タブレット端末のOSは3種類、一体何がどう違うのかその特徴は?

2017年3月8日タブレット端末

ASUS タブレット ZenPad Z300C-WH16 Android5.0.2/10.1インチ/2GB/16GB

タブレット端末を初めて購入する場合、まず悩むのがどのOS搭載の機種を選ぶかと言う事ですね。

現在タブレット端末のOSとしては、アンドロイド、ipad、Windowsの3種類が上げられます。

初購入の場合はまずどれを選んでいいのか、いやその前にこの3種一体どう違うのかから知っておかなければなりません。

この3種の違いと、メリットやデメリット、向き不向きなどを比較してみましょう。

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3種の基本的な仕様とは

まず基本的な仕様についてです。

この3機種はそれぞれ、バックグラウンドが違いますので、この先の比較検討にもそれがかかわってきます。

ipadはアップル社製のOSであり、タブレット端末です。

アップル社と言えば、PCではマックが大きなシェアをもっています。

堅実でしかも創意工夫に富んだ社風は、創業時から変わりません。

アンドロイドはネットでは知らない人のいない、GoogleのOSです。

さすがにネット上で大きなシェアを誇る会社のOSですので、使用者の立場に立った工夫がなされています。

最後にWindowsです。

こちらは3種の中では後期参入ですが、さすがにPCではトップを走るWindowsのOSですので、PC使用者には使いやすい仕様になっています。

ちなみに、アンドロイドとipadはスマホでも使われているOSですので、スマホユーザーには使い勝手が良く馴染みも深い仕様と言えます。

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アンドロイドの場合

アンドロイド搭載のタブレット端末は、非常に普及していますし手軽に手に入ります。

アンドロイド搭載のタブレットの基本

アンドロイドのOSは所謂オープンソースですので、各PC業者が開発したタブレット端末機種は、それこそ星の数ほどあります。

その為に機種の選択肢も多く、PC慣れした人にとってはそれだけでも楽しめる一因となっています。

ただ問題はこのオープンソースのために、タブレット本体の性能が安定していないと言う事です。

どのPC業者でも使用できるアンドロイドOSですので、性能に差が出てしまうのは仕方ないとも言えるでしょう。

OSの特徴

アプリ開発などの自由度が大変に高いのが特徴です。

ご自分好みに改変して、あれこれいじるのが楽しい中級者には、使う楽しみと工夫を与えてくれるOSですね。

日本語入力なども好みのタイプに変換できるので、自由度は大変高いと言う事です。

ただ不慣れな方の場合、カスタマイズが上手く出来ないと、使い勝手が良くないと感じるケースもありますので、注意が必要です。

総体的に、中級者におすすめのOSと言っていいかもしれません。

値段やネット接続に関して

オープンソースで出されているアンドロイドですので、格安タブレット端末も高機能端末も、お財布次第でいくらでも選択が可能です。

問題は、格安の端末の場合当たり不当たりがあることや、性能的に今一歩の物があることも覚えておきましょう。

ネット接続に関しては、wi fi専用もSIMフリーも、大して値段の差が無く出ていますので、ネットの使用に応じて選ぶことが出来ます。

3種の中では最も、出費を抑えられるOSでもあります。

総体的に見て

価格的にはかなり安価な物もあって、手に入れやすいタブレット端末です。

ネット接続の多い人に便利な、SIMフリー端末も多く出ていますので、屋外でのネット使用の多い人には使い勝手がいいでしょう。

ただセキュリティに関しましては、ウィルスの混入の危険性などもありますので、しっかりとしておくことが大事です。

カスタマイズなど出来る中級者の、サブPCとしての利用に向いているとも言えます。

ipadの場合

OSも本体も、非常に安定した性能のipadです。

機種が限られるのが、いささか残念ではあります。

ipad搭載のタブレットの基本

ipadの場合、アンドロイドと違ってオープンソースではありませんので、アップル社のみの単独機種になります。

安定した技術の本体とOSですので、特に初心者には安心して使用できる製品でしょう。

何しろPCの原点とも言える、マックを生んだ会社の製品ですので、安心感を大きく与えてくれるOSと本体です。

OSの特徴

まずアプリの数が非常に豊富なのが、第一に上げられます。

豊富すぎて使い切れないという声もありますが、何にでもすぐに対応できると言う強みは、安心感に通じます。

またオフィスアプリが非常に洗練された品質のいいアプリなので、仕事にも充分に対応できます。

しかしOSのアップデートに追随して、端末の寿命も決まってしまうのが弱みです。

OSアップデート対応が、その辺りで止まってしまうと言う事です。

こうなると、本体を買い替えと言う事になってしまうのが、こちらの弱みですね。

値段やネット接続に関して

こちらはアップル社の単独機種なので、お値段的には安定しているものの、アンドロイド搭載の機種よりも平均的に高くなります。

とは言え性能的にもサポート的にも、非常に安定しているのが強みです。

ただ未だに、SIMフリーのタブレット端末の数が少なめなのと、値段の面でいささか高めなのがネットユーザーには辛い所です。

ネット接続に関しては、携帯用のルーターなどが安定しますし、使い勝手としてもおすすめと言えるでしょう。

総体的に見て

価格的には多少高いものの、安心して使うことの出来るタブレット端末とOSです。

仕事用のサブPCとしても充分に使用できますし、またアプリの豊富さでエンターテイメントにも向いています。

ウィルスに対しても高い安全性を誇っていますので、仕事にも使用する人には安心のOSと言えるでしょう。

Windowsの場合

言わずと知れた、PS使用者で知らない人はいないだろうOSの、タブレット版です。

Windows搭載のタブレット端末の基本

他の2つのOSが、スマホからの参入であるのに対して、こちらはPCからの参入になります。

まだそれほど機種は数多く出ていませんが、会社や家で使用しているPCと同じ感覚で使用できると言う事で、普及しつつあります。

スマホを使用していない人がタブレットに挑戦する場合、OSがWindowsであると言う事は安心感を生んでくれるでしょう。

OSの特徴

こちらのOSの場合、何と言っても最新のWindows使用になっていますので、PCと同じような感覚で作業が出来ると言うメリットがあります。

ただしそのメリットは、これだけ高機能であるために、タブレット本体の性能に大きく関わってくることになります。

かなり高機能ハイスペックな機種でないと、Windowsはサクサクと動いてくれないわけです。

しかもWindowsのアップデートも、そこそこ頻繁に行われますので、HDDにもメモリ容量にも余裕が必要です。

従って、タブレット端末と言うよりは2in1PCの形を取ることが多くなっています。

値段やネット接続に関して

こちらも本体メーカーによっては、かなり安い品も出ているのも事実です。

ただ先に書きましたように、スペックが低いと結局使い物にならないと言う悲しいことになりますので、ある程度の予算は組む必要があります。

お金に糸目をつけない場合、PCと同等の性能のタブレット端末も手に入りますので、外部で仕事の多い方には投資と言う形で使用も考えられますね。

ネットの接続に関しては、殆どSIMフリーの端末は見受けられません。

外部ではルーターなど携帯しての使用が、おすすめになります。

総体的に見て

価格的にはかなり高いものでないと、使えないと言う結果を生んでしまうOSです。

ただし価格相応の機種を用意すれば、オフィス内と同様の仕事がこなせる機種でもあります。

加えてWindows専用のオフィスなども使用できるのが、家庭や仕事場で同じOSを使用している場合、使い勝手も良く便利なのが特徴です。

お仕事メインで、でも外出時にもPCが必要だと言う方に、おすすめのOSになります。

まとめ

3種のタブレット端末のOSに関して、代表的な特徴を上げてみました。

勿論実際に試用した場合の個人差もありますので、これが一番と断言できないところはお許しください。

用途やネット使用の多少、そして何よりもお財布の中身と相談して、一番使えるご自分だけのタブレット端末を選んでください。

その為の参考になれば幸いです。






2017年3月8日タブレット端末