イラスト制作なら液タブを活用しよう!液タブはここが凄い!

液晶ペンタブレット(液タブ)

XP-Pen 液タブ 傾き検知機能付き 視差が僅少 88%NTSC 15.6インチフルHD液晶ペンタブレット 8192筆圧検知 ペン 8個のエクスプレキー 1個のホイールキーArtist 15.6 Pro

デジタルイラストを描く際に、マウス一つで全て終わらせてしまう人も結構居ますが、もっと快適に線を引きたいと思うようになったら液タブを使ってみましょう。

液タブはプロのイラストレーターや漫画家などが使っているとても便利な機械です。

色々と凄い機能も充実していますので、ここではそんな液タブの凄い所を紹介します。

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イラスト制作と液タブ

プロのイラスト制作現場では、よく使われる業界標準ソフトがありますが、制作ツールも業界標準のようなツールがあります。

それは液タブと板タブです。

イラストレーターの多くが液タブや板タブを使用して、イラストを制作しています。

将来的にイラストレーターとして仕事をしたい人は、今のうちから液タブや板タブの扱いに慣れておくのがおすすめです。

また、液タブを使うとマウス操作でイラスト制作をするよりも、仕上がりが綺麗になったり、思い通りにコントロールすることが出来るという利点があります。

通常、マウス操作で線を引くのは、左クリックをして、そのままマウスをドラッグするという二つのアクションが必要になりますが、タブレットならペン先を下ろして手を動かすだけです。

マウスを何回も押す動作が、自然な手首の上げ下げで出来るだけでも腕の疲労軽減が出来ます。

アナログでイラストを描く時と変わらぬ操作感というのもポイントです。

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板タブと液タブ

タブレットは板タブと液タブがあり、どちらが良いかは使用目的や環境によって変わってきます。

ただ、初めてイラスト制作にタブレットを使ってみたいという方には、液タブを使ってみてはいかがでしょうか。

液タブを語る上でよく言われているのは、液タブは手書き感覚で描けるという事です。

初心者の方がいきなり板タブから始めてしまうと、暫くは使い勝手に慣れず苦労する事があります。

しかし、液タブの場合はそのような事は少ないので、始めてタブレットに触る方でもすんなりとイラスト制作が出来るでしょう。

慣れれば板タブも液タブ以上に使いやすいデバイスですが、描くのに慣れるまでの速さで言えば液タブの方が普通は速いです。

液タブの特徴や機能

液タブの特徴や凄い機能をまとめます。

見る位置が違う

板タブは基本的にパソコンと接続して使用し、イラストを描くときはパソコンの画面を見ながら行います。

一方、液タブではタブレット上にイラストを描くので、見る部分は手元です。

この点が大きな違いで、板タブと液タブで操作感がかなり変わってきます。

液タブはペン先がそのまま入力する位置になりますので、パソコンの画面に表示する板タブよりも直感操作が出来ます。

ちなみに、液タブにはスタンドが付いている製品もあり、スタンド付きなら自分で描きやすい角度に調節可能です。

マルチモニターにもなる

板タブ自体には液晶モニターは付いていませんが、液タブには液晶画面が付いています。

そのため、マルチモニターのように使うことが出来るという利点があります。

イラストを描く時に書き込みたい部分だけを液タブに表示して、全体をパソコンの画面に表示して使う事が可能です。

板タブだとパソコンの一画面しかありませんが、液タブならマルチモニターの利点を活かせるので、イラスト制作も若干楽になってきます。

OS搭載型もあり

一般的な液タブは板タブと同じくパソコンに接続して使いますが、液タブ自体にOSが搭載されていて、独立して使える製品もあります。

OS搭載型の液タブは通常の製品よりも高価で数十万円するものもありますが、パソコンに接続しなくても使えるというのが大きなメリットです。

パソコンも液タブも持っていないという方は、機能が一つにまとまったOS搭載の液タブを購入するのもおすすめです。

イラスト制作用だから便利な機能が豊富

液タブはイラスト制作に使われるデバイスだけあって、便利な機能が豊富にあります。

その一つが、タブレットについたショートカットボタン(ファンクションキー)です。

自分が使いやすいようにショートカットを設定することが出来るので、自由自在にカスタマイズすることが出来ます。

作業効率をアップするため、使い慣れてきたらショートカット設定を駆使していきましょう。

タブレット本体に付いているボタンについては商品によって数は違いますが、十個程度ボタンが付いている液タブも存在します。

また、本体だけではなくペンにもボタンが付いています。

筆圧や傾きの検知

液タブも板タブと同じように筆圧や傾きを検知してくれる機能付きの製品があります。

ここがマウス操作によるイラスト制作には無いところです。

自分の腕の力加減で線の太さを調節できるので、より繊細なタッチのイラストを描けるでしょう。

初心者向けの液タブ選び

液タブが欲しい人は、選び方のポイントを抑えて選んでいきましょう。

価格とワコムの液タブ

液タブが欲しくても予算オーバーの商品は流石に買えません。

ですので、予算に見合った価格の商品から絞り込んでいく必要があります。

ハイエンドモデルの液タブは三十万円程度しますが、安いモデルなら十万円以下で買えますので、予算と相談をして価格と機能のバランスの良い製品を見つけていきましょう。

ちなみに、エントリーモデルの液タブだと、十万円よりもさらに安く五万円前後で買える商品もあります。

日本製にこだわらなければ、海外製の安い液タブを選ぶことも出来ます。

ただ、液タブ業界でも世界的にシェアを誇っているのが日本国内メーカーの「ワコム」ですので、おすすめはワコムの液タブです。

家電量販店のデモ機を触ろう

液タブ選びをする時にしてもらいたいのは、家電量販店などに置かれているデモ機を実際に自分でいじってみて操作感を確かめる方法です。

インターネット通販サイトを見れば、製品の仕様などが事細かく書かれていますが、実際に触ってみないと反応速度や描き心地は分かりにくいものがあります。

ですので、お店で触ってみて下さい。

また、家電量販店には店員がいます。

製品についてわからないことも直接聞けるのもメリットです。

筆圧レベル

液タブの性能や描き心地に大きな影響を与えてくる要素が筆圧レベルです。

これが特に重要で、レベルは高いほど良いとされます。

筆圧レベルは256、512、1024と言う具合に変わっていき、ハイエンドモデルは8192段階まで対応となっています。

1024段階の筆圧レベルに対応しているものなら、それなりにストレス無くイラストが描けるでしょう。

筆圧レベルは商品の詳細やスペック表にほぼ必ずと言っていいほど書かれている項目ですのでよく見比べて下さい。

応答速度

応答速度はペン先を落とした時に、どれだけ速く反応して色を塗れるかと言ったもので、タイムラグの少なさに影響するものです。

タイムラグがあると、快適なイラスト制作が出来ませんので、応答速度もチェックしたいポイントです。

最近の液タブならどれも応答速度はそこそこ速いので、それほど気にしなくても良いレベルですが一応見ておきましょう。

サイズ

画面サイズが大きくなると価格が高くなってきますが、サイズが大きければその分だけ描ける範囲は広くなってきます。

予算と使用目的を考えてサイズ選びをすると良いです。

まとめ

板タブと液タブ、どちらも甲乙付けがたい良さがありますが、はじめての方は液タブから入るのも悪くはありません。

やはり手元と画面がそのままリンクしていて、アナログのイラスト制作感覚で自由に描けるのはメリットです。

ちなみにOS付きの小型液タブも最近は販売され、その小型液タブを使えばPCタブレットのように使えるので、持ち運びも簡単でいつでも好きな所で描けたりします。