でも部屋の中は暗くなりがちになります。
そのような環境で液晶テレビを見ると、目には当然負担がかかります。
テレビは、見る時間が長ければ長いほど目には負担がかかり、部屋の中が暗いことにより更に負担がかかってしまいます。
部屋が暗いことで目を悪くしてもつまらないので、日中でも暗く感じる場合は電気代をケチらず、電気をつけて部屋の中を明るくしましょう。
映画を見る時も部屋の中を明るくする
テレビで、ニュースやドラマなどを見る時は部屋を明るくするが、映画を見る時だけ部屋の中を暗くしている方もいます。
確かに、電気をつけないで部屋の中を暗くすると、映画館にいるかのような雰囲気にすることができます。
部屋の中を暗くすることにより、液晶テレビ以外の物は見えにくくなり、映画に集中しやすくなりますが目には良くありません。
映画館では、映写機でスクリーンに動画を映し出しますが、液晶テレビはテレビ自体が光を出します。
そのため、同じ暗い環境でも、映画館よりも液晶テレビの方が目にかかる負担は大きくなります。
しかも、多くの映画は2時間くらいの長さになっており、暗い環境で約2時間液晶テレビを見続けることになり、目には大きな負担がかかってしまいます。
そのことにより、視力が低下してしまう恐れもあるため、映画を見る時でも部屋の中を明るくすることをおすすめします。
液晶テレビ自体の明るさにも注意
部屋の中の明るさだけでなく、液晶テレビ自体の明るさにも注意する必要があります。
テレビが眩しすぎるほど明るいと、目には当然負担がかかり、目を悪くする原因になります。
また、明るすぎるテレビ画面を見続けることで、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れてしまう場合もあります。
そのため、テレビ自体の明るさは、明るくし過ぎないことが大切ですが、逆に暗すぎても良くありません。
液晶画面が暗すぎると、当然映像は見にくくなります。
そのことにより、目は頑張って映像を認識しようとするため、目は疲れやすくなります。
これらのことから、液晶テレビは、明るすぎず暗すぎない明るさにすることが大切になります。
多くの液晶テレビはモードを選ぶことができ、標準モード・映画モード・ダイナミックモードなどがあります。
「どのくらいの明るさが最適なのかいまいち分からない」という方は、モードから選んで明るさを調整しても良いでしょう。
また、テレビのセンサーで、部屋の明るさに合わせて画面の明るさを自動調整できるものも販売されています。
必要に応じて明るさ以外も調整する
画質が綺麗に見えない時や、自分好みの画質でない時は、明るさ以外にも、色の濃さや色合いなどの画質も調整しましょう。
画質自体を綺麗に見えるように調整することにより、テレビを十分に楽しむことが可能になります。
現在の画質が自分好みでない場合は、白レベルや黒レベルなど色々調節して試してみると良いでしょう。
映画を見る時だけは画質を変更したいという方もいるかと思います。
そのような方は、映画を見る時だけ「映画モード」を使用すると良いでしょう。
モードを選択すれば、面倒な細かい画質調整をする必要がないため、とても楽です。
最適な音量で見ましょう
液晶テレビを見る時は、音量にも注意が必要です。
音が大きすぎると、一緒に住んでいる家族に迷惑をかけてしまう場合があります。
また、近所まで迷惑をかけてしまう場合もあり、騒音トラブルが起きる恐れもあります。
それらのことを防ぐためにも、音量は大きすぎないようにしましょう。
逆に音が小さすぎると、テレビで何を言っているのか分からなくなり、テレビを十分に楽しむことができなくなります。
そのため、音は小さくし過ぎないことも大切ですが、一緒に住んでいる人が家で仕事や勉強をしていたり、眠っていたりする場合はボリュームを絞った方が良いでしょう。
場合によっては音の設定もしましょう
液晶テレビで映画などを見ていると、セリフが聞こえにくく感じる場合があります。
セリフ以外の音が大きく聞こえ、セリフが聞きにくいと、ストレスになったり、映画を十分に楽しめなかったりします。
特に映画では、セリフが聞こえにくくなる場合があるため、映画を見る時は音の設定をすることも大切です。
長時間テレビを見る時は休憩することも大切
液晶テレビを何時間も見続けていると、目には大きな負担がかかり、目の健康を害してしまいます。
そのため、長時間テレビを見る場合は、たまに休憩を入れることが大切です。
休憩中は、まばたきをする・遠くの方を眺める・眼球を上下左右に動かす、などをすることにより目をリフレッシュすることが可能です。
まばたきをリズムよくすることで目を潤し、目の周りの筋肉をほぐすことができます。
遠くの方を眺めることで、縮こまりがちになっている目の筋肉が伸ばされます。
眼球を上下左右に動かすことで、目に蓄積した疲れを緩和することが可能になります。
目の健康を守るためにも、休憩中にそれらを行うことをおすすめします。
液晶テレビとの距離も大切
テレビとの距離が近すぎると、目を悪くするだけでなく、見にくくなってしまうこともあります。
そのため、子供の頃に「テレビの近くで見ると、目が悪くなるよ」などと親に言われたことがある方も多いことでしょう。
では、どのくらいの視聴距離が適切なのかというと、画面の高さの3倍が適切といわれています。
例えば、32インチのテレビで、画面の高さが39cmの場合は、約1.2mテレビから離れた方が良いということになります。
40インチで画面の高さが50cmの場合の最適視聴距離は、約1.5mになります。
最適な視聴距離をとれるようにテレビを設置することが大切になるため、部屋の広さに合わせてテレビのサイズを選ぶようにしましょう。
小さい子供のテレビの見過ぎには注意
小さな子供が液晶テレビを見るメリットとしては、知識が増える・友達とのコミュニケーションの手段になる、などがあります。
しかし、子供がテレビを見過ぎるのは良くありません。
子供が小さい頃にテレビを見過ぎると、成長して大きくなってからテレビに依存しやすくなるといわれています。
また、言葉の発達が妨げられる・視力が低下する・集中力が低下する・人見知りになる・表情がなくなる・体力が低下する、などともいわれています。
そのため、小さい子供にテレビを見せすぎないことが大切です。
テレビを見る時間を決めたり、食事をしている時はテレビを消したり、他の遊びに興味を持たせたりなど、色々工夫してテレビに依存させないようにしましょう。
しかし、テレビを見ることが悪い訳ではありません。
家族でテレビを楽しむことは良いことなので、ダラダラと長い時間子供にテレビを見せるのではなく、適度に家族でテレビを楽しむと良いでしょう。
まとめ
以上のように、液晶テレビを見る上での注意点は色々あります。
目を悪くしたり、周囲に迷惑をかけたりせずにテレビを楽しむためにも、ここで説明した注意点を参考にしてください。
日本は地震が多い国で、ここ数年は大きい地震が何回も起こっています。
地震で液晶テレビが倒れると、テレビが壊れたり、人が怪我をしたりする原因になります。
地震で液晶テレビが倒れないように、転倒防止アイテムを使用することも大切です。