アプリ開発は独学でもできる?プログラミングスクールに行った方が良い?
アプリ開発は、今もっとも多くの人が興味があるジャンルなのではないでしょうか?
ちょっとしたアプリでもヒットアプリになって、それが買収されたりして富を得たりする。
そんなストーリーも実際にあるものですから、多くの人が興味を持つのもわかります。
でも、アプリ開発をしようと思ったら勉強をしないとならない。
それは、独学でもいいのでしょうか?
それともプログラミングスクールに行った方が良いでしょうか?
独学でアプリ開発をしたという例は多いが
もちろんプログラミングスクールに行けば確実に知識やスキルがついていきますが、別にアプリ開発に関して言えば、独学で学んだという例も多いのです。
つまり別に無理してプログラミングスクールに行かなくても良いということ。
ただ独学で挑むことには一つ大きなデメリットがあります。
独学だと効率が悪くなりがち
独学だと、どうしても勉強する順番がちぐはぐになったり、あるいはこのアプリの開発にこの知識やスキルは別に必要ないということを覚えてしまったりもします。
確かに、そこで覚えた知識やスキルは、これから先活きてくる可能性は高いです。
でもそのアプリの開発に必要な知識を、そのアプリの開発時に身につけるということを繰り返していった方がはるかに効率は良いですよね。
どうせ今覚えたところでそのスキルをいざ使おうとなった時には忘れていることも多いですから。
そう考えるとまずは必要な知識やスキルだけ身に着けていればいいということになります。
でも、何がそのアプリの開発に必要な知識やスキルなのか、それがわからないですよね。
独学だと。
それが、独学の大きなデメリットになるんです。
時間がかかればかかるほど折れがちになる
効率が悪くなったとしても、いずれ本当にアプリ開発ができるのであれば、それはそれで問題はないでしょう。
しかし、時間がかかればかかるほどに人の心は折れていきやすくなります。
それはそうでしょう。
自分なりに頑張っているつもりなのになかなか成果が出ないわけですから、折れてしまってもなんら不思議なことではありません。
独学の場合、そうして途中で挫折してしまうという方もすごくたくさんいるんです。
もちろんプログラミングスクールでも挫折してしまう人はいますが、少なくとも独学で開発をしようとするよりは折れる可能性は少なくなります。
プログラミングスクールであれば行き詰まることもない
独学でのアプリ開発に時間がかかるというのは、ピンポイントでそのアプリ開発に使う知識やスキルを身に着けることが難しいからというだけの話ではありません。
独学での勉強の場合、シンプルに何を言っているのかよくわからなくて、つまり理解できなくて行き詰ってしまうこともあるんです。
本を読んでもわからない所というのは、必ず生じてきます。
もちろんこんな時代ですから、ネット上で相談をすれば誰かが答えてくれる可能性もあります。
ただその答えはすぐに来るわけではない。
だから完全にしばらくそこで行き詰ってしまう可能性もあるんです。
そこで完全に行き詰ってしまうと、やっぱり心も折れてきます。
こうして心が折れることもあるから、挫折する人が多くなるんです。
その点プログラミングスクールであればそうなることはありません。
スクールであればその都度質問ができる
プログラミングスクールであれば、何かわからないところが出てきたら、その都度質問をすればいいだけになります。
その都度質問をしていけば、その都度わからないところが解決していけます。
やはりできないことができるようになる、わからないところが分かるようになることで人は成長をしていきます。
プログラミングスクールは、わからないところを確実に分かるようにできるわけですから、しっかりと実力を伸ばしていけるということになるんです。
わからないところで行き詰って心が折れるということがなくなるというのはもちろん、実力がしっかりとついていけばそもそもわからないところがこれから先出てくる可能性も少なくなるわけですから、どんどん心が折れるリスクを下げていけます。
心が折れやすい人には特にプログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。
目的次第では独学の方が良いことも
たとえば、それを将来的に仕事にしたいと思うのであれば、プログラミングスクールに通うことをおすすめします。
より効率的に学んでいける方が良いに決まっていますから。
でも、別にそれを仕事にしたいと思っているわけではない方もいますよね。
それを仕事にしたいと思っているわけでもなければ、それをまなぶのにたくさんお金をかけるのはもったいないです。
というのも、やっぱりプログラミングスクールに通うとなると、すごくお金がかかるんです。
2万3万くらいであれば、お金をかけるのもいいでしょう。
それくらいであれば趣味の範疇と言えますから。
でも、プログラミングスクールで勉強をしたいと思ったら、だいたい10万円から30万円くらいはかかってきてしまうんです。
それだけのコストがかかるとなると、やっぱり趣味のレベルを超えているような気がしますよね。
それを仕事にするのであれば、それもいずれペイできるわけですから、投資と言えます。
でも別にそれを仕事にする気がないのであれば、それはただの無駄なコストになるんです。
だからただ趣味で作りたいだけならば、独学で学ぶ方がおすすめです。
折れても趣味ならばあまり問題はない
これが、仕事で使うスキルを身につけようとしているのであれば、心が折れるのは問題になります。
でも、趣味でアプリを作ろうとしているだけなのであれば、最悪心が折れてもあまり問題はありませんよね。
心が折れたところで、別に趣味で作ろうとしていたアプリが完成しないというだけですから。
確かに独学で学ぶのであっても、ある程度のお金はかけているはずです。
たとえば本を買ったり。
でも、それが1万円を超えているということはそうそうないでしょう。
せいぜい1回ご飯に行ったくらいの出費なのではないでしょうか?
それならば、たとえ心が折れたとしても1回ご飯に行ったと思えばいいだけです。
だから、趣味の場合は心が折れることを恐れる必要はありません。
趣味でアプリを作りたいだけだという場合、プログラミングスクールに行くよりも独学でアプリ開発するのがおすすめです。
スクールに行っても勉強は必要
何となく、プログラミングスクールに行けば、もうそこでの勉強だけで完結すると思っている方も多いように思いますが、そんなことはありません。
基本的にはプログラミングスクールに行こうと、自分での勉強は必要になります。
つまり、プログラミングスクールに行くというのは、独学+プログラミングスクールということになるんです。
だから、その分だけ勉強時間は長くなりがちです。
学校での他の勉強もそうですが、やはり理解度を高めるためには復習をするのが一番。
それをするのとしないのとでは、理解度が全然違ってきます。
どうせ高いお金を払うのであれば、理解度をより高くした方が良いに決まっています。
だから家での勉強も必要になるんです。
なので、プログラミングスクールの方が楽ということはありません。
楽さは判断基準にはならないということは覚えておくと良いでしょう。
まとめ
プログラミングスクールで勉強するほうが、アプリ開発を効率よく学んでいけることは確かです。
でも、それにはすごくコストがかかりますから、もし趣味程度の意気込みならば独学の方が良い。
実際に独学でアプリ開発をして、それをローンチした方もたくさんいますから。
なぜアプリ開発がしたいのかということをよく考えて判断してみてください。