デュアルディスプレイではよくあるけど…液晶モニタを斜め置きする際の注意点ってある?
液晶モニタは、基本的には正面に置くものになります。
でも、場合によってはそれを斜め置きすることもあります。
それが、デュアルディスプレイのシーンです。
デュアルディスプレイのシーンでは、斜めに置いた方がスペースをとらないので、そうすることがあるのです。
でも、そうして斜めに液晶モニタを置くことには、注意点があります。
斜めに置くと距離感が良くわからなくなることがある
斜めに液晶モニタを置く際の注意点としてまず挙げられるのは、距離感の問題です。
当然ながら斜めにおけば、机の中央側は目から遠くなり、机の端側に来る方は、目の近くになっていきます。
そうなると、液晶モニタの中の距離感が良くわからなくなることがあるのです。
もちろんそれは、慣れの問題でもあります。
だから次第になれることはあるものです。
でもなれるまではすごく気持ち悪く映ります。
逆にそのせいで作業効率が落ちてしまうということもあるのです。
では、これに対しての対処方法はないのでしょうか?
角度をつけすぎないこと
もちろん対処方法はあります。
それが、角度をつけすぎないということです。
角度をつけすぎてしまうと、それによってより目の近くに来る部分と遠くに来る部分の差が激しくなります。
その差が激しくなればなるほどに見づらくなることは間違いありません。
だから、角度をつけすぎるのはおすすめできません。
角度はあくまでも少しで良いのです。
そもそもなぜ角度をつけるのか
そもそも、どうして液晶モニタを斜め置きにして角度をつけるのでしょうか?
それはやはりスペースの節約ということもありますが、それ以上に、斜めにした方が一目で全体をとらえることができて見やすいからです。
だから、斜めにしすぎてしまうことによって一つ一つの液晶モニタが見づらくなってしまっていたら、こうして斜めにすることのメリットが薄くなってしまうのです。
それでは斜めにする意味がなくなります。
なので、そうならない程度に適度に角度をつけるくらいにしないとなりません。
そのあたりのバランスには、当然個人差があります。
だから一概にこのくらいの角度にすればよいとは言えません。
自分でじわじわ調整しながら、見づらくもならないし一目で見えるというようなバランスの角度を見つけていってください。
光の当たり具合が変わらないように注意
液晶モニタを斜めに置くと、光の当たり具合が変わってきてしまうことがあります。
光の当たり具合が変わってきてしまうと、光が当たるところは見やすくて、光があまり当たらないところは見づらいということになってしまいます。
そうして光のあたり方が変わってくると、どんな不具合が見られるでしょうか?
目が疲れやすくなる
一つはやはり、目へのダメージです。
一部分は明るく見えて、一部分は暗く見えるとなると、その分だけ目は疲れやすくなります。
だから光の当たり具合をうまく調節しないと、どんどん目が疲れてしまうのです。
ただでさえ、デュアルディスプレイは目が疲れやすいです。
デュアルディスプレイということは、液晶モニタ二つ分の光を目に浴びることになります。
だから、目が疲れやすくなるのは当然なのです。
それに加えてさらにこういうダメージまで来てしまっていたら、間違いなく作業効率は落ちていきます。
仕上がりに影響が出ることがある
あるいは光の当たり具合が違うと、何かを作成する際に仕上がりに影響が出ることがあります。
たとえば、色の具合を調整しないといけない作業をしていたとします。
それなのに液晶の光の当たり具合が違うとなれば、当然その分だけ色の具合も変わってきてしまうのです。
だから、何となく変な色味で完成してしまうことも出てきます。
目が疲れるくらいならばまだしも、これは問題です。
角度と位置で調節する
では光の当たり具合がちょうどよくなるようにするには、どうすればよいでしょうか?
光の当たり具合を全体的に同じようにするためには、液晶モニタの角度と位置を調節するのが一番です。
やはり斜めにしすぎてしまうと、その分だけ光の当たり具合が乱れやすくなります。
また、ライトの位置によって、大して角度をつけていないのにそうなってしまうこともありますから、ライトの位置を見ながら液晶モニタの位置を調節することも大切になります。
こうした角度や位置を微調整して、コントロールしていかないとなりません。
二つの距離が遠すぎると目が疲れる
液晶モニタを斜め置きする際には、二つの液晶モニタの距離が遠くなることがあります。
あまり近すぎると、角度が急になることがありますから、角度を意識して遠くなることがあるのです。
もちろんここまでに見てきた通り、角度をつけすぎてしまうのはよくありません。
しかし、角度をつけないようにしていると、どうしても二つの液晶モニタの距離が遠くなってしまうことがあるのです。
でもそれは、目の疲れを招きます。
目の移動が大きくなってしまう
そうして二つの液晶モニタの距離が離れていると、あっちを見て、次にこっちを見てという風に、目の移動距離が長くなってしまうのです。
目の移動距離が長くなると、当然その分だけ目は疲れてしまいます。
だから、目の移動距離はあまり長くしないことが大切になります。
でも、二つの液晶モニタの距離が離れていたらそれを避けることはできません。
なので、二つの液晶モニタは離れさせすぎてはいけません。
あまり大きな液晶モニタを使わない
ではどうすれば角度も適切で、かつ距離も適切になるでしょうか?
それにはやはり、あまり大きな液晶モニタを使わないことが大切になります。
大きな液晶モニタを使えば使うほどに、二つの液晶モニタの角度や距離はおかしくなっていきます。
だからそこをまずは整えます。
ある程度小さい液晶モニタであれば、あまり角度をつけなくても、二つのものは近くによれます。
そして一目で全体が見えるようになるのです。
だから、そもそもの液晶モニタを見直してみるというのもおすすめです。
そもそも斜めでは見づらいモニタもある
液晶モニタの中には、そもそも斜めの角度では見づらいというものもあります。
もしそういう液晶モニタを使用している場合には、多少角度に気を付けていても、斜めに設置することによって見づらくなってしまう可能性はあります。
なので、やはり液晶モニタ選び自体も大切なことになるのです。
実店舗で見てみるべき
では、どうすれば斜めで見づらい液晶モニタを避けることができるようになるでしょうか?
斜めでは見づらい液晶モニタを避けるためには、やはり実店舗でその液晶モニタを見てみるよりほかありません。
実際に角度を斜めにしてみて見えづらく感じたのであれば、それは家に帰ってからも同じになる可能性が高いです。
しかし、実際に斜めにして問題ないのであれば、家でも当然問題はなくなります。
最近では液晶モニタなどの大きなものを買う際には、ネットで買う方が多いのではないでしょうか?
そのほうが楽であることは間違いありませんから。
でもより確実なのは、このように実店舗で買うことです。
あるいは実店舗で買わなくてもよいので、少なくとも足を運んでチェックはしましょう。
まとめ
液晶モニタを斜めに置く際の注意点としては、やはり見えづらくなって目が疲れてしまうことがあるということになります。
それを避けるためには、角度や位置を調節したり、そもそもの液晶モニタ選び自体を考え直してみたりという対処方法があります。
是非これらのことを参考にして、液晶モニタを斜めにしていても目が疲れないようにしていってください。