短期集中のプログラミングスクールに行くメリットって何?
プログラミングスクールには、短期集中型のものもあれば、2か月以上の長い時間をかけて学んでいくものもあります。
なんとなく、ある程度時間をかけて学んでいった方がしっかりと知識は身につきそうですよね。
では、あえて短期集中型のプログラミングスクールに行くのにはどんなメリットがあるのでしょうか?
ここではそんな短期集中型のプログラミングスクールのメリットについてみていきます。
短期集中であれば価格が安い
まず基本的には、プログラミングスクールは、学ぶ期間が長くなればなるほどにコストがかかります。
それは当然ですよね。
時間をかけていけばそれだけ相手の時間を奪うわけですし、教材が増えたりすることもありますから。
それは逆にいえば、短期集中型であればあまりコストをかけずに学んでいくことができるということ。
もちろんコストがすべてではありません。
でも、プログラミングスクールに通うときに、コストが一つの大きなポイントになることは間違いありません。
短期集中型であれば、10万円以下で学んでいくことも可能です。
コストが高いとすぐに始められないことも
10万円以下くらいの金額であれば、比較的にすぐに始めやすいですよね。
貯金がある人であればそれを使ってすぐに始めることもできるでしょうし、たとえ貯金がない人であっても、それくらいの金額であれば2か月くらい見ればたまりそうです。
なので、割とすぐに始められるんです。
では、30万円40万円かかってくるとなればどうでしょうか?
そのくらいの金額になると、今の時代貯金がないという方もいるでしょう。
そしてそれくらいの金額貯めるとなると、半年くらいかかってきてしまう人もいるものです。
そうなると当然始めるのが遅くなる。
始めるのが遅くなる上に長期のプログラムとなると、その分だけ終わるのも遅くなることに。
その結果、途中で心が折れてしまうことも出てくるでしょう。
短期であれば心も折れずらい
逆に短気であれば、そうそう心が折れることはありません。
長期の場合には何度も心が折れそうになるシーンが出てきます。
たとえばお金を貯める段階でもそうですし、通っている間もそうです。
通っている間にもわからないところが出てくると、やっぱりこれは向いていないかもしれないと思ってしまうものです。
先が長い分まだまだゴールは見えませんし、辞めようかなと思うこともあるくらい。
でもそれはやはりもったいないですよね。
短期であればそうなることはそうそうありません。
たしかに短期でだって、躓くことはまずあります。
何も躓かないでスムーズに卒業していけるという方はそうそういないものです。
プログラミングというのはそんなに簡単なものではありません。
でも、短期であればたとえ躓いたとしても、あと少しだからがんばろうと思えて先に進めるものなのです。
そして終わりが近い分、焦って自分で答えを求めたりもします。
その結果、わからないところもしっかりと解決できたりするんです。
熱意も冷めづらい
そしてそうそう短期間であれば、熱意も冷めづらいです。
たとえばどんなことでも、新しく始めたことは1か月くらい熱意も続くでしょう。
しかしそれが半年という長い期間になるとどうでしょうか?
半年くらいになると、半年後にはもう全然違うことに興味を持っているという可能性もあります。
もちろん半年後、さらにのめりこんでいる可能性もありますが、より多いのは全然違うことに興味を持っているということです。
通っている途中でだんだんと熱意が冷めていったら、当然学ぶことも頭に入りづらくなりますし、すごくもったいないですよね。
短期であればそうなることはありません。
しっかりと高い熱意をもって勉強していけるんです。
短期の方がより頭に入りやすい
短期集中型のプログラミングスクールの方が、プログラミングが頭に入りやすいということもあります。
短期集中型では、日々その直前に学んだことを復習していく感じで覚えたことを頭に入れていくことになります。
しかしこれが長期型になると、前に学んだことを再びするまでにすごく時間がかかったりするんです。
その結果、前に学んだことを忘れてしまう。
学んだことは、たた学ぶだけではなく覚えないと意味がありません。
プログラミングスクールに通う多くの方が、最終的にプログラミングの知識やスキルを活かして就職したいと思うからこそ、プログラミングスクールに通っているはずです。
それなのに、そこで学んだことを覚えられていないとなると、プロの仕事で通用スキルが身についていないことになります。
それではお金の無駄ですね。
短期集中型であれば、しっかりと日々頭に入れていけるので、プロとして通用するスキルも覚えやすくなるんです。
より長く記憶できるのは長期型だが
これがたとえば勉強などに関してのことであれば、よりよいのは長期型でしょう。
長期であれば、忘れては思い出し、忘れては思い出しという、人の記憶を強固にする覚え方が自然としていけます。
しかし、ここで必要なのはテストで良い点数をとるための知識ではありません。
現場で使える知識になるんです。
現場で使える知識というのはやはり、何も調べないですぐに取り出せる知識になります。
たしかにしばらくそれをしないと忘れることもあるかもしれません。
でも、現場にいればしばらくそれをしないということもそうそうありません。
だから、現場ではあまり長期的な記憶は必要ないのです。
むしろしっかりとすぐに取り出せる知識を身に着けておくべきになります。
忙しくても通いやすい
もう一つ、短期集中型のプログラミングスクールにはメリットがあります。
それが、忙しくても通いやすいという点。
短期集中型のプログラミングスクールは、文字通り短期にギュッと通うものになります。
だからそこだけスケジュールに空きを作ることができれば、それで通えるんです。
でも長期的なプログラミングスクールとなると、それが通学タイプであるにせよオンラインタイプであるにせよ、時折スケジュールの空きを作らないとなりません。
しかも長期的に。
忙しい日々を送る方の中には、それは逆に難しいという方も多いのではないでしょうか?
仕事には波があるもので、すごく忙しいこともあれば、すごく暇なこともありますよね。
だから適宜空きを作るというのは難しいこともあるんです。
その点短期集中型であれば、空いているときにギュッと詰めて通えばいいだけですから、比較的に忙しい人でも通いやすいんです。
通えなくなってやめるのが一番意味がない
何となくそのくらいの空きであれば作れるだろうと思って長期的なプログラミングスクールに通ったとして、それで途中でやっぱりいけなくなってやめてしまうというのでは、意味がありません。
それは一番お金と時間の無駄になります。
実際そうして通えなくなってしまうということも、やってみたらあるものです。
無理して通ったとしても、疲れていて思ったより頭に入らなくて「意味がないな」と思ってしまうこともあるもの。
短期の方が通いやすいこともあるということを頭に入れて考えてみることをおすすめします。
まとめ
短期集中型のプログラミングスクールに行くことには、このようないろいろな面でのメリットがあります。
もちろん長期には長期でまた別のメリットがあったりもしますが、短期だからと言って、それだけで敬遠していたという人がいたら、それは間違いになります。
短期の良さも頭に入れたうえで、一度しっかりと検討してみてください。