液晶テレビを高く売るためのコツは?チェックすべき4つのポイント
使っていた液晶テレビが、何らかの理由で不要になってしまったとき、お金を払って処分するのは、なんだか損をした気分になってしまいます。
そんなときは、売ってお金に換えてしまうのがおすすめです。
ただし、使っていたものをそのまま、適当に売ってしまうのはよくありません。
どうせ売るなら、できるだけ高く売れるような工夫をしましょう。
ここでは、液晶テレビ売るときのコツについて、詳しく説明していきます。
高く売れそうな店を探す
液晶テレビを売るとなれば、まず問題になるのは、「どこに売るか」ということです。
売る店によっては、意外に安くなってしまうことがあるので、選び方には気をつけなければなりません。
手っ取り早く処分することを優先するのであれば、適当に近所のリサイクルショップに売ってしまう方法でも構いませんが、なるべく高く売りたいなら、慎重に考えて決めるようにしましょう。
そのときに注意したいのが、「大手だから」という理由で安易に決めてしまうことです。
大手のリサイクルショップなどは、一見すると高く売れそうなイメージがあります。
実際に、大手が最も確実な方法であった時代もありましたが、業者の数が増えた現在では、必ずしも高く売れるとは限りません。
大手の店よりも高く買い取ってくれる業者があったりするので、売る店を決めるときは、よく見比べてじっくり検討することをおすすめします。
どんな店がよいのか
「店を比べて考える」といっても、漠然と見比べていたのでは、なかなか決めることができません。
どこに注目すべきかわからない状態では、判断に困ってしまうのです。
そんなときは、その店の知名度や評判を調べてみましょう。
大手が高く売れるとは限らないとしても、あまりに知名度が低い店では、さらに可能性が低くなってしまいます。
見たことも聞いたこともないような店は避けて、大手とはいかないまでも、そこそこに知名度がある店を探してください。
知名度や人気があるということは、質が高い店であることの証明になります。
さらに、実際に利用した人からの評判をチェックしてみれば、本当に高く売れるかどうかわかるのです。
とはいえ、口コミなどは操作することもできるため、それだけで判断するのは不安な面もあります。
その点をカバーするためには、店の品揃えを確認するのがおすすめです。
よい店は、在庫がたっぷりあり、商品のバリエーションも豊富になっています。
そのような店は利用者が多く、人気も高いので、高価買取の方も期待できるというわけです。
液晶テレビを売ろうと考えたときは、このようなポイントをしっかりチェックして、最適な店を見つけることから始めていきましょう。
汚れを落とす
どこに売るか決めたら、次は液晶テレビの汚れ具合をチェックしてください。
査定額を高くするためには、できるだけきれいな状態にすることが大切です。
長く使った液晶テレビは、画面が汚れていることもあるため、売る前に掃除をしておくようにしましょう。
ただし、汚れを拭き取るのであれば、必ず適切な方法で行ってください。
適当に布巾を濡らし、それで画面を拭いたりしてはいけません。
窓ガラスなどと違い、液晶テレビの掃除では、水拭きはNGなのです。
画面を水拭きしても、拭いた跡が残ったり、埃が湿って取りづらくなったりするので、あまりきれいになりません。
そもそも、電気製品は湿気に弱いので、高価買取を目指すのであれば、ダメージを与える可能性がある方法は避けるべきです。
画面を拭くのであれば、柔らかいクリーニングクロスなどを乾いたまま使い、優しく擦るようにしましょう。
落ちにくい汚れがあったら、息を吹きかけたり、少量の水分を含ませる方法もアリですが、基本的には乾拭きで対応するのがベストです。
ティッシュもNG
液晶テレビの画面を拭くときは、細かい傷をつけないために、柔らかい布を使う必要があります。
このポイントを聞いたとき、「柔らかいものならティッシュがある」と考えてしまう人もいますが、ティッシュは液晶テレビの掃除には向いていません。
確かに柔らかいものではありますが、その柔らかさは、あくまでも人間の肌の感覚です。
液晶テレビの画面にとっては、あまりよいものではないため、傷をつけてしまう可能性があります。
そのため、近くにティッシュがあったとしても、安易に使わないようにしてください。
画面を拭くのであれば、やはりクリーニングクロスがおすすめです。
クリーニングクロスは、カメラや眼鏡といった繊細なレンズの手入れに使われるものであり、液晶テレビの画面を拭くには、最適な布なのです。
傷を消す
液晶テレビを長く使っていれば、汚れだけでなく、傷がついてしまうこともあります。
うっかり適当な布で拭ってしまったときの細かい傷や、何かがぶつかって擦れたような目立つ傷など、その種類はさまざまです。
そうした傷をそのまま残しておいたのでは、査定額に影響してしまうので、液晶テレビを売るときは、できるだけ目立たなくする必要があります。
そこで役に立つのが、イレイザーやクリーニング液などがセットになった、傷消しキットです。
これを使えば、画面の傷をある程度消すことができます。
あまり大きい傷や深い傷などは難しいですが、細かい傷がある部分は、かなりきれいになるので、ぜひ試してみてください。
コンパウンド剤もおすすめ
画面の傷を消すには、ガラス磨きなどで使用されるコンパウンド剤も、よい効果を発揮してくれます。
これをクリーニングクロスなどにつけて優しく擦ることで、表面がごくわずかに研磨され、傷を目立たなくすることができるのです。
ただし、コンパウンド剤を使うときは、液晶テレビの溝に注意してください。
商品のデザインにもよりますが、画面の側に溝のようなものがあると、コンパウンド剤が入り込んでしまうことがあります。
なるべく汚れを増やさないためには、マスキングテープで余計な溝を塞いでおくようにしましょう。
付属品を揃える
液晶テレビの査定額を下げないためには、さまざまな付属品をできるだけ揃えて、買ったときに近い状態にしておくことが大切です。
いくら本体をきれいにしても、リモコンや説明書、壁掛けのパーツといった付属品がところどころ抜けていると、高額買取は期待できません。
中古の液晶テレビを買うとき、付属品がない商品と、すべてきちんと揃った商品があった場合は、やはり後者の方を選びたくなります。
そのため、買ったときに付属していたものを揃えてから売れば、査定額も高くなるのです。
買ったときのまま箱に入れて保管しているなら問題はありませんが、もし付属品がバラバラになっているような場合は、多少面倒でも探してみてください。
B-CSAカードは解約しよう
付属品を揃えるといっても、B-CASカードに関しては注意が必要です。
B-CASカードの場合、自分が使っていたものをそのまま売ることはできません。
他の人に売るときは、解約手続きをしなければならないのです。
そのまま売ろうとしても、業者から解約書類を要求されたりするので、面倒を避けるためには、事前に書類を手に入れておくようにしましょう。
方法は、特に難しいものではなく、B-CASカードの会社に電話をして、解約したい旨を伝えるだけです。
すると、解約のための書類が送られてくるので、それを買取業者に提出しましょう。
B-CASカードも、査定額に影響する要素のひとつなので、売ることを決めたら、早めに行動することをおすすめします。
まとめ
液晶テレビを売るときは、適当な店に適当に売ってしまうのではなく、できるだけ高く売れそうなところを見極めて、査定額を高くするための工夫をしてから売りましょう。
ただ売っただけでは、あまりよい金額にならないことも多いですが、ここで紹介したようなコツをしっかり押さえておけば、高値で買い取ってもらうことができます。