あなたはどの作風?デジ絵の作風パターン5選
今や絵を描くと言えばデジタル作画と呼べるほど、デジ絵は一般化しています。
デジ絵は私達にとって当たり前の絵のジャンルであり、技術です。
ただ一言にデジ絵と言っても、人により様々な作風のイラストが存在します。
今回はデジ絵にどんな種類の作風が存在するのか、そのパターンをまとめてみました。
あなたはどのデジ絵の作風に当てはまりますか?
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まるで油絵「厚塗りスペシャリスト」
厚塗りとは、まるで油絵の様な重厚感のある塗りを指します。
西洋画に多く見られる作風です。
線画をクッキリと作るのではなく、線画はそこそこに、色を塗り重ね形を整えひとつのイラストに仕上げていくタイプとなります。
特徴としては立体感のある絵になりやすく、またデジ絵ながらもアナログの雰囲気を兼ね備えた魅力的な作風のひとつです。
元々アナログで実際に油絵を学んでいた人には取り掛かりやすい作風と言えます。
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優しいにじみを多用する「水彩画家」
このタイプの人は、まるでアナログ水彩絵の具の様な色の塗り味をデジタルでも出すことが出来ます。
デジタル環境において、「アナログらしさ」を出せることは大きな武器のひとつです。
かすれやにじみを用いて、あたたかみのある優しい空気のイラストを描くことが得意な人になります。
何度も塗り重ね、少しずつ色合いを深めていく作業ですので、緻密で丁寧な処理が求められます。
どちらかと言えば、これらの技術は日本画に多く見られる作風です。
デジタルならでは「イラスト加工マスター」
あらゆる絵に対して加工を行い、イラストのクオリティを大幅にアップ出来る技術屋です。
この作風の人は、どれだけ簡単に描いたイラストも乗算レイヤーやスクリーンレイヤーなどデジタル特有の技術により一気に垢抜けた作品に仕上げることが出来ます。
テクスチャを組み合わせ味のあるイラストに加工したり、光沢感のある画像を組み合わせて華やかなイラストに加工したりと、加工力を駆使しイラストを完成させることが出来ます。
アナログでは決して出来ないテクニカルな作業ですので、デジタル作画用のソフトに対する知識が必要となります。
状況により色々な作風のイラストを仕上げたい人におすすめです。
タッチで魅せる「描き込み屋」
デジタル絵ながらも、必要とする技術はアナログと全く同じの技巧派です。
ペンでひたすら描き込みをすることにより、立体感や質感を表現していくことが可能です。
それはデジタル加工や塗りを必要とすることなく、自分自身のデッサン力、描画力が物を言う職人の様な作風と呼ぶことが出来ます。
この作風であれば、デジ絵としてだけではなく、アナログ絵でも同様の作品を気軽に仕上げることが可能となるため、場所を問わず作品を生み出せると言うメリットがあります。
色彩センスに溢れる「色の魔術師」
色の構成力に優れた人はこの作風になります。
どれほどシンプルで簡単なイラストだったとしても、選び抜かれた色の組み合わせにより何倍も魅力な作品に変えることが出来るセンスに溢れえたタイプです。
デジ絵は鮮やかな色から暗い色までカラーまで、アナログとは違い沢山の色を自由に扱える土壌があります。
そんな中で、効果的な色を組み合わせることが出来るのは大きな武器となります。
このタイプは、元々持ったセンスもありますが、色彩構成は勉強でいくらでも習得が可能です。
努力すればこのタイプに近づくことが出来るでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
あなたはどの作風が一番近かったでしょうか。
デジ絵と一言で言っても、その作風は千差万別で、見ていて飽きることがありません。
パソコンを使い気軽に絵を描ける現代社会だからこそ、あなたが理想とする作風を意識して、デジ絵にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
理想を意識して絵を描くことこそ、上達の近道となります。