Cintiqシリーズを購入するときの確認事項

液晶ペンタブレットといえば「Cintiqシリーズ」。

購入したいけど、使い方がいまいち想像できない・・・という方もいるかと思います。

家電量販店で試し描きするだけじゃどういうシステムなのか分かりませんよね。

購入した後になって慌ただしいことにならない様に、Cintiqシリーズの作業環境を簡単にご説明します。

作業するのに必要なもの

液晶ペンタブレットはあくまでも「パソコン周辺機器」なので、液晶ペンタブレット単体だけでは使用することは出来ません。

液晶ペンタブはレットはパソコンにあるソフトを使ってイラストなどの作業を行うので、デスクトップパソコン或いはノートパソコンは必須となります。

ここで注意をしたいのがパソコンに搭載されている機能です。

Cintiqシリーズに使用されているケーブルは３種類あります。

１つはパソコンと液晶ペンタブレットを繋ぐUSB、もう１つは液晶ペンタブレットの電源、そして最後はディズプレイ用のHDMI。

最後のHDMI、パソコンによっては搭載されておらず、このケーブルとパソコンが接続できない場合があるのでご注意ください。

HDMIポートが無いからと言って、液晶ペンタブレットが使えないというわけではありませんのでご安心ください。

HDMIが使えない場合、mini displayPortという規格が使用されています。

これはHDMI同様外部ディスプレイのポートです。

HDMIをmini displayPortに変換するアダプタがありますので、
Cintiqシリーズを購入する際は「使えない！」なんてことにならない様に変換アダプタも一緒購入するのを忘れない様にしましょう。

メーカーによって金額は異なりますが、相場は約３５００〜４０００円ほどです。

パソコンと液晶ペンタブレットに繋ぐケーブルは３種類ありますが、Citinqシリーズではありがたいことに３種類が１本にまとまっていて三岐のケーブルになっています。

１本１本管理する必要が無いのでとても楽です。

ただ管理は楽ですが、どれか１本が破損した場合他のケーブルが使えても買い換える必要があり、
ケーブル自体も約４３００円と通常のケーブルよりも値段が高いので取り扱いには注意しましょう。

液晶ペンタブレットを使用する際、角度をつけて使用することになります。

Cintiqシリーズのスタンドはスマートに設計されていて、折りたたみ式のスタンドになっています。

そして、本体に着脱できるので不要な場合は取ることができますし、装着したままでもスタンドを折りたためば全く邪魔になりません。

万が一破損しても、Wacom公式サイトで購入することができます。

ペンタブレットには珍しい、電子ペンのスタンドがセットになっています。

使用中に電子ペンを離す時は机の上に置くので活用する機会は少ないかもしれませんが、
液晶ペンタブレットを使わない時の保管の際、電子ぺんを無くしやすい人にはありがたいかもしれません。

カラーペンリングと言って、複数のペンを使用していてそれぞれを識別したい場合に使用するリングも付いてきます。

非売品なのでご注意ください。

替え芯は８本も付いてくるので予備の心配はありません。

実際に買ってみないと分からないこともあると思うので、今回紹介した内容以外の情報もあるかと思います。

Cintiqシリーズはサイズが３種類あり、モデルによって機能も違いますので自分にあった液晶ペンタブを選べることができるかと思います。

Cintiqシリーズに興味を持っている方、購入予定の方に参考になれば幸いです。