クリスタとペンタブの組み合わせ良し悪し・小ネタ(口コミ・体験談)

2016年7月28日デジ絵ソフトウエア, 全件

Clip Studio Paintマンガ制作テクニック―最新ソフトウェアで描くデジタルマンガ (I/O books)

去年パソコンを新調した際に、前のパソコンで使っていたフォトショップが対応しておらず、絵を描けるソフトを探していました。

以前買って使いこなせずに放置していたペンタブレット(ペンタブ)があったので、どうせなら基本ペンタブを使うソフトにしよう!と決めました。

さて、そういうソフトを探したところ、『クリップスタジオ(クリスタ)』が、アマゾンさんで安めで価格の割にそれなりに充実!と読み、
漫画家さんのアシスタントしてる知人から、漫画を描くのにいいよーという話を聞きました。

ので、使うのは趣味くらいだし、とクリスタのPAINT(安めのやつ)を買うことにしたのです。

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ペンタブ使えるかな?

一番心配だったのが、ペンタブでアナログ相当の線画を描けるか?ということでした。

仕上げだったらマウスでゴリ押しできますが、ペン入れ線だけはそういかないからです。

とりあえずクリスタ自体はお安いし、ペンタブ使いこなせなかったら、線画取り込みで仕上げに使えばいいやと使い始めました(しかし、線画取り込みは少し使いにくかったので、絵を描く回数自体が減ってたろうなと思います)。

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筆圧調整大事!

思ったようにペンを運べない!滑る!ヨレる!!
最初にペンタブを買った時は、ここで躓いたものでした。

以前使っていたフォトショップでも、そういった機能はあったかもしれませんが、超適当に使っていた私は、マウスの速度設定を遅くしたくらいだったので、まあ、上手くいきませんでした。

クリスタは、筆運びの速さとかペンタブ運びそのままですし、筆圧あるなしの設定もできるし、カンバスの角度変えるのも簡単だし、線のブレ補正もあるしで、時代は違うなあ、と感心しきりです(フォトショにもすでにあったかもs(略))。

線ブレ補正は無論最大に、筆圧調整で変えられるペンの軟らかさは、私は筆圧無いほうなのと、描いてるつもりなのに線が出ないのがストレス感じるので、軟らかめにしてます。

そうしましたら、なんとかアナログに近い線が引けるようになりました。

描くものが小さくて、線が太くなる…と感じる時は、ペンの線の太さを、細く設定しています。

逆に、大きい人物アップなどを描く時は、線の太さを太くしています。

グラデトーン小ネタ

私はグラデーション(グラデ)トーンが大好きで、それはもう色んな角度で貼りまくるのですが、クリスタのグラデトーンツールだと、
動作がどんどん重くなってくるので、新規レイヤーをグレースケール乗算の濃度70パーセントにして、グラデーションツールを使ったり、スプレーツールでグラデトーンっぽく塗っています。

特にスプレーツールを使うと、スクリーントーンにある、いかにもCG!って感じのモノのようになって、楽しいです(私が)。

トーン小ネタ

ウェブ用にトーンを貼ったものを上げると、もろにモアレになりますが、グレースケールの乗算10%〜30%で塗ってウェブ用に、印刷用には同じデータを後でモノクロ2階調(トーン化)保存すれば、トーンを貼ったような処理にできます。

名前を61とか73とか、トーン化する番号をつけておくと間違えにくいので、おすすめです。

文字の加工はいまいち?

文字の加工は、基本左右そのまま拡大縮小くらいしかできないので、縦長横長にしたり、重ねたりしてロゴっぽいものを作るのは、できませんでした。

文字を置いて、範囲指定でそういったものを作ると、アウトラインがギザギザになってしまいました。

ただ、漫画を描く分にはフキダシのちょうどまん中に文字を置くのがデフォルトでできたり、白フチをつけるなどがやりやすかったり、使いやすいです。

まとめ

デジタルの長所は、いくらでもやり直せることと、細かいところを見易いことです。

前者は、いつまでも直しが終わらない…ということと諸刃の剣ですが、後者はむしろ、老眼が出始めてしまった!という方にこそおすすめです(絵は結局、目で描くものだからです)。

いくらかデジタルでやったことがあるのでしたら、問題なくクリスタに移行できると思います。

全くの初心者で、操作に慣れるのが大変…でしたら、体験版を体験するのがいいと思います。

仕上げや色塗りだけでも、お役立ちです。

なんといってもデジタルの最大の長所は、部屋が散らからない!&片付けなくていい!
あと、クリスタの安め版は合わなくてもまあ、諦めつくか…というお値段なので、デジタルお試しで買ってみるにはいいと思いますよ!




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