おすすめペンタブ・液タブらー:ペンタブレット・液晶ペンタブレットも

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海外製の液タブはどれだけ使えるのか?チェックしたい3つのポイント

      2019/12/28

画面に直接描画するイメージで使用する液晶ペンタブレットは、板タブと呼ばれる通常のペンタブレットより直感的に描ける点が最大のメリットです。

板タブの操作になかなか慣れることができなかった人でも、液タブを使えばイラストや漫画制作をスムーズにデジタル化できます。

液タブは板タブと比べて高価なところが難点でしたが、最近は安価な海外製品が人気を集めています。

そこで海外メーカーの製品がどれだけ使えるのか、筆圧感知レベルや傾き検知といったスペック値と液晶パネルの性能、さらに使い勝手を含めた3つのポイントに分けて解説します。



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信頼のWacom製品か、安さが売りの海外製品か

液晶ペンタブレットも板状のペンタブレットと同様に、これまではWacom社の製品が市場の中心でした。

埼玉県に本社を置くWacomはペンタブレットを長年手がけてきた老舗のメーカーだけに、製品の信頼性という点では海外メーカーと比べて圧倒的な優位にあります。

プロのイラストレーターや漫画家の間でもWacom製品を使っている人は多く、イラストや漫画の制作現場をデジタル化するのにWacomは大きな役割を果たしてきたのです。

一方でWacom製の液タブは他のメーカーより価格が高く、初心者が気軽に買える値段ではありません。

特に20インチ以上の大画面になると実売価格が20万円前後に及ぶことが避けられず、13.3インチクラスの製品でようやく10万円を切るのが現状です。

20インチクラスの大画面でも10万円を切る海外製品

信頼性と引き換えに価格がどうしても割高となってしまうWacom製品と比べ、中国メーカーを中心とする海外勢の液タブは価格の安さが最大の特徴です。

海外にもHUIONやUgee、GAOMON、XP-Penなど液タブを製造・販売しているメーカーが存在し、海外のペンタブレット市場では高いシェアを占めています。

そうした海外メーカーの販売する液タブは、20インチ以上の大画面でも実売価格は8万円前後です。

19インチクラスになると4万円台という低価格で買える商品もあり、同サイズのWacom製品と比べて4分の1以下の予算で液晶ペンタブレットが手に入ります。

特に大画面での作業にこだわる人ほどWacom製品との価格差が大きくなりますので、少しでも安く液タブを購入したいという人には海外製品がおすすめです。



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筆圧感知レベルではほとんど遜色なし

液晶ペンタブレットも板状のペンタブレットと同様に、電子ペンを使って画面上の絶対座標を読み取る仕組みには変わりありません。

そのため基本性能を判断するスペック値は両者ともある程度共通しています。

中でも筆圧感知レベルは微妙な筆使いに影響する数値だけに、液タブを選ぶ際に最も重要視されるポイントです。

以前の海外製液タブは筆圧感知レベルが最高でも2048にとどまり、Wacom製品と差がありました。

現在では低価格であっても筆圧感知レベル8192を誇る海外製品が増えてきており、スペック上の差はなくなりつつあります。

少なくとも筆圧感知レベルを基準に液タブを選ぶなら、海外製でも十分だと言えるくらいまで性能がアップしてきているのです。

傾き検知機能はWacom製品の方が有利

そうは言っても、液タブの描き心地は筆圧感知レベルだけでは判断できない面もあります。

特に海外製品で以前から指摘されていたのは、傾き検知機能を持たないという弱点です。

Wacom製品はペンの傾きを検知して線の太さを微妙に変えられる機能を持ち、本物の筆を使ったように描けるように工夫されています。

従来の海外製液タブではこの傾き検知機能がなく、リアルな絵を描くことに徹底してこだわるならWacom製品一択の状況でした。

現在では海外メーカーからも傾き検知機能を備えた製品が登場するようになり、今後はWacom製品が圧倒的優位を保っていた状況も変わっていくことが予測されます。

液晶パネルは高画質のIPS方式が主流に

液晶ペンタブレットが板状のペンタブレットと決定的に異なるのは、ペンで直接描くための液晶画面を備えているという点です。

したがって液タブを選ぶ際には筆圧感知レベルや傾き検知機能だけでなく、液晶パネルの品質も選定ポイントとなってきます。

パソコン用の液晶モニターや液晶テレビでも、採用されている液晶パネルの種類によって画質が大きく異なるものです。

メーカー製ノートパソコンの多くはコストの安いTN方式の液晶パネルを採用していますが、TN液晶は視野角が狭い上に発色も決して良くありません。

描画を目的とする液タブは画質が最も重視されるだけに、Wacom製品はもちろん海外製品でも画質に優れるIPS方式が主流となっています。

海外メーカーの中でも安価な製品では液晶パネルの方式が不明という例が少なくありませんので、IPS方式と明記されていない製品を購入する場合は注意が必要です。

AdobeRGBカバー率にも注目

イラストの仕事などで液タブを使用する場合は、印刷時の色味まで計算に入れて作業しなければなりません。

海外製の液タブは製品によって発色がかなり異なるとも言われていますので、画面の色と印刷時の色が食い違うトラブルも想定されます。

このような画面の色味に関する液タブのスペックがAdobeRGBカバー率で、%で表記される数字が大きいほど性能が高い証拠です。

液晶ディスプレイに採用されている色空間にはAdobeRGBの他にも、国際規格のsRGBやNTSCといった定義があります。

DTPの現場ではAdobeRGBが多く採用されており、印刷を想定するなら液晶モニターに最低でもAdobeRGBカバー率75%以上だと言われてきました。

この点でもWacom製品の方が有利とされていますが、最近では海外製の液タブでもAdobeRGBカバー率92%など色域の広い製品が増えています。

ファンクションキーなど使いやすさはWacom製品に軍配

実際にデジタル環境で描画作業を行うには以上のようなスペック上の数字だけでなく、使い勝手も液タブを選ぶ際にチェックしたいポイントです。

Wacom製品は海外製品に比べて使いやすいと高く評価され、作業時間を短縮させる機能が豊富に備えられています。

中でも特定のボタンにショートカットを割り当てられるファンクションキーは、液タブを使って効率的に描くのに欠かせない機能です。

従来の海外メーカー製液タブでは、このファンクションキーのない製品が大半でした。

現在はファンクションキーを備えた海外製の液タブも登場しており、そうした最新機種に限っては使い勝手の点までWacom製品との差が小さくなっているのです。

好みが分かれるペンの使用感

液タブを使って描画する際には本体だけでなく、ペンの使い勝手も作業効率に影響してくるものです。

海外製品はWacom製品と比べてペンが沈み込むようなタイプが多く、Wacom製品から乗り換えた人の中にはこの点に違和感を抱く例が少なくありません。

逆にペンが沈み込むタイプの方が描きやすいという人もいますので、こうした感覚は好みの問題とも言えます。

Wacom製品を使った経験がなく、最初から海外製の液晶ペンタブレットを購入するならそれほど気にする問題ではありません。

Wacom製品から移行する場合でもペンが沈み込む感覚に慣れれば問題ありませんが、海外製品はペンの感覚に癖があるという点は頭に入れておいた方がいいでしょう。

まとめ

海外メーカーの液晶ペンタブレットには性能や使い勝手の点で以上のような特徴が見られますが、最大のメリットはWacom製品と比べて価格が圧倒的に安いという点です。

以前の海外製液タブは「安かろう悪かろう」のイメージも否めませんでしたが、改良が進んだ現在では性能面の差も縮小しつつあります。

海外製の液タブはコストパフォーマンスの面で圧倒的に有利なだけに、今後は日本の市場でもシェアを伸ばしていくと予想されます。

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