ふと疑問に感じた!液晶モニタの寿命はどのくらい?そして長持ちさせる方法とは?
液晶モニタを頻繁に使用しない人にとって液晶モニタは、いつまでも持つと思ってしまいます。
そのため、液晶モニタを買い替えることはあまり考えません。
しかし、液晶モニタにも寿命があり、寿命がくれば映らなくなってしまいます。
それでは、液晶モニタの寿命はどのくらいなのでしょうか?
また、寿命を長くする方法とはどのようなことなのかについて説明していきます。
液晶モニタの保証時間と寿命の関係
液晶モニタを販売している会社による液晶モニタの保証時間は30000時間になります。
そのようなことから、壊れる心配がない使用時間は30000時間ということがいえます。
そのため、最低30000時間は使用することができるということになり、上手に使用すればもっと使えることでしょう。
その上手に使用する方法というのは使い方や使用環境になり、使い方や使用環境が良ければ自然と寿命は長くなります。
逆に、使い方が悪くて使用環境も悪いと当然寿命は短くなります。
液晶モニタは10年も持つ?
一般的なLCDやバックライトの寿命は、LCDが30000時間以上で、バックライトは15000時間~50000時間といわれています。
この時間は保障される時間ではありません。
そして、LCDやバックライトは劣化していくと、徐々に明るさがなくなっていき、最終的には消えてしまいます。
上記のことから考えると、液晶モニタは約10年持つということになります。
このことは、1日8時間使用すると仮定した場合なので、1日の使用時間が違ってくると当然寿命年数も違ってきます。
人によっては1日2時間くらいしか使用しない人もいるし、1日10時間くらい使用する人もいます。
このように、使用時間は人それぞれなので、使用できる年数も違ってきますが、基本10年も使用できるということになります。
ですが、寿命は扱い方や使用環境に強く影響されるので、長く使用したい場合は液晶モニタを大切に扱うことが必要になります。
液晶モニタの販売会社により保証内容は変わる
先程、保証時間を加味して寿命を計算しましたが、保証期間は液晶モニタの販売会社により変わってきます。
液晶モニタは3年保証としている販売会社が多くあります。
また、5年保証というところもあります。
ですが、制約によって液晶パネルは1年保証のところがあれば3年のところもあります。
このように液晶モニタの保証期間などは販売会社により変わってきますので、理解しておくと良いでしょう。
寿命になってもいきなり消えるわけではない
液晶モニタは、寿命に到達したら「プツン」といきなり消えるわけではないので安心してください。
液晶モニタは劣化していくと少しずつ明るさがなくなっていき、画像の鮮やかさが失われていきます。
そのため、使用することはできますが、画像は見えにくくなっていきます。
明らかに画像の明るさや鮮やかさに変化がある場合は、液晶モニタの寿命が近いので買い替えることを考えておきましょう。
また、見えにくいと目が疲れてしまい目に良くありませんので、なるべく早く買い替えると良いでしょう。
現在の液晶モニタの画像はとても鮮やかで綺麗です。
そのため、画像の良さは液晶モニタの魅力の一つとなっており、なるべく画質や機能が高いものを使用したいものです。
しかし、液晶モニタの寿命が近くなると、そんな魅力を引き出すことができないので、買い替え時を見極めることが大切です。
結露には注意する
パソコンなどの機械は水分に弱く、温度差があり過ぎると結露はできやすくなります。
結露は家の中の温度と外の温度が深く関係しており、温度差があり過ぎると結露ができやすくなります。
つまり、冬のような寒い時期に結露はできやすく、部屋の中を暖房などで温めることにより窓に結露ができやすくなります。
この結露がパソコンなどの精密機械類などにできてしまうと故障しやすくなります。
そのため、窓の近くに液晶モニタを置いておくと故障する危険性は高くなります。
寒さの厳しい冬は、暖房などによって部屋の温度は高くなり、結露ができる温度は高くなっているので、外の温度が低すぎることにより窓から離れたところでも結露は起きやすくなります。
そのため、、液晶モニタだけでなくスマートフォンやその他の精密機械などを窓の近くに置いておくと、翌朝それらが故障していたということになる可能性もあるので注意しましょう。
頻繁なONとOFFの切り替えはしないこと
液晶モニタの頻繁なONとOFFの切り替えは液晶モニタが疲れてしまいます。
それは、負担がかかるということであり、液晶モニタだけに限らず、テレビなどの電化製品で頻繁にONとOFFを切り替えることは良くありません。
負担をかけると当然寿命に影響しますので、すぐに使用するのならOFFにしないほうが良いでしょう。
そのため、液晶モニタの設定ですぐにOFFになるように設定してある場合は、負担がかかりやすいといえます。
この設定の仕方は液晶モニタに良くないので、すぐにOFFになる設定はおすすめできません。
このような設定があるのは省エネを意識していることからつけられていますが、長時間続けて液晶モニタを使用する場合は、すぐにOFFになるような設定はしないほうが良いでしょう。
長時間使用するのにすぐにOFFになると、ONとOFFの回数は自然と増えていきます。
そのことにより、液晶モニタにかかる負担は大きくなるので、そのような設定には気を使いましょう。
液晶モニタの明るさと寿命と目の関係
先程省エネのことに少し触れましたが、省エネ機能はONとOFFの切り替えだけでなく明るさによる設定もあります。
液晶モニタは明るければ明るいほど電力を消費し、液晶モニタにかかる負担は大きくなります。
そのため、バックライトなどが消費することにもなりますので、液晶モニタの寿命は必然的に短くなります。
このようなことから、明るさの調整は液晶モニタの寿命に大きく関わっており、寿命を延ばしたいのであれば明るさを抑える必要があります。
しかし、暗くなりすぎるのは見えにくいし、目にも良くないので、暗すぎる設定にはしないほうが良いでしょう。
目に優しい明るさにすること
液晶モニタや目のことを考えると、目に優しい明るさにすることがおすすめです。
強すぎる光は目にダメージを与えてしまい、視力を低下させる恐れがあります。
そして、液晶モニタにも負担をかけてしまいます。
また、体調が悪くなる眼精疲労の原因にもなるので、目に優しい明るさにすることを心がけましょう。
目に優しいか優しくないかは、体感で分かると思います。
液晶モニタが明るすぎると気分が悪くなったり、目が疲れやすくなったりしますので、そのような症状が出る場合は画面が明るすぎるといえます。
そのため、そのような場合は、暗く調整することが大切です。
しかし、暗すぎることも良くありません。
暗すぎるのは液晶モニタの寿命を延ばすには効果的ですが、見えにくいので目を酷使することになります。
見えにくいと見ることに神経を使うことになるので、結果疲れてしまいます。
そのため、明るすぎるのは良くありませんが、暗すぎるのも良くないといえます。
そして、液晶モニタの明るさはなるべく変えないようにしましょう。
明るさが頻繁に変化すると、それだけ目や液晶モニタに負担がかかることになるからです。
まとめ
液晶モニタは、基本長く持つ物になります。
そして、目に優しい明るさにすることにより、液晶モニタの寿命は自然と長くなります。
そのため、明るさには注意し、結露による故障を防ぐためにも温度差には注意しましょう。
現在の世の中は物に溢れており、すぐに捨ててしまい物を大事にしない人がいます。
そのような世の中であるからこそ物を大事にして、長持ちさせるようにしましょう。