液晶テレビの無い生活ってどんな感じ?断捨離をかんがえている人へ
液晶テレビは家庭に必ずと言っていい程存在している家電です。
でも、本当に必要なものなのでしょうか?
実はなくてもそれほど困らない可能性もあります。
ミニマリストに憧れていたり断捨離に興味がある人は液晶テレビの無い生活について検討してみてはいかがでしょうか?
液晶テレビの無い生活の利点や不便な点などを知っておきましょう。
目次
液晶テレビ、本当に必要?
テレビは高度成長期の頃、三種の神器の1つと言われた家電です。
液晶テレビはほとんどの家庭に当たり前のようにある家電と言えるでしょう。
しかし、本当に液晶テレビは必要なのでしょうか?
無いと生活がままならないような生活なのでしょうか?
液晶テレビの無い生活を送っている断捨離が好きな人やミニマリストは少なくありません。
また、そこまで強い信念を持っているわけではないけれど液晶テレビが壊れてしまったあとなんとなく買い直していないという人もいます。
そのような人はどんな生活を送っているのでしょうか?
まったく不便さや不満はないのでしょうか?
液晶テレビのない生活に興味や憧れがある人は今すぐ液晶テレビを捨てる前に、液晶テレビの無い生活の実際を知っておくのがおすすめです。
液晶テレビを捨てた後にやっぱり液晶テレビの無い生活は自分にとって不便だと気がついて買い直すことになってはとても勿体ないです。
液晶テレビが無いと家が静かになる
液晶テレビからの音とは意外に響くものです。
液晶テレビから漏れる音に振り回されることなく、静かな生活を送ることが出来ます。
液晶テレビの代わりに音楽をかけたりラジオを流したりするのも楽しいものです。
NHK料金を払う必要がなくなる
取り立てが厳しいことで有名で、しばしば裁判騒ぎになるNHKの集金ですが、液晶テレビがなく、NHKを見ることが出来ないのならば料金を払う必要がありません。
家まで来てNHKの視聴料を払ってくださいといわれても断固として断ることが出来ます。
たまに、カーナビや携帯、タブレットなどでNHKを視聴することができるから払う義務があるとごねる集金の人もいるかもしれませんが、見られない、ゲーム目的で使っているなどで押しと通すことができます。
家具の配置がとても自由
液晶テレビがあると、液晶テレビに合わせてテーブルやソファの位置がある程度決まってしまいます。
しかし、液晶テレビがないと家具の配置の自由度が上がります。
液晶テレビの位置に振り回されることなく家具の位置を決めることが出来ます。
より生活のしやすい家になるでしょう。
液晶テレビとその関連物のスペースが必要なくなる
液晶テレビが無いということは液晶テレビだけでなく、テレビ台やスピーカー、DVDデッキなどがいらなくなるということです。
これは大幅なスペースの拡張に繋がります。
煩わしいコードやケーブルの配線も丸々必要なくなります。
ケーブルやコンセントまわりはほこりが溜まりやすく、掃除が面倒な場所です。
これらも悩まされることがなくなり、部屋がすっきりとするでしょう。
液晶テレビを見ていた時間が有効活用できるようになる
それほどテレビ鑑賞が好きな人でなくても、液晶テレビが部屋にあるとついつい見てしまうという人はとても多いです。
とくにやることが無いからとぼんやりと液晶テレビを見ているうちにあっという間に時間が過ぎ去ってしまったという経験がある人は多いものです。
しかし、液晶テレビがないとこの「なんとなくテレビを見ている時間」というものがなくなります。
もっとほかの有意義な時間の使い方ができるようになります。
家事をしたり、眠ったり、本を読んだり、趣味をしたり、ゲームをしたりなど何をするかはその人次第です。
時間を知るツールが液晶テレビ以外になった
液晶テレビを時計代わりに使っていた人は液晶テレビがなくなってしまった場合、かわりに時刻を知る物が必要になってきます。
壁掛けの時計、腕時計、スマホなど何を時計代わりにするかはその人次第です。
慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
電気代が安くなる
液晶テレビはディスプレイの大きさにもよりますが、かなり電力を消費します。
たとえ液晶テレビをつけていなかったとしても、待機電力が消費されています。
液晶テレビの他、スピーカーやDVDデッキなども使っている場合はそれらの電力も消費されています。
液晶テレビを無くすことでだいたい1年間で3000円から5000円の節約になります。
液晶テレビのかわりに時計やラジオを買ったりするのに十分な金額です。
液晶テレビが無い場合、情報は自分で取りに行く必要がある
液晶テレビはついているだけで次から次へと情報を与えてくれます。
ニュースや天気だけでなく、テレビコマーシャルからは新製品や流行りの製品についての情報を知ることが出来ます。
現代ではネットを使えば情報は自分で収集することができます。
しかし、自分で収集をする情報は自分の興味があることだけなので偏りがでてしまいます。
また、ネットの中には嘘の情報も多く混ざっています。
液晶テレビを見なくても世の中の動向から遅れたくないのならば新聞やラジオの活用がおすすめです。
液晶テレビがないと正確な情報を得るのが少し遅くなる
液晶テレビのニュースは大きな事件などが起きた場合、真っ先に信頼性のある情報を提供してくれるツールです。
とくに地震などのいつやって来るか分からない災害などはいち早く情報を提供してくれます。
ネットの情報も早いですが、正確さにかけることが多いです。
とくに誰でも投稿ができる掲示板やSNSではデマが飛び交うことも少なくありません。
深夜から明け方など起きている人が少ない時間などのときの情報の正確さ速さなどは液晶テレビにかなうものはまだなかなかありません。
スマホやタブレットを使うことが多くなった
液晶テレビがなくなるとかわりにスマホやタブレット、パソコンなどの使用頻度が上がるようになる人が多いです。
番組によってはスマホやタブレット、パソコンなどで視聴も可能です。
また、YouTubeやネットニュース、SNSなどはテレビ番組よりも面白いと感じる人も多いです。
しかし、せっかく液晶テレビを手放し、だらだらとテレビを見る生活から解放されたけれど結局ダラダラとタブレットを弄っている時間が増えてしまったというような人もいます。
何が有意義な時間の過ごし方かは人によって違いますが、時間の使い方はよく考えるようにしましょう。
人と話が合わないこともある
液晶テレビはほとんどの人の家にある家電です。
テレビ番組で話題になったことを雑談のネタにすることも多いです。
「それなに?」と毎回聞いて来たり、話題にうまく乗れなかったりすると人付き合いが円滑に行きにくいこともあります液晶テレビが無い場合はその点も含めて自ら情報収集をする姿勢がとても大切です。
液晶テレビないというと変人を見るような目で見られることも
我が家には液晶テレビがないと言うと変な人のように見られることがあります。
液晶テレビがないこと、テレビを見ていないことは少数派ではありますが、特別自慢したり宣言したりすることではありません。
アイディアンティティーにするのはやめましょう。
まとめ
液晶テレビは現代日本において実は必須の家電ではありません。
実際に液晶テレビのない生活を送っている人も少数派ながらいます。
テレビをだらだらと見続ける生活から解放されますし、家具も自由に配置ができます。
しかし、液晶テレビが無い場合、自分で情報を収集する必要があります。
情報は与えるものではなく、とりにいくものだと思って生活をしましょう。