IllustratorでカフェのDM風おしゃれMAPを作りたい!
MAP作成と聞くと、時間がかかりそうで、ちょっぴり気が遠くなりますよね。
今回は、手間をかけずに、そして後々編集しやすいMAPを作ります。
Illustratorを使えば、ちょっとしたアレンジで、MAPにオリジナリティを入れる事もできるので、これからご紹介する方法で、ぜひ楽しみながら作ってみてくださいね。
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まずは元となるMAPを用意
1.最初にGoogleやYahoo等で、周辺地図のスクリーンショットをとります。
(macは、コマンド+shift+4)これを、ドラッグ&ドロップでIllustratorのアートボード上に配置します。
2.「ウインドウ」メニュー→「レイヤー」でレイヤーパレットを表示します。
パレット右上のプルダウンメニューから、「テンプレート」を選択します。
これで、地図が半調になり、トレース作業がしやすくなります。
3.先ほどのテンプレートのレイヤーはロックがかかったので、新しくレイヤーを作ります。
レイヤーパレット右下の「新規レイヤー」ボタンをクリックすると、先ほどのレイヤーの上に新しく「レイヤー2」ができるので、このレイヤーを選択した状態で作業します。
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道路をトレースしていきます
ツールボックスの「ペンツール」で、道路をなぞっていきます。
macの方はコマンド+2(「オブジェクト」メニュー→「ロック」→「選択」でもできます)で、オブジェクトにロックをかける事ができますので、道を1本1本仕上げるごとにこの作業をしていくとトレースがスムーズです。
※道を1本作った時点でカラーを登録すると便利です。
1.例として、グレー30%で道を作成します。
これを選択したままスウォッチパレットの右下の、ゴミ箱の隣のマーク「新規スウォッチ」をクリックします。
2.ウインドウに「グローバル」という項目があるので、ここにチェックを入れてOKします。
3.すると、スウォッチパレットに、白いタブが付いた状態で登録されます。
これが「グローバル」設定されている印です。
このスウォッチが選択された状態で道を引いていけば、後々一気に道のカラーを変えたくなったときラクです。
このグレー30%のスウォッチをダブルクリックして、ウインドウの中でカラーを編集してOKすれば、一括でカラーの変換ができます。
道路にひと工夫
今回はナチュラルな雰囲気にしたいので、道路の線を少し柔らかくしたいと思います。
1.道路が出来たら、パスを全選択して、「効果」メニュー→「パスの変形」→「ラフ」を選択します。
2.ウインドウでオプションを設定します。
例として、サイズ0.3%、「パーセント」にチェックを入れます。
詳細は20インチ程度にします。
ポイントは「丸く」にチェックを入れます。
3.これで線に少し動きが出ました。
地図の大きさにもよりますので、数値は微調整してください。
(「アピアランス」パレットの「ラフ」をダブルクリックすると、再編集できます)
線路はアピアランスがおすすめ
線路は、「アピアランス」機能を使って作成すればあっという間です。
再編集できるので、間違えてもすぐ直せます。
1.道路と同じように、ペンツールで線路をトレースします。
仮に、K100%の2mmの線にします。
そのパスが選択された状態で、「線」パレット上にある「破線」にチェックを入れます。
2.破線の幅を設定します。
今回は「線分」4mm、「間隔」4mmにします。
パレット上に、「先端の形状」「角の形状」「パスのどこに線を揃えるか」を設定できるボタンがあります。
すべて一番左のボタン(バット線端、マイター結合、線を中央に揃える)になっていればOKです。
3.「アピアランス」パレットの右上のプルダウンメニューから「新規線を追加」をクリックします。
追加された線のレイヤーをドラッグして、先ほどの破線のレイヤーの下に持ってきます。
下にきた線は、白い実線に、線幅は同じ2mmにします。
4.再び、「アピアランス」パレットでもう1本「新規線を追加」します。
この線のレイヤーを一番下に持っていきます。
この線はK100%、線幅3mmの実線にします。
これで線路の完成です!
もう1本線路があるときは
よく、MAPに私鉄も登場するとき、糸のステッチのようなデザインに変えてありますよね。
これをつくるときも、「アピアランス」ですぐできます。
1.まず、線幅1mm、K100%の実線を描きます。
2.この線を選択した状態で、先ほどと同じように「アピアランス」から「新規線を追加」します。
3.新しい線のレイヤーを選択し、線幅3mm、破線設定を「線幅」0.3mm、「間隔」3mmにします。
これであっという間に私鉄の線路が出来上がります。
こちらも地図の大きさによって、線の太さ等は微調整してくださいね。
川を描くときは
川の部分は「ブラシ」を使うのがおすすめです。
1.「ウインドウ」メニュー→「ブラシ」を選択します。
2.「ブラシ」パレットの右上のプルダウンメニューから「ブラシライブラリを開く」→「アート」→「アート_水彩」を選択すると、新しいブラシパレットが表示されます。
水彩調の線が描けるので、川を描くときおすすめです。
(このブラシの時は、線を少し細めに設定した方が◎です)
家や建物を描きたいとき
個人・商用フリーで使用できるアイコン素材を使用するのがおすすめです。
クオリティも高く、時短にもなり、とても助かってます。
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★シルエットデザイン
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まとめ
IllustratorでMAPを作ると、ひと工夫でとても楽しくなりますし、再編集も苦じゃなくなります。
MAP作りに集中しすぎると、よく川のラインと道路のラインの上下関係を間違えてしまったりするので、仕上がったときのチェックは必須です。
「アピアランス」や「ブラシ」を活用して、自分だけのMAPを作ってくださいね!