液晶モニタを賢く買うための4つの細かい注目ポイント
液晶モニタが欲しいと思っていても種類が多くてどれを選べば良いのか分かりません。
そもそも液晶モニタって具体的に理解していない人がほとんどではないでしょうか。
液晶モニタは薄型で消費電力が小さく、パソコンの情報を表示するものです。
どのタイミングで購入するかは人それぞれですが、機能や使用環境に合わせて自分にとって最適な物を選んで下さい。
種類
液晶テレビを選ぶ基準は色々有ります。
画面の大きさや縦型・横型など目に優しい物や機能が充実しているものなど様々です。
どの項目を重要とするかは自分の好みなので、色々調べてから購入すると良いでしょう。
まずは設置場所を確保しましょう、そしてサイズと形を選び、機能を確認していきましょう。
スクエアサイズ
ほぼ四角形な形の液晶モニタです。
画面の横と縦の比率が5:4と大して変わりません。
今はあまり見かけなくなりましたが、文章が見やすくデスクスペースに余裕が出来ます。
ワイドサイズ
ワイドタイプを使用している人は多いのではないでしょうか。
封数の画面を同時に表示しても違和感はありませんし、作業場所を広く取れるとこが特徴です。
目に優しい
パソコン作業は目に負担をかけます。
液晶モニタで軽減出来るのならば使用したくなりますよね。
ブルーライトを低減したり、バックライトのちらつきを無くした物などが有ります。
長期間使用しても疲れにくい物を選んで目の健康にも気遣いましょう。
色々接続したい
液晶モニタはパソコンだけでなくテレビやゲームにも接続して楽しむ事が出来ます。
HDMI端子を装備し、機器とケーブルで繋げば色々な物を表示する事が出来ます。
色々やりたい、遊びつくしたい人は、おすすめです。
高解像度に憧れる
今は普通に聞く4Kはフルハイビジョンの4倍の画素数で解像度が高くなり作業領域も広くなります。
そのためPCの負担も高くなりますし、表示が小さく細かくなるので見づらいと感じる場合もあるので実際に見てから選んだ方が良いかも知れません。
画面仕様はどうなってるの
液晶モニタは画面の大きさや形も気になりますが、仕様はどうなっているでしょうか。
どんな項目が有るのか、何処をチェックしたら良いのか分かりませんよね。
解像度や応答速度など基本的なことからコントラストやバックライトなど沢山のチェックポイントが有るので、自分の好みの仕様が有るかチェックしてみましょう。
光沢の有無
液晶の加工方法で、光沢が有る物と無い物があります。
光沢があるものは画面にツヤがあり色鮮やかでコントラストが高く黒が引き締まって見えます。
ツヤがあるために外部から映り込みがあって目に負担をかけるので長時間の使用は向いていません。
光沢の無いものは表面を特殊加工しているので外部からの映り込みが少なく、目への負担を軽減出来ます。
またコントラストが低く、色味が地味という特徴があります。
アスペクト比
アスペクト比とは液晶モニタの横と縦の比率の事を言います。
最近ではテレビを液晶モニタで見る人が多いため16:9の製品が増えています。
横に長い印象ですが色々な物に接続する可能性が有るなら16:9の製品が良いでしょう。
表示色
画面上で表示される色も多くなれば、表現される色も多く色彩豊かになります。
約1677万色表示出来ればフルカラーと呼ばれ、それ以下だと擬似フルカラーと呼ばれます。
約1677万色あっても擬似フルカラーと呼ばれる事もありますが画質に違いが有ります。
安さを求めるなら擬似フルカラー、高画質を求めるならフルカラーがおすすめです。
解像度
モニタに表示される細かい点の数の事で数字が大きい程、画像がキレイで滑らかな映像が期待出来ます。
1920×1080が主流で迷って決められない時は、この数値の物を選ぶと良いでしょう。
応答速度
モニタの色の黒から白、白から黒へ変える時間のことをいいます。
つまり画面表示の命令が出てから表示されるまでの速度の事で数値が小さいほど残像が少なくなります。
動きの速い映像だと表示が間に合わずボケたりしますが、スポーツなど見る機会が無ければ問題ありません。
コントラスト
明暗比の事で、明るく表示する部分と暗く表示する宇文のメリハリ比率が高いほど画像のメリハリも強くなります。
人によって好みも有りますので調整出来る物か、自分の好みに合う物を選んで下さい。
輝度
画面から発する明るさのことで、数字が大きい方が画面を明るく出来ます。
これも好みが分かれる所なので調整出来る物かお好みの物を選んで下さい。
ドットピッチ
モニタは小さな点が沢山並んでいて一つの画面となっていますが、この小さな点をドットと言います。
ドットピッチはドットの大きさの事で数値が小さいほど密度が高くなり高精度の画像になります。
LEDバックライト
液晶モニタには背面から光を照らすバックライトが有ります。
最近ではLEDを使用したものが多いですが、LEDが苦手な人も多いので注意が必要です。
メリットは薄型で省エネ・軽量・コントラスト比が高いという特徴が有ります。
3D対応
ゲームや3Dに対応している映像を楽しみたい人におすすめです。
立体的に見える3Dは専用機材やメガネが必要なものと、要らないものの2種類が有ります。
フリッカーフリー
液晶モニタのバックライトのちらつきの事を言います。
ちらつきをなくす機能が付いたモニタで、目の疲れを軽減する役目を持っています。
長時間使用するならば、使用したいスペックの一つです。
パネルの種類
液晶モニタには駆動方式の違いで3種類のパネルがある。
画面に映像を移す動き方の違いなのだが、液晶モニタは小さい点の形をしたものに電圧をかけ向きを変えて調整しています。
この動かし方が3種類あるので、それぞれ見ていきましょう。
IPSパネル
最も多く使用されているパネルで視野角が広く、輝度変化も少なく、色が安定するので目に優しい。
他のパネルと比べて応答速度が遅いくコントラスト比が低くなったしまうのがデメリットです。
VAパネル
黒を表現するのに優れていてコントラスト比が高く表現力が豊かです。
視野角が狭く、見る角度によって透過してくる光量が違ってくるし、斜めから見た場合性能を発揮出来ない弱点も有ります。
TNパネル
応答速度が速いためゲームなどに向いています。
また低価格なので予算面で選ばれやすいです。
デメリットは見る角度で色や輝度が大きく変わってしまうので大きい画面には向いていないようです。
入力端子の種類
パソコンやゲームなどと液晶モニタを繋ぐ端子には6種類有ります。
それぞれの端子について説明していきますので、自分が必要な物がどれなのか確認しておいて下さいね。
DVI
パソコンのデジタルケーブの事ですが昔のパソコンに見かけるタイプで各メーカーは廃止する方針のようです。
新たに買う時に間違って買わないように注意しましょう、もし旧式を持っていて使えるのであれば検討しても良いかも知れません。
中古品や機器類に強い方には面白いかも。
D-Sub
パソコンと周辺機器をアナログで接続する端子です。
アナログなので使う人が少なく、画質も悪いのでおすすめしません。
これしか持っていないとか理由が無い限りは使用することが無いと思います。
HDHI
もっとも多く使われている端子で液晶モニタは勿論、パソコン・ゲームや他の機器にも搭載されています。
挿し込み口が小さく、値段も安いのでおすすめです。
USB
日常的に使われている一般的な端子です。
主にパソコンと周辺機器を接続するのに使用します。
どの機器にも付いていると思いますので、購入する時はねんのため確認する程度で良いと思います。
DisplayPort
高画質のデジタル映像が接続出来る端子です。
サイズが小さく映像と音声の両方を伝送でき、複数のモニタを数珠つなぎ出来るマルチな便利な一面を持っています。
この端子を搭載しているモニタはお値段も少し高めになっています。
まとめ
液晶モニタを選ぶには単純に大きさや形だけじゃなく使用や接続端子など様々な事をチェックした方が良い事が分かりました。
ここで紹介しきれなかった事や機器関係の専門用語など難しい事も有りますが、分からない事は店員さんに聞いたり調べたりして自分の納得のいく一品を見つけて下さい。
使い勝手が良いと楽しくなって色んな事に挑戦したくなります。
生活に潤いを与えるためにも賢い買い物をして下さいね。