デジタルで絵を描く人間にはあこがれの製品「液晶ペンタブレット」
医療機関から金融機関、教育現場や建築関係、アニメーターや漫画家、イラストレーターといったさまざまな分野で活躍する液晶ペンタブレット。
最近は価格も手ごろでサイズもコンパクトのものがでたため、絵を生業としていなくても手を出せる領域にまで来ました。
それでもまだまだ高い液晶ペンタブレット、「買ったけど失敗だった」なんてことにはなりたくないですよね。
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どんな人に向くのか?
お絵かきが好きな人、というのは大前提。
ある程度のお絵かき歴が長く、どちらかといえばフルデジタルのみでお絵かきをしてきた人よりはアナログ作業をメインとしてきた人に向きます。
液晶ペンタブレットは手元を見ながらの絵画になるので直感的にお絵かきが可能です。
板タブレットを使用していた時に、手元ではなく画面を見て作業していたのに違和感がある人には馴染みやすいかもしれません。
また、線画や塗りを早めたいという人にも向くかも!?
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しかし導入には価格の壁が……
手頃な価格になってきたと言っても、まだまだ個人で手を出すには高額な液晶ペンタブレット。
ペンタブレット、と聞いて思い出すメーカーといえば真っ先に「Wacom」だと思います。
しかしWacomの出す液晶ペンタブレットは一番手頃価格でコンパクトサイズであるCintiq 13HDでも116,640円(税込)です。
おいそれと手を出せる価格ではありません。
メーカーから直接ではなく、アマゾンや楽天といったネットショップでの購入でも、それでも10万近い価格です。
やはり液晶ペンタブレットを導入する際に一番の壁となるのがこのお値段です。
海外製品にも目を向けてみる
日本ではWacomが主流ですが、海外のメーカーでも液晶ペンタブレットを取り扱っています。
例えばHUIONの出す液晶ペンタブレット。
HUIONは中国メーカーなのですが、GT-220という液晶ペンタブレット、21.5インチというサイズでも価格はなんと95,327円。
10万円を切るんです。
Wacomの出すCintiq 22HD touchが上記のものと同じサイズのものとなりますが、価格は278,640円です。
価格差は歴然としていますよね。
海外でも評価の高いYiynovaの出す液晶ペンタブレット。
MVP20U+RHという製品は19.5インチですが、価格は111,800円ほど。
やはりWacom製品と比べるとぐんっと安くなります。
しかし挙げた製品は海外メーカーのものであり、日本ではまだ普及はあまりしていないためにレビューも少なく、またサポートも充実しているとは言い難いです。
海外製品に手を出す場合は、価格を取るのか、それとも安心を取るのか、悩みどころです。
また、海外製品と自分の所持するPC周りの環境が合うのかどうかも重要なので、事前に調べておく事も大事です。
置き場所も重要!
値段の次にネックとなるのがやはり置き場所です。
板タブレットとは違い、机に直接置いても幅をとったり、後ろが出っ張っていてスタンドがないと置けない、なんてこともあります。
あまり大きすぎるものを買ったとしても、今度は置き場所に困ったのではいけませんよね。
そんな時はモニターアームの導入を考えてみてはいかがでしょうか?
アームを使えば宙に浮く為、机の幅を気にする事もなく自由度が高くなります。
PCモニターに取りつけても、液晶ペンタブレットに取りつけてもいいですし、直置きでは無理だったモニターの回転も容易にできますのでおすすめです。
まとめ
液晶ペンタブレットはデジタルでお絵かきをしている人にとってはやはり夢、や憧れといった製品ですよね。
お絵かきの道具で10万円を払えるのかどうなのか、そこがやはり鍵となってきます。
しかし、一度導入してしまうとその描きやすさに手放せなくなってしまうはず。
検討してみる価値は絶対にあります。
液晶ペンタブレットでまた一段お絵かきが楽しくなりますよ!