タブレット端末をサブモニターにすれば快適な環境ができあがる!

タブレット端末

ASUS ME 180シリーズ TABLET / グレー ( Android 4.2.2 / 8inch touch / ARM Cortex-A9 / 1G / 16G / BT3 ) ME180-GY16

タブレット端末は単独でも使いでのあるデバイスですが、パソコンと組み合わせるという使い方もあります。

その1例がタブレット端末のサブモニター化で、これが有るとパソコンの利便性は飛躍的に向上するはずです。

特にメインモニターの大きさに悩んでいてタブレット端末に興味があり、既に所有している方なら試してみる価値は十分にあります。

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サブモニターとしての費用対効果

「サブモニターを導入するならメインとは別にもう1台パソコン用のモニターを買えば良いのでは」という声は正解ではありますが、実際にそうした環境を整えるとなると少し骨がおれます。

まずモニターは大きいため設置場所を作る必要があり、この時点でなかなか難しいものです。

さらにモニターとパソコンを接続するためのグラフィックボードも別途購入しなければいけませんし、ケーブルも手持ちが無ければ買わなければいけません。

またパソコンを奥まった場所に設置し部屋が片付いていないなら作業するだけでも数時間を費やすはめになるでしょう。

こうした問題を乗り越えた先には快適な環境が待っていますが、それに費やされる費用と時間は結構なものになるかもしれません。

一方、パソコンのモニターの中には「モバイルモニター」というものも存在しています。

これは携帯型のモニターで、タブレット端末と瓜二つですが機能としてはパソコン画面をモニタリングすることしかできません。

何しろ相場から見ると価格面ではタブレット端末よりも割高となってしまうという点がネックです。

デバイス単独でできることが無い、という点は結構なデメリットと言えるかもしれません。

最も手軽なタブレット端末

これらの問題をタブレット端末なら解決することができます。

近年、タブレット端末は機種にもよりますがより安価で性能の良いものが現れるようになったため手に入れやすいですし、単独で色々なことをすることも可能です。

既に所持しているにも関わらずどう使おうか考えている内に端末を放置している方もいらっしゃるかもしれません。

こうしたタブレット端末が身近になった現代にこそサブモニターとして活用する余地が十分残されているのです。

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物理的な面倒さはほとんど無し!

通常のモニターをマルチディスプレイとして運用する場合には様々な物理的制約を受けることになります。

置き場所、グラフィックボードの枚数、ケーブルのスペース、こうした要素は思わぬ状況を生んでしまうものです。

購入したモニターが思ったより大きかったならスペース作りをする必要がありますし、もしスペースを作れなかったなら斜めに設置したりすることになるかもしれません。

マザーボードのチェックを忘れて対応しているグラフィックボードとは別のサイズのものを購入すれば大変です。

パソコンの裏側におけるケーブルのスペースも考慮に入れなければめちゃくちゃな状況になり二度と触りたく無くなるでしょう。

こんなときタブレット端末を利用すれば全ての煩わしさから解放されます。

制約の少ないタブレット端末

タブレット端末をサブモニターとする場合にはグラフィックボードと接続せずに使えます。

また通常のモニターに比べ薄く軽く少し小さめなので手軽に扱うことができるのです。

一旦設置してみて気に入らなければささっと別の場所にまた置きなおすことができるので、しっくりくる位置を自由に調整できます。

モニターと並列する必要が無いため、タブレット端末だけ近くに置けば視認性も問題無いでしょう。

色々な活用方法が考えられる利便性の高いサブモニターなのです。

ただケーブルを使う必要があるかもしれません。

これは利用するアプリによるのですが、無線接続できるものと有線接続のみのものなど様々なものがあります。

といってもディスプレイ用のケーブルではなくUSBなどのスリムなものなのでやはり手軽に接続できるでしょう。

そもそも無線接続環境を構築したいのであれば無線に対応したアプリを導入すれば良いだけだったりします。

このように、タブレット端末によるサブモニターはほぼ物理的制約を無視できるのです。

自由自在に使いこなしていきましょう。

OSやアプリによって異なるサブモニター化の手順

現在発売されているタブレット端末はiOSとAndroid、それからWindowsという3つのOSに分けることができます。

Apple社の端末であるiPadはiOSで、それ以外はほとんどAndroid、少しだけWindowsという状況です。

手持ち、もしくは購入予定の端末のOSについてはしっかりと確認しておきましょう。

OSによってサブモニター化を行う手順もそれぞれ異なるのです。

iOS搭載端末のサブモニター化

まずはiOSですが、これは実に簡単にサブモニター環境を構築することができます。

例えばDuet Displayという有料アプリの場合、アプリをインストールしてMacないしパソコンにも対応ソフトをインストール、そしてLightningケーブルで接続すれば完了です。

本体側がMacであれWindowsであれこれだけで接続終了となるため、非常に簡単な手順で済んでしまいます。

ですが何せiPadはお高い…。

Windows10搭載端末のサブモニター化

Windowsのタブレット端末とWindowsを接続することはこれ以上無いくらい簡単です。

なぜならOSの機能としてタブレット端末をサブモニター化する機能が備わっていて、有料アプリを入れる必要すらありません。

まずタブレット端末側を操作しスタートメニューから「接続」という項目を選び待機状態にさせます。

それからメイン端末でアクションセンターから「接続」を選択し、表示された項目の中からサブモニター化したい端末を選べば完了です。

ただWindows搭載タブレット端末もお安い訳ではありません…。

Android搭載端末のサブモニター化

そこでお安く手に入れられるAndroidの出番なのですが、これは一筋縄ではいきません。

と言っても一度把握できれば費用対効果は抜群なので一番おすすめの方法です。

Androidでは開発者向けオプションという機能を利用することになります。

ただ標準ではこの項目は表示されていないので、まずは特殊な操作をしなければいけません。

特殊な操作とは、ソフトウェアの情報画面でビルド番号を連続で7回タップする、というもので完了すれば「これでデベロッパーになりました」と表示されるはずです。

すると開発者向けオプションと言う項目が表示されます。

何だかゲームの裏技のような話ですが本当のことなのです。

そして開発者向けオプションをONにし、USBデバッグの項目をONにしましょう。

パソコンとタブレット端末を接続したら次はADBデバイスのインストールを端末に対して行います。

インストーラでデバイスを提供しているところもありますが、そうでない場合はデバイスマネージャーからデバイスの更新をしましょう。

メーカーからダウンロードしたADBドライバでドライバの更新を行えば大丈夫です。

最後にTwomonUSBなどの対応アプリをタブレット端末とパソコンに導入し、アプリの説明に従って接続すれば完了です。

大変なようでいて案外簡単なAndroid端末のサブモニター化、是非試してみて下さい。

快適なサブモニター環境

こうしていずれかの方法で構築したサブモニターのある生活は非常に快適な環境となるでしょう。

例えばGoogle翻訳を常にサブモニターに表示していれば英語翻訳が捗りますし、Youtubeを再生しても良いかもしれません。

特に何かを調べる際に画面がブラウザやメモ帳で一杯になるとき、サブモニターがあることで飛躍的に環境が良いものになります。

多少費用はかかりますが、価格に見合ったパソコン環境となるでしょう。

まとめ

タブレット端末のサブモニター化について色々と見てきました。

もし、現在放置していたり手に余る端末があったりするならサブモニターとして運用してみると良いでしょう。

複数の端末で自分に合った環境を構築すればちょっとしたハイテクな雰囲気を味わえるかもしれません。

手軽に扱える端末であるからこそ応用のしがいがあります。

色んな形でサブモニター環境を作ってみましょう。






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