有名な人に学びたい!声優の専門学校を講師で選ぶのはあり?
声優の専門学校では、比較的に有名な人が講師をしているというところがあります。
それに対して、いまいち声優としての実績がない人が講師をしているという場合もあるんです。
その二つがあれば、前者の方が良い環境なのではないかと思うものですよね。
でも、声優の専門学校を講師で選ぶという選び方は、ありなのでしょうか?
講師選ぶとモチベーションが上がる
まず、声優の専門学校を講師で選ぶメリットからみていきたいと思います。
講師で選ぶメリットとして一番に挙げられるのは、モチベーションが上がること。
自分が今まで声を聴いてきたようなプロの声優さんに講師をしてもらえれば、まず確実にモチベーションは上がります。
好きな人に褒めてもらいたい、認めてもらいたいと思うのは当然のことですから。
そうしてモチベーションが上がっていけば、当然ながら自主的に練習などもしていくようになるはずです。
結果、声優としてのスキルがどんどん身についていく可能性は高いです。
それは、声優専門学校としては、すごく良い環境になります。
スキルが上がるかどうかが一番大切
声優専門学校選びで一番大切なのは、スキルが上がるかどうかです。
声優は、スキルを求められる仕事になります。
それは間違いありません。
もちろん人気商売ですから、たとえスキルがなくても、売れさせることはできます。
たとえばすごくルックスが良ければ、そこまでスキルが高くなくてもひっぱりだこになる可能性はあるんです。
でも、それはまず長くは続きません。
しっかりと長い間売れていくためには、高いスキルがあることは間違いなく必要なんです。
だから、声優専門学校に行く際には、スキルを高めることを一番に考えることが大切になりますし、そういう環境を求めるのが正解になります。
そしてそんな環境の声優専門学校を選べるのが、講師で選ぶという選び方なのです。
講師で選べばいい指導を受けられる可能性も高い
講師で専門学校を選ぶメリットとして、良い指導を受けられる可能性が高いということもあります。
良い講師を呼べるということは、それだけ学校の業績が良いということです。
業績をよくするには、やっぱりたくさんの人に来てもらわないといけません。
ではたくさんの人に来てもらうにはどうするのか。
それはやはり、実績を積み上げるのが一番なんです。
たしかにたくさんの有名講師を呼べば、それで人気も出るでしょう。
でもそのためには業績が良くないといけませんから、まずはやっぱり実績を積み上げないといけないんです。
つまり、人気の講師を呼べるようなところは、その講師がいようといなかろうと、指導体制がしっかりしている可能性が高いということになります。
だから、そこを選ぶメリットは大きいんです。
当たり外れがあるのが講師
基本的には専門学校の講師には当たり外れがあります。
自分との相性を含めての話ですから、当たり外れがあるのは当然です。
すべての人に対してポジティブな感情を持てる人なんてそうそういないものです。
だから、講師には基本的には合う合わないはあるんです。
でも、全体として指導体勢がしっかりしていたらどうでしょうか?
全体的に指導体制がしっかりしているのであれば、その講師の教え方がよくわからないと思ってやる気がなくなることはなくなります。
もちろん、人間的に合わなくてやだなと思うことはあるかもしれません。
でも、指導内容がよくわからないというのは、一番困ることです。
それと比べると、人間的に合わないのなんて、どうということはありません。
これから先社会に出れば、人間的に合わない人なんてすごくたくさんいますから。
指導内容がよくわからないという合わなさだと、声優としてのスキルが上がらない可能性が出てきてしまいます。
それでは、なんのために声優の専門学校に行ったのかわかりません。
だから、そうならないために講師で声優の専門学校を選ぶというのは、おすすめできます。
講師で選ぶといなくなる可能性もある
声優の専門学校を講師で選ぶことには、その人がいなくなってしまうというデメリットもあります。
今は講師の仕事をしている声優さんも、いつまでもその仕事をしてくれているとは限りません。
その人がいるからその声優専門学校を選んだのだとしても、自分が入る年にはいなくなってしまうという可能性もあるんです。
そうして途中でいなくなられてしまっていたら、そこを選んだ理由がなくなってしまいます。
結果、モチベーションを保つのが難しくなったりします。
たしかにそうして途中でいなくなられても、指導体制がしっかりしていれば、そこまでモチベーションが下がることはないかもしれません。
授業が分かりやすければ、あるいは自分のスキルが上がってきていることがわかれば、そこまでモチベーションは落ちません。
でも、確かに良い講師がいるようなところは、指導体制がしっかりしていることが多いですが、必ずしもしっかりしているとは限らないんです。
だから、その人がいなくなったらその段階ですごく講師の質が下がることも考えられます。
そうなったら、すごくモチベーションが下がるのも仕方ありません。
そのリスクを取りたくないのであれば、講師で選ぶのは避けるのがおすすめになります。
もう一つくらいは理由が欲しい
その講師の人がいなくなってもそこまでモチベーションを下げないためには、もう一つくらいは専門学校を選ぶ理由が欲しいところです。
もう一つ理由があれば、たとえ自分がその人から学びたいと思う講師がいるというひとつのモチベーションの源が失われたとしても、もう一つの力でなんとかモチベーションを保つことができるようになります。
結果、それを源に努力をして、声優としてのスキルを上げることができるようにもなるんです。
それは、良い講師がいるからという理由だけで専門学校を選ぶよりは、はるかにリスクが少ないです。
専門学校には2年も通わないといけないわけですし、人生を決める選択でもあります。
だから、リスクを負わないというのは大切なことなんです。
講師で選ぶとがっかりすることもある
憧れの声優さんや憧れの講師の方が、必ずしも良い人とは限りません。
いざ接してみると、すごく口が悪くかったりして、幻滅してしまうという可能性もありますよね。
そうしたら間違いなくぐっとやる気はなくなっていきます。
講師で選ぶことには、そういうリスクもあるんです。
相手も人間ですから、表に見せている部分と、裏の部分があるのは当然。
だから、いざ憧れの人と接してみたら、すごく幻滅してしまったということも良くある話なのです。
ただこれも、専門学校選びのポイントがもうひとつあれば、避けることができます。
理由がもう一つあれば心に余裕ができる
専門学校選びのポイントがもう一つあれば、ある程度心に余裕ができます。
だから憧れの人が思っていたのと違っていても、それを冷静に受けとめることができて、それはそれでその人の魅力だと思えるようになることがあるんです。
そうすれば当然モチベーションは下がりません。
だから、やっぱりもう一つポイントを作るのはおすすめです。
まとめ
基本的には、声優の専門学校を講師で選ぶというのは、おすすめできることではあります。
でも、それだけで選ぶことには大きなリスクが伴うんです。
だから、その一本軸で声優専門学校を選んでいくのではなく、自分の中で他にも専門学校選びのポイントを設けて、それも含めて選ぶようにしていくのが一番おすすめです。
リスクはとらないに越したことはありませんから。