アニメの専門学校に行く場合は闇に嵌らないように注意しましょう

専門学校で学ぶ

アニメの専門学校のコマーシャルや広告をみていると、とても明るい未来が開けているようにみえるかもしれません。

もちろん、アニメの専門学校に行って、野望をつかみ取った人達もいます。

しかし、アニメの専門学校には深い闇も隠れています。

闇に嵌ってしまうと、人生を大きく下降させてしまったり、遠回りさせてしまうことになるかもしれません。

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アニメの専門学校の広告は魅力的

アニメの専門学校はさまざまなところで宣伝されています。

テレビコマーシャル、電車や街角や雑誌、ネットの広告ななどでも頻繁に目にします。

アニメの専門学校についての資料請求をすれば豪華な資料が届きます。

学校見学会や入園説明会などに行けば大歓迎を受けるでしょう。

アニメの専門学校に入学すれば、素晴らしい青春を送ることが出来、そして卒業後はバラ色の未来が約束されているかのような錯覚に陥るかもしれません。

確かにアニメの専門学校を卒業して、アニメ業界で夢や野望を叶えている人達もいます。

しかし、卒業生全てがそうとは限りません。

アニメの専門学校の深い闇に嵌ってしまい、人生を転落させてしまったり、回り道をすることになってしまったりする人もいます。

アニメの専門学校に行こうと考えている人はどのような闇が潜んでいるのかを知ることをおすすめします。

見た目だけの華やかさだけで進路を決めないようにしましょう。

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基本的に誰でも入学できる

アニメの専門学校は入学金、そして授業料さえ払えれば誰でも入学をすることが出来ます。

一応、面接や筆記試験などがありますが、これは形だけです。

あるいは受験料を取るための手段としてしか機能をしていません。

名前を言ったり書いたり、入学したい意思を示せば合格になります。

アニメの専門学校の受験にクリアしたからといって、自分はアニメの世界に向いているのだ、才能があるのだと思い込むのはおすすめしません。

安易な志望動機の人が多い

アニメの専門学校を受験する人は安易な志望動機を持っていることが多いです。

アニメを見るのが好き、勉強が嫌い、なんとなく楽しそう、なんとなく楽そう、卒業さえすれば自動的にプロになれそう、人脈が出来そう、絵を描くのが好き、声がいいと言われたことがある、などです。

好きなことを仕事にしようとするのは決して悪いことではありません。

むしろ、素晴らしいことです。

しかし、アニメを見るのと、作るのは大きな違いがあります。

楽しくて楽な学生生活を2年程度過ごして、プロになることが約束されるほど甘くはありません。

安易な気持ちでアニメの専門学校に入ったとしても、授業を真面目にこなすことが出来ません。

また、周囲がそのような雰囲気だと、最初は自分だけは違うと思っても怠惰な雰囲気に流されてしまいがちです。

生徒はオタクばかり

アニメの専門学校に入学してくる人の大半はアニメオタク、ゲームオタク、マンガオタクなど、いわゆるオタクです。

それ自体は悪いことではありませんが、オタク同士が集まるとあまりいいことはおこりません。

いままでオタクは学校の中ではかなりカーストが下の方でした。

教室では隅で大人しく過ごしていることがとても多いです。

しかし、アニメの専門学校に入学した途端、周囲が全員オタクになります。

そうなれば、もうコソコソとオタクをしている必要がなくなります。

しかし、いままで、クラスの底辺カーストにいたオタクたちはどう振る舞っていいか分からず、暴走してしまいがちです。

恋愛をしたり、大声でオタクトークを繰り広げたり、はっちゃけたファッションになったりしてしまいます。

酷いとオタク同士でマウンティンやイジメなどが発生してしまうこともあります。

オタクたちは人生で初めてのリア充体験だったりするので、加減が分からず、心が折れてしまう人もいます。

そうして、退学や休学になってしまう人も少なくありません。

また、オタクばかりの生活が続くと、世間一般との乖離も激しくなってしまいます。

能動的な生徒ばかり

アニメの専門学校に入学し、授業を受けて卒業をしただけでプロとしての道が開けると思っている生徒がとても多いですが、それは間違いです。

確かにアニメの専門学校に行けば授業を受けることが出来ます。

ですが、ただ授業を受け、言われた課題をこなしているだけで出来るのは卒業までです。

プロとして通用する技術や人脈を身につけ、チャンスを手に入れられるのは自分から動いている人のみです。

能動的な生徒の中にいると、志が高い生徒も次第に流されてしまいがちです。

直接関係ない授業が多過ぎる

アニメの専門学校に入学する人は少なからず、将来は声優になりたい、脚本家になりたいなどの夢を持っています。

そして、そのためのコースも容易されています。

しかし、カリキュラムの中にはとてもその職業に必要な技術が身につくとは思えないような授業も多く混ざっていることが多いです。

たとえば声優コースの場合、ボイストレーニングや歌のレッスンはともかくとして、日本舞踊や映画を観て感想を書くなどの授業もあります。

確かに声優として大成するためにはさまざまな人生経験が必要となってくるかもしれません。

しかし、やはり、これらのカリキュラムが本当に必要かどうかとなると疑問が生じます。

これらのために高額な授業料を払う価値があるかどうかを考える必要があります。

有名プロのレッスンはほとんどない

アニメの専門学校では有名プロによる直接レッスンを受けられることをアピールしていることも多いです。

しかし、頻繁に有名プロが授業を施してくれることはまずありません。

有名プロは本業の方で忙しく、授業などしている暇などないからです。

本当の有名プロの授業は年に数回を思っておきましょう。

もちろん、個人指導ではありませんし、そこで才能を見出されて一気にプロの道が開かれるなどというのも夢のまた夢です。

卒業後の進路

アニメの専門学校を卒業したからと言って、希望の職業に就ける人は極々一部です。

さらに、その希望の職業一本で食べていける人はもっと少ないです。

一応、ほとんどのアニメの専門学校では就職率は9割以上となっていますが、細かい進路を見るとアニメとは全く関係のない職業に就いている人たちばかりです。

突出して多いのは福祉や介護系です。

次点でサービス業や営業職などです。

いわゆる、人手不足な業界です。

あまり労働環境が良いとは言えません。

正社員での就職とも限りません。

卒業後の就職率は良くでもそのごの定着率に関しては不明です。

別の学校に行く人も

卒業後の進路で、無視できないのは進学をしている人達です。

アニメの専門学校を卒業した後、また別の専門学校や養成学校に通う人も少なからずいます。

この学校にさえ行けば今度こそプロの道が開かれると信じて終わらない青春を繰り返します。

年だけは重ねてしまうので、アニメ業界でのプロになれなかった場合、就職でとても苦労をします。

アニメ業界も最初は大変

アニメ業界に就職が決まったとしても、最初はとても大変な割にお給料が低いです。

副業をしないと生活が出来ないと言う人も多いです。

まとめ

アニメの専門学校はとてもポジティブなイメージで、入学生を募っていますが、実際にはなかなか闇深いところです。

耳障りの良いフレーズだけで安易に入学を決めないようにしましょう。

どんな闇があるかを理解することで、闇に染まらず、夢を目指すことが出来ます。

一旦闇に落ちてしまうと、時間とお金の無駄になってしまいます。






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