やっぱり練習あるのみ?ペンタブがツルツル滑る時の対処法
ペンタブは慣れるまでは意外と使いにくい…。
デジタルからアナログに移行して憧れのペンタブを導入したものの、あまりの滑りの良さに戸惑ってしまう方も多いようです。
ツルツルして思うように線が引けない、なんて声もよく上がっています。
何事も慣れが一番!ペンタブも地道に練習してモノにするのが基本ですが、ちょっとした工夫さえすればこの滑り問題も解消することができます。
使いこなせずに困っているという方はぜひお試しください。
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超定番!タブレットの上に紙を敷く
ペンがツルツル滑って描きにくい時はタブレットの上に紙を敷くのがおすすめです。
紙の凹凸により摩擦と抵抗力が加わるため、ペンのコントロールが付きやすくなって強弱も思い通りになります。
また紙を敷くことでタブレットの傷を防ぐ効果も!
この方法は安価なペンタブを使っている人ほどよく効きます。
ペンタブはピンからキリまでありますが、いい意味で値段相応の描き心地のため安い物ほど使いにくくなっているのです。
紙の種類はケント紙や漫画用の原稿用紙・コピー用紙などお好みで選んでください。
ただし未使用の物に限ります。
印刷済みの紙を使うとタブレットに汚れが付いて取れなくなってしまうので気を付けましょう。
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オーバーレイシートを交換する
オーバーレイシートとはタブレットの入力エリアを覆っている保護シートのことです。
このシートが滑るのを防いでくれるため本来はデジタルでも紙のような描き味を再現できるのですが、
オーバーレイシートは消耗品なので使えば使うほど摩擦によりツルツルになってしまいます。
最近ペンタブが使いにくいと感じたら交換時期かもしれません。
表面がツルツルしている・よく使う中央だけに光沢が出ている・端と中央では描き味が違う、などを目安にしてください。
市販の保護フィルムで代用もできますが気泡が入りやすいので純正品の方がおすすめです。
芯の種類を変えてみるのもあり
ペンが滑るせいで作業がはかどらないというのなら、思い切って芯の種類を変えてみてはいかがでしょうか。
標準芯は純正品の中で一番滑りが良いのが特徴ですし、タブレットと同じプラスチック製ですからツルツルしても仕方がありません。
滑り具合と描き心地で選ぶならフェルト芯がおすすめです。
消耗が早いというデメリットもありますが、適度な摩擦・抵抗があるので描きやすく愛用者が沢山います。
自作の綿棒芯や竹ヒゴ芯なんかも良いですね。
自作芯は純正芯より滑りが良くないですしお金も掛かりません。
全て自己責任ですが試してみる価値はありますよ。
ひたすら練習すべし!
そもそもデジタルに移行した訳ですから、紙+ペンと比べて使い心地が違うのは当たり前のこと。
最初から上手く描こうなんて思わずに地道に練習してコツを掴むのが一番確実です。
毎日数分程度でもいいのでペンタブを使うことから始めましょう。
線や丸を描いたりするだけでも練習になりますよ。
早く慣れたい人はトレースがおすすめです、複雑な絵の方がよりテクニックが身に付きます。
また力を入れるとペンが滑りやすくなりますし線も歪んでしまうので、リラックスして描くのも上達の秘訣です。
ペンタブは圧を掛けなくても太い線や濃い線が引けるため、数さえこなせば自然に力が抜けて理想の線が引けるようになります。
ペンタブに変えてから肩こりや疲れが軽減したなんて人もいるくらいです。
励めば励むほど色んな変化が得られるのでめげずに頑張りましょう。
まとめ
ペンタブが滑るから使い辛いという人は色々試してみてください。
一番簡単なのは紙を敷くことですかね。
使用頻度が高い人ならオーバーレイシートの交換も必要ですし、自分に合った芯を探してみるのも良いでしょう。
また、あえて対処はせずにひたすら練習するという方法も!
最初は使いにくくても時間を掛ければ必ず上達します。
どうかペンタブをタンスの肥やしにだけはしないでください。
宝の持ち腐れというものです。