トリプルディスプレイを構築せよ!マルチ液晶モニタは本当に便利なのか?

液晶モニタ

iiyama ディスプレイ モニター XU2290HS-B2 21.5インチ/フルHD/スリムベゼル/HDMI端子付

映画を鑑賞していると、マルチディスプレイ環境のシーンをよく見かけます。

例えば、「MI5ローグ・ネイション」では、CIAエージェントのベンジーが、トリプルディスプレイでゲームをしているシーンがあります。

使用している液晶モニタのメーカーは、Dellですね。

映画にこのようなシーンが出て来るという事は、マルチディスプレイ環境が日常化しつつあるということでしょう。

今回は、そんな現状もふまえ、トリプルディスプレイを構築した自らの体験を紹介したいと思います。

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自作マシンの主な用途

今回の自作マシンは、Web閲覧、オフィス関連、動画・音楽鑑賞などいわゆる一般的な用途です。

VRや重量級ゲームのプレイは想定していません。

ゲームに関しては、eーSportsのような、軽いレベルのゲームが動けば良い程度です。

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CPUはRyzen31200に決定

根っからのAMD派というわけで、今回は「Ryzen31200」を選んでみました。

4コア/4スレッド、3.1GHz、TDP65WのCPUです。

特にマルチスレッドの性能が優れています。

実売価格も15、000円前後と非常にコストパフォーマンスの優れたCPUとなっています。

当然、マルチディスプレイを構築する上でも十分な性能を持っています。

グラフィックボードはMSIのVD6130を購入

今回の自作は、Ryzenを使用します。

よって、グラボも同じAMDで揃えてみようと思い、MSIのVD6130を選択してみました。

まぁ、NVIDIAのGeForceGT1030でもよかったのですが、このあたりは個人的なこだわり以外の何物でもありません。

MSIRadeonRX460VD6130

今回はトリプルディスプレイを構築するため、グラボ側の出力端子は3基必要です。

MSIVD6130は、映像出力端子としてDisplayPort1.4、HDMI2.0b、デュアルリンクDVI-Dを備えています。

この世代のグラボだと、4K出力にも対応しています。

ちなみに、このグラボで4K出力が可能なのは、DisplayPort1.4、HDMI2.0bの2端子のみです。

デュアルリンクDVI-Dの最大解像度は、2560x1600までです。

ただ、現状においては4Kコンテンツ自体が少ない状況です。

フルHD出力が可能であれば、それほど4Kにこだわる必要はないでしょう。

VD6130は、2GBのGDDR5メモリを搭載し、ボードの全長が172mmと扱いやすいショートサイズになっています。

当然、マルチディスプレイのフルHD出力にも対応しています。

消費電力は75Wで、補助電源も不要です。

実売価格は、13、000円前後となっています。

マルチディスプレイを構築する時に注意する点

ここでは、マルチディスプレイ環境を作る上での注意点をチェックしていきましょう。

購入前に時間をかけて検討すれば、問題ありません。

出力端子と入力端子に気をつける

まずグラボの出力端子とディスプレイの入力端子が、一致するかどうか確認しましょう。

今回のケースでは、液晶モニタ側にDisplayPortの入力端子がなければ、3台のモニタをグラボに接続することができません。

スペースを確保できるか

次に問題となるのが、液晶モニタを設置するスペースがあるかどうかです。

購入前にWebでモニタの寸法をチェックし、スペースを確保できるかどうか確認しておきましょう。

スペースがなければ、トリプルディスプレイをあきらめ2枚のマルチディスプレイにするのも有りです。

サイズの組み合わせ

個人的な意見ですが、大きさは3枚とも異なるサイズにしたほうがおすすめです。

例えば、3枚とも同じ画面サイズで揃えてしまい、その大きさが自分の用途に合わなかった場合は、苦痛です。

3枚とも異なるサイズにしておけば、どれか自分の用途にぴったりのモニタがあるはずです。

そのモニタをメインディスプレイにして、他のモニタをサブディスプレイとして使えば、十分快適な環境を構築できます。

マルチディスプレイの選択

今回トリプルディスプレイを構築する上でまず考えたのが、モニタのサイズです。

スペースの関係から、21.5型、23.8型、27型を選んでみました。

ディスプレイのレイアウトは、真ん中に23.8型、向かって左側に27型、向かって右側に21.5型です。

モニタの条件は、ノングレアの広視野角パネルである事、信頼できるメーカーである事、フルHD出力が可能である事の3点です。

今回は、前述したように4K出力にはこだわっていません。

以上のような条件から、絞り込んだ結果、3枚ともiiyamaのモニタになってしまいました。

3製品とも同じメーカーなので、「BlueLightReducer」「i-StyleColor」「エコモード」といった機能は共通に搭載しています。

XU2290HS-B2 21.5インチ

iiyama ディスプレイ モニター XU2290HS-B2 21.5インチ/フルHD/スリムベゼル/HDMI端子付

AH-IPS液晶ノングレア(非光沢)パネルです。

AH-IPSとは、通常のIPSより透過率の高いパネルです。

バックライトの光をよく通すので、少ない消費電力で十分な輝度を得ることが出来ます。

そのため、色合いも鮮やかで美しい表示を実現しています。

最大画面解像度は1920×1080(フルHD1080P)に対応しており、16:9の高画質映像を最適に表示することができます。

当然、IPSパネルなので視野角も広く、斜めから見ても映像は鮮明です。

また、目の疲れの原因となる、青色光を削減するBlueLightReducer機能も搭載しています。

i-StyleColorという機能で、ゲームモードやムービーモードを選択して最適なカラーモードをシンプルに設定できます。

省エネ機能は、3つのエコモードを搭載しており、ボタンひとつで簡単に切り替えることができます。

消費電力は22Wとなっています。

現在、このモニタは、Web閲覧やオフィス使用時のサブディスプレイとして利用しています。

実売価格は16、000円前後となっています。

XU2492HSU-B1 23.8インチ

iiyama ディスプレイ モニター XU2492HSU-B1 23.8インチ/フルHD/スリムベゼル/DisplayPortx1/HDMIx1/D-subx1

現在、中央に配置しメインディスプレイとして使用しているのが「XU2492HSU-B1」です。

23.8型のAH-IPS液晶ノングレア(非光沢)パネルです。

最大画面解像度は1920×1080(フルHD1080P)です。

Web閲覧やオフィス関連のソフトを使用する場合は、この位がちょうどいい大きさですね。

機能的には、前述した「XU2290HS-B221.5インチ」とほぼ同じです。

やや異なるのが、入力端子にDisplayPort×1、HDMI×1、D-SUB×1を装備している点です。

今回購入したモニタのうち、DisplayPortの入力端子を持つのは、この液晶のみです。

よって、グラボ側のDisplayPort出力端子と接続するのは、このディスプレイにしました。

消費電力は16Wとなっています。

オーバードライブの設定で応答速度も、4msまで上げられます。

実売価格は22000円前後です。

XB2783HSU-B1 27インチ

iiyama ディスプレイ モニター XB2783HSU-B1 27インチ/フルHD/HDMI端子付

27型広視野角のAMVA+パネル液晶モニタです。

最大画面解像度は1920×1080(フルHD1080P)、パネル表面はノングレア仕様となっています。

31.5型にするか27型にするか、ぎりぎりまで迷ったのですが、31.5型に適当なノングレアのパネルがなかったので、27型の液晶モニタを選択しました。

27型といっても横62.3x縦40.1cmのサイズです。

座布団程度の大きさがあるので、慣れるまではその大きさに圧倒されます。

やはり、大画面で色再現性も高いので、映画のような動画鑑賞用として使用しています。

気分は、ちょっとしたミニシアターです。

ちなみにAMVA+パネルは、視野角を広くするなどVAパネルをさらに進化させたものです。

以前のVAパネルは、斜めから見ると、画面が白っぽく写るという欠点がありました。

AMVA+パネルでは、その点がかなり改善され、視野角は左右上下178°となっています。

表示色は、1677216色(約167万色)となっており、色再現性が高いのもAMVA+の特徴です。

これにより、緻密な映像を鑑賞できます。

入力端子は、HDMI、DVI-D、D-Subミニ15ピンの3系統を装備しています。

消費電力は34Wとなっていますが、エコモードでさらに省エネ化が可能です。

応答速度は、オーバードライブ設定で4msまで高速化できます。

実売価格は、25000円前後となっています。

マルチディスプレイのメリットとデメリット

ここでは、自分自身で体験した、マルチディスプレイのメリットとデメリットについて説明しましょう。

マルチディスプレイにおけるメリット

最大のメリットは、シングルディスプレイより作業領域が圧倒的に広い点です。

一々、ブラウザ、オフィス、動画というようにウィンドウを開く作業から開放されます。

3画面同時に表示させておけばいいからです。

これは、年単位で換算すれば、相当の時間節約になりますし、PC操作のストレスを大幅に軽減してくれます。

マルチディスプレイのデメリット

3画面同時にソフトを立ち上げていると情報過多になり疲れを感じる時があります。

また、エコモードは搭載されていますが、パネル3枚を合わせると消費電力のようなランニングコストも無視できません。

そのような場合は、電源ボタンをOFFにして必要のないモニタの電源を切ってしまいましょう。

惰性でディスプレイを複数枚使用する必要はありません。

あくまで、必要な時に必要な枚数を使用するというフレキシブルな考えでいれば、マルチディスプレイのデメリットは解消できるはずです。

マルチディスプレイの設定方法

マルチディスプレイの設定は、意外と簡単です。

OSがWindowsであれば、「Windows」+「P」のショートカットキーで「表示」メニューを呼び出します。

ここで「拡張」を選択しておけば、複数のディスプレイにデスクトップ画面を表示できます。

さらに細かい設定をしたい時は、デスクトップ画面上で右クリックします。

Windows10であれば、右クリックメニューから「ディスプレイ設定」を選択します。

Windows7/8/8.1であれば、同じくデスクトップ画面上で右クリックし、「画面の解像度」を選択すれば、より細かい設定(例えば、どのモニタをメインにするか)が可能です。

まとめ

今回、紹介した液晶モニタを以下にあげておきましょう。

  • XU2290HS-B2 21.5インチ
  • XU2492HSU-B1 23.8インチ
  • XB2783HSU-B1 27インチ

いずれも、jicamaの液晶モニタです。

ノングレア広視野角パネル、実績のあるメーカー、フルHD出力の3点にこだわって、トリプルディスプレイを構築してみました。

以前と比べ、液晶の技術も飛躍的に進化し、価格も安くなっています。

よってトリプルディスプレイの敷居もかなり低くなっています。

「やる事多いし、モニタ1枚じゃ使いにくいんだよね。」という人は、ぜひマルチモニタの運用を考えてみてはいかがでしょうか。

きっと違う世界が見えてくるはずです。






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