Wacom以外のメーカーの液晶ペンタブレット

2016年6月28日全件, 液晶ペンタブレット(液タブ)

液晶タブレットはとても高品質な製品で、イラストレーターや漫画家で使用している方も多いです。

そんな液晶タブレットの国内シェアは殆どがWacomなのですが、Wacom製の液タブは殆どが10万円を超え、高いものだと30万を超える製品もあります。

これだけ高いと中々手が出せないですよね。

そこで注目なのがWacomではないメーカーの液晶タブレットです。

それらのメーカーの製品はWacom製品と比べ安価で手に入れることが出来ます。

今回はそんなWacom以外のメーカーの液晶タブレットを紹介していきます。

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1.HUION

HUION® 21.5インチ液晶モニター-GT-220液晶ペンタブレット シルバー

HUIONは中国に会社があります。

この会社で作られている液晶タブレットでおすすめなのは、GT-220、GT-185HD、GT-190の3種類です。

GT-220は21.5インチ、GT-185HDは液晶サイズが18.4インチで共に解像度が1920×1080です。

GT-190のみ1世代古い製品で、液晶サイズは18.9インチなのですが解像度が1440×900と二つに比べるとやや低めでその分安価となっています。

しかし3製品とも筆圧感知レベルは2048とWacomの液タブにも劣りません。

Photoshopや、CLIP STUDIO PAINTなど大手のペイントソフトやフォトレタッチソフトに対応していますが、中には対応していないものもあるので注意が必要です。

使用感はWacomの液タブと比べると違和感があるので、Wacom製品から鞍替えするのであれば慣れが必要ですが、HUION製からスタートするのであれば問題はないと思います。

また、HUION製の液タブを動かすHUIONドライバはWacom製品を動かすワコムドライバと共存出来ないため、使う時にワコムドライバをアンインストールしないといけないのは少し難点ですね。

ショートカットキーが付いていないので、多用する方にはおすすめ出来ないかもしれません。

値段は一番高いGT-220で9万5000円程ですが、Amazonなどでは値引きされていて8万円程で購入できます。

液タブの中でコストパフォーマンスが一番いいと思います。

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2.Yiynova

Yiynova MVP20U+RH 19.5インチ フルHD 液晶 ペンタブレット モニター VESAスタンド (Windows Mac Linux対応)

台湾メーカーのYiynovaの液晶タブレットは海外での評価が高いです。

この会社でおすすめの液タブはMVP20U+RHとMVP-22U+RHです。

MVP20U+RHは液晶サイズが19.5インチで値段が約9万円、MVP-22U+RHは液晶サイズが21.5インチで値段は11万円程です。

解像度は1400×900と少し低めですが筆圧感知レベルは2048とWacomやHUIONと同等です。

しかし液晶のガラスが厚いからかペンの先が押し込まれないと感知しないようです。

HUIONと違いリモコン式のショートカットキーが付いていて、結構使い勝手が良いのでショートカットキーを多用する方は重宝するかもしれません。

ペンは乾電池式です。

Wacom製の物に比べ少し大きくて重いですが、違いはそこまでではないのであまり気にならないと思います。

3.XP-Pen

XP - Pen 21.5”液晶ペンタブレット HD IPS液晶 プロ向け 漫画 デザイン製図 拡張モード スタイラスペン サポートWindows Mac

このメーカーも海外製で、おすすめの製品はArtistシリーズの10.1と22HDです。

10.1は液晶サイズが10.1インチで解像度は1280×800、値段は3万円程です。

22HDは液晶サイズが21.5インチで解像度は1920×1080で値段は8万程です。

どちらの製品も筆圧感知レベルが2048と他のメーカーと同じぐらいで高性能です。

10.1は他のどのメーカーの液晶タブレットより小さく軽いので、寝転がったままなど自分の好きな体勢で描きやすいです。

また10.1にのみUSBハブが付属されるので、ノートパソコンなど元々USBを接続する場所が少ないPCで使用する方におすすめです。

日本語の説明書が付いていないので注意が必要です。

まとめ

この他にもいくつか液晶タブレットを取り扱っていたメーカーがありますが、情報が少なかったため割愛させてもらいます。

最初に言った通り、液晶タブレットの国内シェア率はWacom製品のものが一番高いです。

使ってる人が多いということは、その分だけ情報も多く、何か困ったときがあった時にパっと調べたり出来ます。

上で紹介した液タブも品質が良く使用している人も確かに居るのですが数が少ないためその分情報も少なく、欲しい情報が調べられなかったりもします。

また今回紹介した3つのメーカーはどれも海外メーカーなので、サポート対応が中国語や英語のメーカーがあったり、国内に修理出来るところが無かったりと、故障の際は少し手間が掛かり大変です。

しかしその分(と言っていいのかはわかりませんが)価格は安いので、"お試し機"としては海外製の液タブを買うのもありだと思います。





2016年6月28日全件, 液晶ペンタブレット(液タブ)