液晶テレビを汚さないコツはある?きれいに保つための4つのポイント
液晶テレビは、毎日頻繁に使うものであり、汚れがつくことも多くなります。
そのため、こまめに手入れをしながら使う必要がありますが、重要なのは、汚れを落とすことだけではありません。
そもそも汚れが少なければ、手入れも楽になり、短時間で終わらせることができます。
ここでは、液晶テレビを汚れから守る方法について、詳しく説明していきます。
カバーをかける
液晶テレビが汚れるのを防ぐためには、保護するためのアイテムを使うのがおすすめです。
使わないときにそのままの状態で置いておくと、ホコリがたまったり、何かの飛沫が付着したりすることが多いので、汚れやすくなります。
注意して行動しているつもりでも、うっかり水をこぼしてしまうようなミスは、いつ起きてしまうかわかりません。
そうしたデメリットを防ぐためには、液晶テレビを守るカバーを使いましょう。
見終わって電源を切ったら、次に使うときまで、常にカバーを被せた状態にしておくのです。
それなら、余計な汚れがつく心配はありません。
ホコリがたまるとしても、カバーの上からなので、液晶テレビ本体はきれいなままになります。
水滴がかかったときも、カバーがあれば、被害は軽減できるのです。
それなら、思わぬ事故が起こったときも、慌てる必要はありません。
おしゃれなカバーを使おう
液晶テレビのカバーには、柄や素材にこだわった、おしゃれな商品もあります。
そうした商品を選ぶと、ただ汚れを防ぐだけでなく、部屋のインテリアとしても利用することができるのです。
例えば、部屋の中が殺風景に感じてしまうときは、レースがついたような見た目が華やかなテレビカバーをかけることで、味気なさを少し改善することができます。
なおかつ、汚れもしっかりと防いでくれるのであれば、一石二鳥というわけです。
また、どうしても好みの商品が見つからないときは、自分で作ってしまう方法もあります。
テレビカバーとは、テレビをすっぽりと包む布であればよいので、作るのに特別な技術などは必要ありません。
お気に入りの布を使い、好きなようにデザインすれば、自分だけのテレビカバーを作ることもできます。
汚れを防ぐことも大切ですが、そうした楽しみがあることも、カバーのメリットのひとつなのです。
保護パネルを使う
液晶テレビの画面の汚れを防ぐのであれば、カバーではなく、保護パネルを使うという方法もあります。
カバーをかける場合、画面がすっかり隠れてしまうことになるので、映像を見るときには外さなければなりません。
つまり、汚れを防ぐことができるのは、あくまでも使わないときだけなのです。
それでも、むき出しのまま放置するより汚れを防ぐ効果は高いですが、見ているときも心配になってしまうことはあります。
テレビを見るときは、離れて見るのが基本であり、適度な距離を空けておくものですが、くしゃみが出てしまったときなどは、「画面にかかったかもしれない」と慌ててしまうものです。
くしゃみで出た唾は、数メートル先まで届いてしまうこともあるので、どうしても気になってしまいます。
素早く顔を背けてしまえば問題はありませんが、いかんせん生理現象なので、確実に成功するとは限りません。
かといって、無理矢理に我慢して飲み込むというのも、無茶な話です。
そんなときは、使っているときでも画面をガードできる、保護パネルを使いましょう。
液晶画面にぺたりと貼り付けるだけで、くしゃみの飛沫はもちろん、子供が触ったときの指紋や手垢なども、しっかりと防ぐことができます。
板のパネルなら傷も防げる
液晶テレビの保護パネルには、貼りつけるシートタイプ以外にも、フックで引っ掛けてとりつける板タイプがあります。
それを使った場合、透明なアクリル板が画面の前に重なることになるので、汚れだけでなく、傷も保護することができるのです。
例えば、子供がおもちゃやリモコンを投げつけたり、ガンガンと画面を殴りつけたりするときは、シートタイプだと、かなり不安があります。
シートは、汚れを防ぐ効果は高くても、衝撃から画面を守る盾としての役割は、あまり期待できません。
しかし、アクリル板を重ねる方法であれば、汚れを防ぎつつ、衝撃による破損も回避することができます。
画面が板で守られている状態になるので、少しくらい衝撃が加わっても、ヒビが入ることはないのです。
映像への影響
シートタイプにしても板タイプにしても、画面を透明な何かで覆う対策をする場合は、「映像の見え方が変わるのでは?」という不安を感じてしまいます。
しかし、保護パネルを使ったとき、画質の低下などは、ほとんど気になりません。
若干見え方が変わったように感じても、すぐに慣れてしまいます。
それくらいの些細な変化なので、極端に映像が粗くなったり、見づらくなったりはしないのです。
普通に映像を見ながら汚れや傷を防ぎたい場合は、ぜひ利用してみてください。
近くで料理をしない
液晶テレビの汚れを防ぐためには、カバーや保護パネルなどで画面を守ることも大切ですが、汚れを近づけない対策も必要になってきます。
そこで注意したいのが、液晶テレビの前で料理を始めてしまうことです。
液晶テレビに付着する落としにくい汚れといえば、食べ物の油がありますが、すぐ近くで料理をしたりすると、油汚れがべったりとついてしまう可能性があります。
例えば、テレビの前のテーブルで焼き肉を始めたりすると、いつ油がはねるかわかりません。
食べているときは楽しくても、終わった後にテレビの画面を確認して、がっかりすることになってしまうのです。
そうした失敗を起こさないためにも、テレビの前では料理をしないようにしましょう。
特に、油が多いものは絶対に避けるべきです。
どうしてもテレビの前で行う必要があるときは、カバーなどを利用して、画面を守るようにしてください。
静電気の対策をする
液晶テレビのホコリを防ぐためには、静電気の発生を抑えることも、有効な対策になります。
静電気があると、周りのホコリが集まってくるので、なかなか汚れを軽減することができないのです。
液晶テレビの場合、昔のブラウン管よりは静電気が抑えられていますが、電気製品なので、ゼロというわけではありません。
また、テレビ台に静電気があると、それがホコリを引き寄せることで、結果的にテレビも汚れてしまいます。
このデメリットを防ぐためには、静電気を除去する工夫をしましょう。
静電気の除去に役立つもの
静電気を取り除いてホコリの汚れを減らすなら、静電気を出すハンディモップを使ってください。
あえて静電気を出すものを利用することで、液晶テレビについたホコリを、モップの方に集めることができます。
普通にホコリを払っても、飛び散ってしまったり、それがまた付着したりするので、なかなかきれいになりません。
しかし、ホコリを引き寄せるモップがあれば、とても効率よく掃除をすることができるのです。
また、テレビ台の方は、柔軟剤を薄めたものに布巾を浸し、丁寧に拭き掃除を行うようにしましょう。
柔軟剤には、衣類の静電気を防ぐ効果があるので、それをうまく利用するのです。
この方法なら、液晶テレビの周囲に静電気が発生しなくなり、ホコリをしっかりと防ぐことができます。
まとめ
液晶テレビを汚してしまうものは、日常の中に多くあります。
そのため、汚れを防ぐための対策をすることは、とても重要なのです。
画面に汚れが蓄積されると、映像の見え方に影響が出てしまいます。
また、ホコリが多くたまった状態で使っていると、故障の原因にもなるのです。
そうしたデメリットを防ぎ、快適にテレビを使うためにも、対策のポイントをしっかり押さえて、適切な使い方をしていきましょう。