イラストの様々な技術を学べる専門学校『東洋美術学校』の魅力を紹介
東洋美術学校は他の専門学校とは違って、授業だけでイラストの技術を詰め込むような事をしていません。
この専門学校では様々なイベントを経験して、楽しみながら、イラストの技術を学ぶ事が出来ます。
そのため、知識を詰め込む授業を受けたくない方には、東洋美術学校の教育方は気に入る事でしょう。
それでは、この専門学校について詳しく知りたい方のために、東洋美術学校の特色やイベントについて紹介しましょう。
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東洋美術学校の歩み
東洋美術学校は、絵を描く事を大事にしながら教育を行ってきた専門学校で、その歴史は70年にも及びます。
そのため、この専門学校から卒業していった生徒たちは大勢いて、その多くの方たちが業界で活躍をしているのです。
専門学校の中には、経営不振で閉校を余儀なくされる所もありますが、東洋美術学校が70年も学校経営を続けてこられたという事はそれだけ多くの方達から支持されてきた事を証明しています。
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東洋美術学校の学科の授業内容
東洋美術学校には数多くの学科がありますが、その中でもイラストレーターを目指している方におすすめするのが、クリエイティブデザイン科/イラストレーション科/マンガ科/夜間部イラストレーション科などです。
それでは、この4つの学科では、どのような授業が行われているのか詳しく紹介しましょう。
クリエイティブデザイン科
クリエイティブデザイン科には、高度コミュニケーションデザイン専攻/高度グラフィックアート専攻/高度プロダクトデザイン専攻などがありますが、その中でもイラストに関係するのが高度グライフィックアート専攻です。
この高度グラフィックアート専攻では、CGを制作するソフトの操作方法を学んでいくので、CGの作品を制作したい方にはおすすめのコースです。
イラストレーション科
イラストレーション科には、イラストレーターを育成するコミックイラストコースやイラストレーターコースなどがあります。
コミックイラストコースは、ライトノベルの挿絵やキャラクターデザインなどを描く事を学べるので、プロのイラストレーターとして必要な技術を学んでいく事が可能です。
イラストレーターコースは、Web/モバイル/雑誌/広告/パッケージなど様々なものに合わせた挿絵を描けるイラストレーターを育成しており、ゲームのキャラクターやマスコットキャラクターの描きかたも学ぶ事が出来るのです。
マンガ科
イラストだけでなくマンガも描けるイラストレーターになりたい方におすすめなのが『マンガ科』です。
このマンガ科では、マンガを描くために必要な技術を学んでいきます。
その技術は、ペンを使ったアナログ原稿の書き方から、ソフトの基本操作/コマ割り/ストーリーの作成方法など多岐に渡ります。
そのため、今までマンガを描いてこなかった方でも、このマンガ科で学べばマンガも描けるイラストレーターになる事は十分可能でしょう。
夜間部イラストレーション科
イラストの技術を学びたくても夜間でしか学びにいく時間がない方におすすめなのが『夜間部イラストレーション科』です。
この学科では夜間でイラストの技術を学ぶ事が出来て、その学べる内容は、イラストレーションの基礎だけでなく、MacでAdobeのソフト『Illustrator』や『Photoshop』などの操作方法まで学ぶ事が出来るのです。
Adobeのソフトを操作出来るようになれば、CGのイラストを作成するだけでなく、ロゴやキャラクターなども簡単に作成出来るようになります。
そのため、プロのイラストレーターを目指している方は学んでみるメリットは大いにあるでしょう。
大学へ進学可能
東洋美術学校では、イラストの技術を学ぶだけでなく『大学院』へ進学する事が可能です。
ただし大学院へ進学する事が可能になる学科は『4年制クリエイティブデザイン科』と『保存修復科』だけなので注意が必要です。
大学院では専門学校では学べなかった事があるので、専門学校だけでなく大学院でもイラストの技術を学びたい方には、大学院へ進学する事が出来るのは嬉しい所でしょう。
東洋美術学校のイベント
東洋美術学校では、今まで様々なイベントが行われており、学生たちは楽しみながらイラストを学ぶ事が出来ています。
楽しみながらイラストを学びたい方には、どのようなイベントがるのか知りたい方もいると思うので、どのようなイベントが行われてきたのか紹介しましょう。
東美祭
東洋美術学校で毎年10月に開催されているイベントが『東美祭』です。
このイベントでは、生徒たちが作成してきた作品が展示されたり販売されたりしています。
東洋美術学校の発表によれば、このイベントには1,300名以上の来場者が訪れた事もあったのです。
なぜ、これほど多くの来場者が訪れるのかと言えば、イラストの展示だけでなく『コスプレサミット』や『音楽ライブ』なども行われたりするのが大きいでしょう。
このように大勢の来場者が訪れてくれるので、学生だけでなく来場者も楽しめるイベントとなっています。
卒業制作展
多くの専門学校では、卒業制作展は学校の中で行う所が多いです。
しかし、この東洋美術学校では驚くべき事に、2013年から東京都美術館で毎年卒業制作展を行なっています(2017年3月時点)。
東京都美術館は、山手線『上野駅』から徒歩圏内にある所で、今まで様々な展示会をしてきた事のある有名な美術館です。
そのような美術館で卒業制作の作品が展示される事は生徒にとって大きな喜びであり、貴重な経験となるでしょう。
スケッチデザインコンペ
東洋美術学校には『スケッチデザインコンペ』を行なって、スケッチブックのメーカーで有名な『マルハン株式会社』の商品のデザインとして採用された事がありました。
このコンペでは多くの生徒たちが表紙に載るデザインを提出して、その中から優秀と思われたデザインを3点だけ最終選考に選んで、その3点の中から雲藤真希さんのデザインが採用された事がありました。
このようなイベントはこれからも行われる事は十分に考えられます。
そのため、在学中から商品のデザインに携われる事は東洋美術学校の大きなメリットと言えます。
トートバッグコレクション
東洋美術学校の70周年を記念したデザインを募集して、行われたグランプリが『トートバッグコレクション』です。
このグランプリは、東美祭で最終候補を17点まで絞って、ランウェイステージで披露されました。
そして、この中で最も票を獲得した作品が、70周年記念グッズとして当時の生徒全員に配布されたのです。
トークショー
東洋美術学校の卒業生『佐々木稔』さんが講演会を開いて、業界で活躍をしてきた事を教えてくれる『トークショー』が開催された事がありました。
佐々木稔さんという方はカナダ(バンクーバー)で活躍しており、このトークショーでは、ワイルド・スピート SKY MISSION/DEADPOOL/インディペンデンス・デイなどの制作秘話を話してくれたのです。
このような業界の話を聞けるチャンスは滅多にないので、生徒にとっては貴重な経験になった事でしょう。
まとめ
授業で知識だけを詰め込むような専門学校では、実践で役立つ事が難しい場合もある上に、授業でストレスがたまってしまいイラストを描く事が嫌になる危険性もあります。
それにひきかえ、東洋美術学校では様々なイベントが行われて、楽しみながらイラストを制作出来るような取り組みが行われています。
そのため、楽しみながらイラストを描ける東洋美術学校は、学びに行く価値のある専門学校と言えるでしょう。