液晶モニタが黄ばんで見える原因は何?解決策はある?
長い間液晶モニタを使っていると、いつの間にか全体的に黄ばんで見えるようになることがあります。
そうして黄ばんで見えるようになってしまったら、やっぱりモニタの中の色を正しくとらえることが出来なくなり不便ですよね。
慣れてしまえばどうということはありませんが、やはりできれば正しい発色でみていきたいものです。
でも、どうして黄ばんでしまうのでしょうか?
ここではその理由と解決策はあるのかということについてみていきます。
液晶モニタが黄ばんでしまうのは照明の劣化が多い
液晶モニタが黄ばんで見えることの原因はいくつかあります。
でも、一番原因として多いのは、液晶モニタの証明が劣化してしまっているからという理由です。
液晶モニタは、後ろからライトあてるような形で発色しています。
ということは、そのライトが劣化してしまうと、それに伴って表示されるものも変わっていってしまうんです。
そうして黄ばんでしまっているんです。
この場合の解決策は買い替えが一番
この場合は、基本的には買い替えるしかなくなります。
勿論自分で修理を出来るのであれば、修理できないことはありません。
でもやっぱりそれを自分でするのは決して簡単ではない。
ましてや慣れていない場合は買い替える方が早いです。
それは確かに、その液晶モニタがすごく高いものなのであれば、修理してでも使いたい気持ちはわかります。
でも、ものには寿命があります。
ましてや電化製品はそれが顕著です。
高いものであっても、劣化しないということはないんです。
それは確かに多少長く持つことはありますが、それでも10年20年同じものを使い続けるのは厳しいです。
5年くらいであっても厳しいことはあります。
なので、それを無理して修理して使用するというのはおすすめできません。
今度は違うところが壊れてしまうという可能性も極めて高いですからね。
液晶モニタは、安く買えるものもたくさんあります。
そういうものに買い替えた方がコストもかからないことも多いですし確実ですから、素直に買い替えるのが一番。
バックライトが劣化している場合には、買い替えるのが一番おすすめです。
パソコン側の問題であることもある
液晶モニタが黄ばんでしまっている時、より多いのはバックライトが劣化してしまっているということですが、それ以外にも理由はあるものです。
バックライトの劣化以外に意外と多いのが、パソコン側の問題です。
パソコン側の設定がおかしくなったり、あるいはパソコン側のグラフィックカードの劣化などによって、色がおかしくなってしまうんです。
でも、液晶モニタの画面が黄ばんでしまっているとして、パソコン側に問題があるのか、それとも液晶モニタ側に問題があるのかというのは、画面を見るだけではわかりませんよね。
どうすればそれが判断できるでしょうか?
違うモニタに付け替えられたら一番
パソコン側が悪いのか、それとも液晶モニタ側が悪いのかを一番簡単に判断できるのは、違う液晶モニタに付け替えるという方法です。
でも、家に2台も液晶モニタがないということも多いでしょう。
では、家に1台しか液晶モニタがない場合にはどうやって調べればいいのか。
それは、家にあるものを液晶モニタ代わりにすればいいんです。
どこの家にも一つはあって、液晶モニタ代わりとして使えるものが一つだけあります。
それが、テレビです。
テレビと液晶モニタは紙一重です。
パソコンの映像を飛ばすケーブルをつなぐことが出来るコネクト部分があれば、そのテレビを液晶モニタ代わりとして使えます。
確かに、パソコンの方までテレビをもってきたり、机の上にテレビを置いたりするのは大変ではあります。
でも、液晶モニタが置けていたのであれば置けないことはありませんよね。
そして当然持ち運べないということもないはず。
なのでまずはいったん、テレビをもっていってみてください。
そして、それで映像をチェックするんです。
そこで問題なく表示されれば、おかしいのは液晶モニタだということになりますし、それで問題があるようなのであれば、その時にはパソコンがおかしいことになります。
パソコンがおかしい時にも基本は買い替えがおすすめ
では、もしパソコン側がおかしいということが分かった場合、どうすればいいでしょうか?
パソコン側がおかしい時も、先に挙げてきたように二つのことが考えられます。
一つはパソコン側の設定がおかしくなってしまってということ。
でも、いきなり設定だけが変わるということはそうそうありません。
たとえば酔っぱらっているときに扱かったりして、知らないうちに設定を変えるというくらいでしかそうはならないものです。
でも、誰が酔っぱらっているときにパソコンを使うでしょう。
しかも色の設定を変えるでしょうか。
そんな人はまずいないと考えてよいです。
内部が劣化してそうなることが多い
より考えられるのは、パソコン側の何かが劣化しているということです。
多いのはやはり先に挙げてきたようなグラフィックカードの劣化ですが、それだけではありません。
他にも影響を与えるものはありますし劣化するものはあります。
そしてどれが原因かを正確に見極めるのは難しい。
一応設定を確認してみて、それでもそれに問題がなさそうであれば、やはりこの場合も買い替えるのが無難です。
液晶モニタが壊れるんだから当然パソコンも壊れる
電化製品は劣化からは逃れられないと述べてきましたが、パソコンのようなより精密な機械になればなるほどそれは顕著になります。
だから、当然パソコンだって壊れます。
壊れる度に原因を正確に見極めてそのパーツだけを正確に取り換えることが出来るならばそれも問題ありません。
でも、そんな人はそうそういませんよね。
自分でパソコンを組めるくらいの人でないとそれは難しい。
となると、修理の際には業者に出すしかありませんが、それが頻繁に起こるようではコストがかかりすぎる。
だから、やはりパソコンでも買い替えるのが一番なのです。
パソコンのパーツや性能は、数年で劇的に変わりますから、不具合なく使っていくためには、適度に全体を変えるのが一番。
大体の場合買い替えるべきだということ
このように、確かに液晶モニタが黄ばんでしまう時には、液晶モニタに原因があるということもありますし、パソコン側に問題があるということもあります。
ただ、どちらの場合にしても、だいたいの場合で買い替えるのがおすすめになるんです。
唯一買い替えなくてもよさそうなのは、パソコン側の設定がいつの間に変わってしまっているという時だけ。
でもそれだって、劣化のせいで自然と変わる様になってしまっているということも考えられます。
なので、それも絶対に買い替えなくても良いというわけではありません。
しかしそのほかのことに比べると、買い替えなくても済む可能性はあります。
ただ、実際そうして自然と色が変わってしまっているという可能性は高くないですから、基本的にはかなりの場合で買い替えることになります。
パソコンを買い替えるとなると大事になりますが、もしここで壊れなくてもいつか壊れるわけですから、良い機会だと思って思い切ることも大切です。
こうして定期的に買い替えるものだということを最初から頭に入れて買う必要がありますね。
まとめ
液晶モニタが黄ばんだら、モニタかパソコンを買い替える。
そう考えておけばおおむね間違いはありません。
無理してそれを使用し続けようとしてもいいことはありませんし、やはり潔く買い替えるようにしていきましょう。
完全につかなくなってから買い替えるとなると、いろいろとデータなどで困ることも出てきますから、そうなる前に買い替えるのが大切です。