液晶モニタを使うときの目の充血を防ぐには?おすすめの対策7選
液晶モニタは、仕事や趣味などでよく使うものですが、長く使うときは、目が充血することもあります。
そのようなデメリットを解消するためには、目に負担をかけないような対策をしてください。
何も考えずにただ使い続けていると、どうしても負担が大きくなるため、充血することも多くなります。
では、おすすめの対策について、詳しく説明していきましょう。
休憩して目を休める
目が充血してしまう原因は、強く擦ったときの刺激や病気など、さまざまなものがありますが、液晶モニタを使うときに多いのは、疲労の蓄積です。
液晶モニタの画面をじっと見つめていると、だんだん目が疲れてきます。
その疲労をひどくため込むようなことになると、充血が起こってしまうのです。
したがって、充血を防ぐなら、目にかかる負担を極力減らして、疲労をためないことが重要になってきます。
少しでも疲労を軽減するためには、液晶モニタの連続使用時間について考えてみましょう。
使う時間が短いときは、それだけ目にかかる負担も小さくなりますが、長く使い続けていれば、どうしても負担は大きくなります。
そのため、長時間続けて使っているときは、目が充血しやすいのです。
むやみに長く使ったりせず、適度に休憩を入れるようにしましょう。
目を温める
休憩するときは、ただ休むのではなく、目の周りを温めてみましょう。
温めて血行を促進させると、何もせずに休むより、しっかりと回復させることができます。
これには、目を温めるアイマスクを使う方法がありますが、あまりお金をかけたくないなら、蒸しタオルを利用する方法もおすすめです。
蒸しタオルなら、家にあるタオルを濡らして電子レンジで温めるだけなので、簡単に用意することができます。
ブルーライトを減らす
液晶モニタを見ていて目が疲れるときは、画面から出ているブルーライトの影響も考えられます。
ブルーライトは、網膜の奥を強く刺激する光であり、多量に浴びていると、目の疲れがひどくなってしまうのです。
充血を防ぐなら、そのような状態で使い続けるのはよくありません。
ブルーライトの量を少しでも減らして、目にかかる負担を軽くする必要があります。
そこでおすすめなのが、ブルーライトをカットする機能がある眼鏡です。
液晶モニタを使うときにその眼鏡をかけると、レンズがブルーライトを防いでくれるため、目に届く量をかなり抑えることができます。
それなら、疲れの蓄積がひどくなることはありません。
保護フィルムで反射を抑える
液晶モニタを見るときに余計な刺激があると、目が疲れやすくなり、充血を起こす可能性も高くなってしまいます。
その刺激の原因となるものは、ブルーライトだけではありません。
画面に反射する光の量が多い状態も、目に負担をかけることになってしまいます。
それを防ぐために役立つのが、反射を抑える保護フィルムです。
液晶画面に貼り付けるだけで光の反射が少なくなり、疲労の蓄積を防いでくれます。
光沢のあるグレア液晶だと、反射に悩んでしまうこともありますが、保護フィルムを貼る方法なら、快適に使えるようになるのです。
映り込み
光沢のある反射が激しい画面は、周囲のものが映り込んでしまうことも多くなります。
これも、目を疲れさせる原因のひとつです。
また、ふとした瞬間に自分の顔が映ったりすると、映画などを見ているときは、没入感を損なう可能性もあります。
そうした映り込みのデメリットを防ぎたいときも、保護フィルムを使ってみてください。
光の反射が少ない状態なら、画面への映り込みも抑えることができます。
疲れによる充血やストレスを防ぎ、快適に液晶モニタを使っていきましょう。
ブルーライトカットも
保護フィルムには、ブルーライトカット機能を備えたものもあるため、ブルーライトの対策をするときも、便利に使うことができます。
画面にフィルムを貼り付ける方法なら、眼鏡のように、かけたり外したりする必要はありません。
一度しっかりと貼り付けてしまえば、普段通りに画面を見ていても、目の疲れを軽減してくれます。
眼鏡を面倒に感じてしまう人は、ぜひ試してみてください。
輝度を下げる
目に負担をかけてしまう原因としては、光の反射だけでなく、液晶画面自体の明るさもあります。
あまりに明るすぎる画面を見つめていると、疲労が蓄積され、充血を起こしてしまうのです。
目の疲れを防ぐためには、輝度を調整して、明るさを少し抑えるようにしてください。
控えめな輝度に設定しておけば、目に負担をかけることはありません。
ただし、暗くしすぎるのはよくないので、むやみに輝度を下げたりしてはいけません。
画面の中の白い部分がグレーに近くなってくると、暗すぎて見にくくなってしまい、目の疲れを防ぐことができなくなります。
周りの明るさもしっかり考慮しながら、ちょうどよい設定にしておきましょう。
照明の位置をずらす
まぶしさを軽減して目の負担を減らすためには、反射や輝度だけでなく、部屋の照明にも注意する必要があります。
画面がまぶしく感じなかったとしても、自分を照らす室内の光が、もろに目を直撃するような状態だと、疲れを防ぐことはできなくなります。
そのため、照明の位置には十分注意してください。
例えば、夜に液晶モニタを使うとき、電気スタンドの位置が悪く、光が目に多く入るようでは、いくら画面のまぶしさを抑えていても、目が疲れてしまいます。
そうなれば、充血を防ぐことはできません。
適当に置くのではなく、光の刺激が少なくなる位置を探して、目にかかる負担を軽減するようにしましょう。
字を大きくする
大きい文字と小さい文字では、大きい方が目にかかる負担を減らすことができます。
画面の中にびっしりと並んだ小さい文字を読むには、がんばって目を凝らさなければならず、どうしても疲れが大きくなってしまうのです。
そして、疲労の蓄積が増えれば、それだけ充血することも多くなっていきます。
したがって、目の負担を減らして充血を防ぐなら、フォントサイズの調整を行い、読みやすい大きさにしておきましょう。
適度な大きさでスラスラと読めるようになっていれば、目が疲れることはありません。
姿勢を正す
充血の原因となる目の疲れには、座るときの姿勢も影響を与えています。
そのため、疲れをなるべく抑えるためには、適当な座り方をしてはいけません。
注意したいのは、背中を曲げて前傾姿勢になる座り方です。
猫背になって頭の位置が下がると、低い位置から画面を見上げることになりますが、そのような状態は、目の疲れを悪化させてしまいます。
少しだけなら下から見上げても問題はありませんが、それを長く続けていると、目にかかる負担が大きくなるのです。
見下ろす姿勢で
液晶モニタの画面を見るときは、なるべく姿勢を正し、頭を下げないようにしてください。
頭の位置を低くしないように注意していれば、上から見下ろすような角度で液晶モニタを使うことができます。
それなら余計な負担をかけることはないので、目が疲れることはありません。
目の充血と座るときの姿勢は、一見すると関係が薄いように思えるため、つい見落としてしまうことも多いですが、しっかり意識しておくようにしましょう。
まとめ
液晶モニタを使うときの目の充血を防ぐなら、ここで紹介したような対策をしっかりと行うようにしましょう。
目に負担をかけるような使い方をしていると、疲労のために、充血が起こりやすくなってしまいます。
対策の中には、照明の当たり方や字の大きさといった細かいものもありますが、疲れの蓄積を軽減して充血を防ぐなら、できそうなことはぜひ試してみてください。