アニメ専門学校から大学に編入することもできる?そのメリットは?
アニメ専門学校は、割と特殊な専門学校になります。
だから、通っているうちに進路に不安が生じてくることもありますよね。
そんな時に役立つのが、大学への編入制度です。
でも、アニメ専門学校から大学に編入するということは、そもそもできるんでしょうか?
ちょっと特殊な学校だけにそれが不安になることもあります。
そこでここではそれの可否とメリットについてみていきます。
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アニメ専門学校からでも大学への編入はできる
アニメ専門学校からでも、大学への編入をすることは可能なことが多いです。
専門学校によってはしっかりとそれをサポートしてくれることもあるんです。
たしかにアニメ専門学校というのはやや特殊な学校ではありますが、だからと言って大学に編入することができないということはありません。
だから、大学に編入するのは全然ありなんです。
でも、どうしてアニメ専門学校から大学に編入するんでしょうか?
そのメリットはどこにあるのか。
ここからはそのメリットについてみていきます。
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進路の幅が広がるのがメリット
アニメ専門学校から大学に編入することの一番のメリットは、進路の幅が広がるということです。
アニメ専門学校では、当然ほとんどの場合でアニメ系の仕事に就くしかありません。
そしてそのほとんどはやっぱりアニメーターになります。
でもそこで一つ問題が生じてきますよね。
それが、アニメーターの待遇です。
アニメーターは労働環境が良くない
アニメーターの待遇というのは、あまりよろしくはありません。
労働時間に対して給料が全然高くないんです。
本来であれば、アニメが作れるなんて言うのは間違いなく特殊スキルです。
だから、500万円以上はもらっていないとおかしいですよね。
年収で考えて。
でも、実際にはそれの半分とかそれ以下くらいであることも多いくらい。
それでも勤務時間がすごく短ければ満足度は高くなりますが、勤務時間はむしろ普通の人よりも長い。
それは間違いなく過酷な環境です。
だから、しり込みしてしまう気持ちもわかります。
でもアニメ専門学校卒だとそれくらいしか進路がない。
その進路を広げることができるんですから、メリットはすごく大きいです。
一般職も狙えるように
大学を出ていれば、受けることができる企業は大きく増えます。
たとえその大学が、美術系の大学で、結局そこでもアニメーションを学んでいたとしても、実際就職する時には、大卒の場合はあまり学部を気にされないこともあるです。
たとえば美術系の学部からIT系の営業になるなんていうことだって全然あり得ます。
もちろん事務職を狙うこともできますね。
そうして選択肢の幅を広げることができれば、条件が良いところで働けるようにもなっていきます。
だから、過酷な思いをしなくても済むんです。
アニメーターになることだってまだまだ可能
もう2年考えてからやっぱりアニメーターで頑張ろうと思うこともありますよね。
もちろんその場合でも問題なく対応できます。
もう2年しっかりと考えた上での結論であれば、たとえ多少過酷な環境での労働になろうとも、ある程度は耐えることができるようにもなります。
そのための時間を作れるというだけでも、大学に編入することはおすすめできます。
大学に入りやすくなる
アニメ専門学校から大学に編入することには、学力の面で見てもいいことがあるんです。
それが、大学に入りやすくなるということ。
一般的に、普通に一般受験で大学に入ろうとするよりも、編入試験を受けて大学に入ろうとする方が、より簡単に入れるんです。
だから、昔あきらめていた大学に入ることもできるようになることもあります。
アニメ専門学校に行っている人の中にも、アニメーターになるか、それとも大学に行って全然違う仕事につくかで悩んだことがある方も多いのではないでしょうか?
アニメ専門学校に行ったということは、そうして全然違う仕事に就くことを捨てたということになりますが、その捨てた理由が学力であることも多いです。
学力が足りなくて志望している大学に入ることができないから、アニメ専門学校に行ったという方もたくさんいるんです。
でもこうして編入で大学を目指すのであれば、なんとかなることもあります。
それはやっぱり編入のメリットになるんです。
あえて専門学校から目指す人もいるくらい
アニメ専門学校ではそういう人はあまりいませんが、あえて先に専門学校に行って、そこから目当ての大学を目指すという方もいるくらいです。
あえてそうして専門学校にいくことで、より入りやすくなりますし、そして実際、学力を上げるための期間が2年プラスされますよね。
その専門学校が例えば英語の専門学校だったりすれば、そこで英語のスキルも高めていくことができますから、英語系のテストはよりパスしやすくなります。
結果、浪人してその大学を目指すよりもかなり効率的になるんです。
しかも、専門学校から大学に入れば、その分学費も掛からなくなりますから、浪人して予備校に通うよりもトータルでかかるお金は節約できる。
となれば実際、あえて専門学校に進むという人がいても全然おかしくはないですね。
アニメのスキルも高めることができる
専門学校で学ぶことができるのは2年だけです。
でも2年学んだだけでは、やっぱりまだプロとしてやっていけるだけのレベルにならないこともあります。
プロとしてやっていけるレベルになっていなくても就職できることはありますが、入ってからすごく苦労するのは目に見えていますよね。
それはやっぱり辛いものです。
だから、できればさらにスキルを高めてから就職したいと考える方も多いはず。
それができるのが、専門学校から大学に編入することになるんです。
専門学校から大学に編入していけば、もう2年もプラスで勉強ができることになります。
就職活動のことを考えると実質的には1年から1年半くらいにはなりますが、それでも時間をプラスできるのは大きいです。
その時間を利用してしっかりと勉強していけば、自信をもって就職していけるようになりますね。
一番レベルを高めることができるのは現場
ただ、一番レベルを高めることができるのは、プロとして働くことであることは間違いありません。
それはつまり、大学に編入してそこでもうちょっと勉強したとしても、そこで勉強して身に着けたスキルが全然的外れであることがあるということです。
たとえ的外れであったとしても、自信をもって就職していけるようになることは間違いないです。
どんなスキルが必要なのかというのは入ってみないとわからないところがありますから。
でも、そうして自信をもって入って結果、それが活かせなくて足を引っ張ってしまいすごく落ち込んでしまう、なんていうことも良くある話なんです。
だったら最初から通用しないかもしれない…と思いながらプロになってみた方が良いこともあります。
それであれば通用しなくても「まぁそうだろう」と思って、必死にくらいついていくことができますし、そうしているうちに大学にいるよりもずっとスキルが高まりますから。
なので、どっちがいいかはその人の考え方次第ではあります。
まとめ
アニメ専門学校から大学に編入することには、このように3つのメリットがあります。
中でも一番大きいのは就職の幅が増えること。
もし少しでもアニメーターとしての未来に不安を感じることがあったのであれば、大学に編入することはすごくおすすめです。
それからでもアニメーターになることはできるわけですから、少なくとも損をすることはありません。